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バレンタインデー・チョコレートと食品ロスについて。

公開日: 更新日:2023.07.04
バレンタインデー・チョコレートと食品ロスについて。

(以下使用画像は、2/21MBS毎日放送「ミント!」で取り上げていただいた際の撮影風景です)

 

こんにちは。代表の 文美月です。

今回は

バレンタインデー・チョコレートと食品ロスについて

お伝えしたいと思います。

 

毎年、2月14日が過ぎると、店頭から姿を消すバレンタインチョコレート。

 

節分の恵方巻の大量廃棄で注目されていますが、大きな食イベントの後はロスが出ています。

バレンタインは市場規模が約1,300億円。

マーケットが大きい分、少しの需要予測のズレでも結構なロスになります。

 

カメラマンと食品ロスについて話す文美月社長

 

当然ながら、各メーカーはロスを出さないように最大限努力をしています。

しかし全国展開をしているようなブランドですと、各店頭に少しずつ余ったとしても合計してみるとかなりの数になる場合もあります。

商戦のクライマックスである2月14日の当日、店頭で「売り切れたのでこれで終わりです」と言えるでしょうか。

実際は少し多めに準備しておくのがビジネスの現状ではないかと思います。

 

チョコは調理方法によって賞味期限が長いものが多いので、2月15日時点で全てがロスというわけではありません。

ホワイトデー需要や、他の販路もあります。

しかしホワイトデーが終わるとさすがにそれ以降は厳しく、ファミリーセールや寄付をしたとしてもまだ残ることがあります。

 

カメラマンとチョコレートについて説明する文美月社長

 

また今年はコロナウィルスの影響出ています。

 

2020年のバレンタインは、コロナウィルスの影響で他の年とは様相が異なり、店頭販売のバレンタインチョコが例年より多く余っています(特に首都圏)。

先行きが不透明であり、需要予測のズレが大きくなる一年と言えるでしょう。

 

次に

経済性と社会性の両立に向けた話です。

 

わたしたちロスゼロは

「2月14日のバレンタインが商業主義に陥っている」と言いたいのではありません。

問題は、「美味しく美しく、高級さを競うかのように作られてきたチョコレートが、2月15日以降、突然その価値をなくす」ことです。

本当に、価値はゼロになってしまうのでしょうか?

 

経済的な成長を諦めるのではなく、もったいないものをうまく消費するなどして、私たちの生き方をアップデートする時期にきたように思います。

 

和やかな撮影風景

 

最後に

お財布と環境にちょっぴり優しいお買物の話をしたいと思います。

 

ロスゼロは、食品ロスが発生してしまった背景や作り手さんの思いを消費者の皆様にお伝えし、販売しています。

 

皆様がお得に購入し、最後まで美味しく消費してくださると、

「本当はまだ価値がある、もったいないもの」を減り、持続可能な社会に少し近づけるのではないかと考えています。

 

チョコロスを救おうチョコセット

 

今回、ロスゼロでは、『チョコロスを、救おう。』と題して、こんな商品をご用意しました。

このセットをご購入いただくことによって、節分用の豆、製菓用のチョコレート、エクチュア高級チョコレート。

これらの2月に発生する食品ロスが一度に減らせます。

 

みなさんで一緒に美味しく食品ロスを減らしましょう。

 

 

 

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この記事を書いた人

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。