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外国人記者が気づかせてくれたこと

公開日: 更新日:2023.05.11
外国人記者が気づかせてくれたこと

広報の山本です。

まもなく大阪でG20が開催されます。
地元民としては大阪で開催されることを誇りに思うやら、
無事に開催されることを願うやらです。

そんな中、土曜日の紙面である記事が目に留まりました。

G20の開催を前に外国メディアの記者たちが日本を視察、
その一環で大阪の小学校を訪れ、給食や掃除の様子を取材したという内容でした。

記事では、日本の給食が食育を担っていることなどが紹介されたとありましたが、
私が驚いたのは、視察に参加した南アフリカの政治記者が述べた感想でした。
以下、彼の言葉を引用します。

「南アフリカでは同じ教室でも家庭の収入によって子どもが食べる給食が違い、
差別意識が芽生えてしまう。日本では全員が同じメニューを食べていて素晴らしい。」
(6月1日 毎日新聞より)

教室にいる誰もが同じ給食を食べる。
私たちにとっては当たり前の光景が、日本の豊かさや平和を象徴するものなのだ、
ということに初めて気づかされました。

世界の目が教えてくれた日本の素晴らしさです。

しかし、それと同時に、豊かで平和になったからこそ、
私たち日本人が目を向けなければならない問題もたくさんあります。
そのことも忘れてはいけないですね。

G20の開催をきっかけに、日本、そして世界のより良い未来について
思いを巡らせてみたいと思います。

広報山本のあれこれ

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この記事を書いた人

中角

関西学院大学総合政策学部卒業。
カンボジアの現地企業にて、ゼロウェイスト関連の仕事に従事したのち、ロスゼロの広報担当として社内のことやSDGsについて発信しています。
趣味は犬と戯れること。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。