大阪府の「もったいないやん活動隊」養成講座の講師として弊社の前川が登壇しました。
当日は学生から社会人まで幅広く集まった14名の方に向けて、
・食品加工メーカーで発生している食品ロスについて
・食品ロスに対する考え方の社会的変化
・ブランドを守りながらロスの対策もするロスゼロの工夫について
などをお話させていただきました。
普段から食品ロスに心を痛め、少しでも減らしたいと強く考えている「もったいないやん活動隊」のみなさんからは、
「農家のロスについては大きく報道もされているが、食品メーカーでのロスについては意識していなかった。 企業系のロスを減らすには企業の姿勢だけでなく消費者の考え方の変化も必要だ。」
など積極的な意見もお伺いすることができました。
前川個人の意見として、食品メーカーさんは消費者のニーズに合わせた商品提供をしているだけ。そこで発生するロスは、作りすぎというだけの単純な理由ではない。
特に規格外については、完璧な商品を求める消費者と作り手のこだわりが生む場合も多い。
もちろん高品質な商品を作り続けることは日本人の得意で誇れる部分ではある。
ただ、そこから生まれるロスも少なくないということを理解してほしいと伝えました。