こんにちは、広報の牧です。
このブログは3月30日に書いています
今日はコロナウイルスの影響で世界各地で起きている買い占め について考えてみたいと思います。
日本でもトイレットぺーパー🚽やティッシュ、マスクがなくなっていますよね。
フランスに留学していた友人の話では、パスタや小麦粉、子供向けのお菓子などが買い占められていたそうです。
フランスでのパスタは、日本人にとっての米のようなものなんだとか。👨
イギリスでは、英国民保健サービス(NHS)のスタッフが48時間勤務のあと、スーパーに立ち寄ると野菜や果物が買えない、という状況でした。
他にもオーストラリアのスーパーでは、高齢者が空っぽの商品棚の前で立ち尽くすツイートが世界中でリツーイトされました。
そこで、フランスやアメリカ、カナダといった各地で始まっているのが、「高齢者専用の買い物タイム」です。
開店後の数時間を高齢者に開放するのです。
消毒が済んだばかりの清潔な店舗なので、重症化しやすいと言われている高齢者や基礎疾患を持つ人には心強いですね。
また、あるハッシュタグが世界中で広がっています。
「買い占めはやめよう(#StopHoarding)」
言うは易く行うは難し。
じゃあ、私たちは外出制限などが迫る中、どんな準備が必要なのでしょうか?
その解決策の一つは、ローリングストック。
そう、備蓄食をうまく活用していくのです。
必要以上に買ったはいいが、食べきれず捨ててしまうまさに食品ロスです。
東京でも都知事が不要不急の外出を自粛するよう求めた会見の後に買い占めが起きました。
でも、農林水産省が行った調査でお米や小麦といった主食だけではなく、乳製品や冷凍食品は十分な在庫があることが分かっています。
ですから、1週間外出を控えるのであれば、冷蔵庫には1週間分の食品、2~3日分の備蓄食があれば十分に過ごすことができるのではないでしょうか。
愛知工業大学の小林富雄教授(流通経済)によれば買いだめは最終的に必要以上の供給を招き、食品ロスにつながる恐れがある としています。
必要なものを必要なだけ、皆が少しずつ譲り合うことで食糧や衛生用品が必要としている人にいきわたります。
買い物の際には「本当にこんなに必要かしら?」 と、一度立ち止まってみましょう。