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紙から画面へ!デジタルで広がる絆

公開日: 更新日:2024.12.19
デジタルで人がつながるイメージ

 

年賀状の準備、もう面倒に感じていませんか?
印刷、宛名書き、郵送…、時間も手間もかかりますよね。でも、大切な人に感謝の想いを伝えたい気持ちは変わりません。

年賀状だけではなく、お礼状などのご挨拶や日々のコミュニケーション、あなたはどのように届けていますか?

紙の年賀状や手書きのメッセージも素敵ですが、デジタルツールを活用すれば、より手軽に、そしてエコに気持ちを伝えることができます
動画や画像で個性を表現したり、簡単な操作で美しいデジタルカードを作ったりと、その可能性は無限大。さらに、環境負荷を軽減しながら持続可能な未来にも貢献できるのです。

 

デジタル挨拶の魅力

PC画面に分割表示されたたくさんの人

 

手軽なデジタル挨拶

デジタルでのご挨拶は、その手軽さが魅力です。スマートフォンやパソコンさえあれば、ちょっとした空き時間に挨拶状を作成し、送ることができます。
LINEやメールを使えば、住所を書き写したり、切手を貼ったりするといった、挨拶状の準備の手間が一切不要です。印刷や郵送にかかる時間や費用もかからないので、忙しい方でも気軽に利用することができます。

また、デジタルでのご挨拶は、返信のスピードも早く、リアルタイムでのやり取りも可能です。オンラインで簡単に挨拶を届けることができます。

デジタルでのご挨拶は、まさに現代のライフスタイルに合わせた、スマートで便利な方法と言えるでしょう。

 

動画や画像で個性を演出

デジタル挨拶の良いところは、クリエイティブに工夫を凝らせる点です。

写真や動画を活用することで、文字だけでは伝えきれない感情や思い、より心のこもったメッセージを届けられます。たとえば、家族写真を添えたり、子どもたちの成長を伝える動画を作ったりすることで、個性を表現できます。

最近では、無料で使えるテンプレートやアプリも増えており、初心者でも簡単にプロのようなデザインを作ることができます。動くスタンプやアニメーションなどを使えば、さらに個性を演出できます。また、音声メッセージ機能を使えば、温かい声で直接言葉を伝えられます。

工夫次第で、相手にとって忘れられない特別な挨拶になり得るでしょう。

 

新しい挨拶の形

時代が変わり、挨拶の形も進化しています。
デジタル挨拶は、単に従来の挨拶状を置き換えるものではありません。それは、コミュニケーションの新しい形と言えます。SNSやメールなど、さまざまなツールを活用することで、より多くの人と繋がり、新しい関係性を築くことができます。

従来の挨拶状では表現が難しかった内容も、デジタルなら実現可能です。たとえば、メールで今年の目標を共有したり、SNSを活用して友人や家族へ一斉に挨拶を送ったりする方法があります。これにより、限られた時間を有効に使うことができます。

また、デジタル挨拶は相手のニーズにも柔軟に対応できます。喪中の方には控えめなメッセージを送ったり、ビジネス関係者には礼儀正しい挨拶を送ることができます。

【デジタル挨拶を取り入れるメリット】
時間短縮:手間と時間を大幅に削減できます。
多様な表現:動画や画像など、様々な表現方法で個性をアピールできます。
環境に優しい:紙の消費を減らし、環境負荷を軽減できます。
遠隔地とのコミュニケーション:離れて暮らす人とも気軽に連絡を取ることができます。

デジタル挨拶は、もはや特別なものではなく、私たちの生活に溶け込んだコミュニケーションツールの一つとなっています。

 

年賀状からデジタル年賀状へ

手書きの年賀状を書く女性

 

年賀状の現状と年賀状じまい

年賀状の発行枚数は、ピーク時の2003年に約44億枚を記録しましたが、2022年には約14億枚に減少し、一般家庭における年賀状の発行枚数は、ピーク時の半数以下にまで減少しているというデータがあります。郵便料金の値上がりもあり、今後も発行枚数の減少は続きそうです。
この背景には、SNSやメールの普及などのデジタル化の進展や、コミュニケーション手段の多様化、さらに若い世代を中心とした価値観の変化があります。

また、『年賀状じまい』という言葉も広がりつつあり、高齢者や手間を省きたい人々に支持されています。年賀状じまいは、相手に感謝の気持ちを伝えつつ、これからはデジタルや別の方法でつながりを続ける意思を示す方法です。例えば、「これからはLINEやメールでご挨拶します」といったメッセージを添えれば、スムーズに移行することができます。

変化を恐れず、自分らしい形でつながりを大切にすることが重要ではないでしょうか。

 

紙から画面へ

紙の年賀状からデジタルカードへの移行は、手軽さとエコという二つの大きなメリットをもたらします。

【費用と時間の削減】
印刷や郵送の手間が省けるため、費用と時間の両方を大幅に削減できます。特に企業にとっては、郵送費や印刷費の削減が大きなメリットとなります。
【環境への配慮】
紙の消費を減らし、森林伐採を抑えることで、環境負荷を大幅に軽減できます。紙の年賀状は製造過程で多くのエネルギーを消費するため、デジタルカードは環境に優しい選択肢と言えるでしょう。

さらに、受け取る側にとってもスマホやパソコンで手軽に確認でき、保存も簡単です。
デジタルならではのデザインの自由度やインタラクティブな機能も活用すれば、新しい形の年賀状を楽しむことができます。

 

デジタルカードの基本的な作成手順

デジタルカードの作成は思ったよりも簡単です。多くの場合、専用のアプリやウェブサイトを利用することで、手軽に作成することができます

まず、専用のアプリやウェブサービスを選びます。次に、お好みのデザインテンプレートを選び、自分好みに編集します。写真を追加したり、動くスタンプを入れたりすることで個性を出せます。文字部分には、温かみのあるメッセージを忘れずに入れましょう。一部のサービスでは、手書き風の文字やイラストを挿入できる機能も備わっています。また、動画を添付することも可能です。最後に、完成したデザインを保存して、相手に送るだけです。
メールやLINEで直接送れるので、住所を知らない相手にも気軽に挨拶状を送ることができます

【デジタルカード作成のメリット】
簡単作成:短時間で多くのカードを作成できます。
デザイン自由度が高い:オリジナルのデザインを作成できます。
環境に優しい:紙の消費を減らせます。
多様な機能:手書き風文字、イラスト、動画など、さまざまな表現が可能です。

 

気持ちの伝え方

多くのアイコンによるデジタルでつながるイメージ

 

メッセージで思いやりを表現

デジタルなやり取りでは、どうしても言葉だけで気持ちを伝えがちです。しかし、デジタルだからこそ、温かくて心のこもったメッセージは、相手に特別な感動を与えます。

デジタルでは、簡潔ながらも思いやりが伝わる表現を心がけることが大切です。例えば、新年の挨拶では、「おめでとうございます」だけでなく、「今年もどうぞよろしくお願いいたします」と、感謝の気持ちを添えることで、より温かみのあるメッセージになります。

また、相手の状況に合わせた言葉を選ぶことも大切です。喪中の方には、お悔やみの言葉とともに、新しい年が穏やかに過ごせるよう願うメッセージを副えると良いでしょう。

定型文だけでなく、相手への配慮を感じさせる一言を添えることで、よりパーソナルなメッセージになります。例えば、「いつもお世話になっております。〇〇さんのご活躍を心よりお祈りしています」といった、相手へのねぎらいの言葉もおすすめです。

定型文にひと工夫加え、相手に合わせた一言を添えるだけで、メッセージに特別感が生まれます。
思いやりのあるメッセージは、デジタルでも十分に心を伝えることができます。

 

デザインで心を伝える

デジタルカードの魅力の一つは、デザインの自由度の高さです。デザイン次第で相手に与える印象が大きく変わります。

単なる文字だけのメッセージだけでなく、写真やイラストを取り入れることで、より視覚的に美しいカードを作成できます。
鮮やかな色使いや、手書き風の文字でメッセージを書いたり、思い出の写真をコラージュしたりするのも良いでしょう。また、背景の色やフォントの種類を変えるだけでも、印象が大きく変わります。動くスタンプやアニメーションを活用するのも効果的です。
視覚的な要素を取り入れることで、より心のこもったメッセージを伝えることができます。

最近では無料のテンプレートが多数提供されており、初心者でも簡単にオリジナルデザインを作成できます。心を込めたデザインで、挨拶を特別なものに変えることができるのです。

 

デジタルツールでコミュニケーションを深める

デジタルツールを活用することで、遠くに住んでいる人とも気軽にコミュニケーションをとることができます。

LINEのグループチャットやSNSで挨拶を一斉に送る方法は便利ですが、個別のメッセージを添えることで相手に特別感を伝えられます。例えば、「今年も家族みんな元気で楽しい一年をお過ごしください」といった具体的な言葉を加えると、印象が深まります。

さらに、ビデオコミュニケーションツールを活用することで、まるで目の前で話しているかのように、相手の表情や声を感じることができます。特に遠方の親戚や友人とは、画面越しでも顔を見て挨拶を交わすことで、リアルなつながりを感じられます。

デジタルツールは、物理的な距離を超えて、人々の繋がりを深めるための強力なツールなのです。

 

デジタルはエコ?

両手に包んだ苗木を渡す手と受け取る手

 

デジタル年賀状のエコ効果

デジタル年賀状は、紙やインクを使わないため、環境に優しい選択肢です

日本での年賀状の紙消費量は、1年で約2万トンといわれていますが、これをデジタルに切り替えれば、紙の生産や廃棄に伴うエネルギーやCO₂排出を大幅に削減できます。また、郵送に必要な燃料消費もゼロになるため、物流にかかる環境負荷も軽減されます。

デジタルツールでも電力を中心にエネルギー消費が発生しますが、紙の年賀状と比べてCO₂排出量や資源消費は非常に少なく、環境への負荷が低いことがわかります。

さらに、デジタルデータは保存や再利用が容易で、無駄を省くことができます。例えば、昨年作成したデザインを少しアレンジするだけで、今年の年賀状を簡単に準備できます。

デジタル年賀状は手軽さだけでなく、地球に優しいという点でも注目されています。

【デジタル年賀状を選ぶメリット】
環境負荷の軽減:二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。
資源の節約:紙の消費を減らし、森林伐採を抑制します。
手軽で便利:作成や送信が簡単です。
多様な表現:デザインの自由度が高く、個性的なカードを作成できます。

 

デジタルコミュニケーションが拓く、持続可能な未来

デジタルコミュニケーションツールは、年賀状だけでなく、私たちの日常生活やビジネスのあらゆる場面で持続可能な社会づくりに貢献しています。これらのツールを活用することで、紙やインクの使用を減らし、物流に伴うエネルギー消費やCO₂排出を削減できます
特に、メールやSNS、オンライン会議などのデジタル手段は、遠隔地の人々と瞬時に繋がることができ、移動の必要を減らす大きな利点があります

たとえば、オンライン会議の普及は出張や移動を減らし、年間で数百万トンものCO₂削減に繋がるとされています。また、デジタルメッセージや電子カードを使ったやりとりは、紙の消費を抑えるだけでなく、情報の保存や再利用がしやすいため、無駄を減らす効果もあります。

【デジタルコミュニケーションがもたらすメリット】
環境負荷の低減:紙の消費、エネルギー消費、輸送に伴う排出物を削減
時間とコストの削減:遠隔地とのコミュニケーションが容易になり、移動コストを削減
効率化:業務の効率化、情報共有の促進
新しい可能性:オンラインコミュニティの形成、新たなビジネスモデルの創出

デジタル技術は、私たちの生活を大きく変えつつあります。その一方で、デジタル化が新たな問題を引き起こす可能性も指摘されています。例えば、電子機器の廃棄による環境汚染や、プライバシー問題などが挙げられます。
しかし、これらの問題に対しても、技術の進歩や社会的な取り組みによって解決策が見出されていくことでしょう。私たち一人ひとりが、デジタル技術を正しく理解し、環境に配慮した使い方をすることが大切です。


デジタルツールを活用した新しい形のお付き合いは、手軽さと楽しさ、そして環境への配慮を同時に叶える素晴らしい選択肢です。相手を思いやる心と少しの工夫があれば、デジタルでも温かみのあるメッセージを届けることができます。

この小さな一歩が、あなた自身だけでなく、地球や未来のためにも大きな一歩となるかもしれません。
ぜひ、この機会にデジタルでのコミュニケーションを始めてみませんか?



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この記事を書いた人

中川

環境開発学を専攻し、大学時代に訪れた北欧でエコライフに目覚めました。帰国後、国内外のエコプロジェクトに参加し、サステナブルな食文化や食品ロス削減のヒントを発信しています♪

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。