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豆乳を極める!栄養、製造、保存方法の全て

公開日: 更新日:2024.01.18
豆乳を極める!栄養、製造、保存方法の全て

豆乳は大豆から作られる飲料で、その植物性の特性と栄養価の高さから、健康志向の人々によって愛されてきました。

また、乳製品が飲めない人々、または乳製品を避けている人々のための優れた代替品となっています。
しかし、さまざまな種類の豆乳が存在し、その選び方や保存方法、活用方法には少々コツが必要です。

豆乳をより良く理解し、日々の食生活に取り入れて、そのヘルシーな恩恵を受けましょう。


豆乳の基本情報: 製法や栄養価について

大豆

豆乳の原材料と製造方法

豆乳は、大豆を浸水して膨らませ、砕いてから煮て作られます。その後、液体が濾されて豆乳が得られます。
家庭でも作ることが可能です。

 

1.大豆を水に浸して一晩置き、大豆が膨らむのを待ちます。

2.膨らんだ大豆をミキサーやフードプロセッサーでペースト状にします。

3.ペーストを鍋に移し、水を加えて煮ます。

4.煮た後、ペーストから液体を絞り出します。

この液体が豆乳です。


豆乳の栄養価

豆乳は良質な植物性タンパク質の源であり、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。また、ビタミンB群(特にビタミンB12)、カルシウム、カリウム、マグネシウムなど、重要なビタミンとミネラルも酸が豊富に含まれています。

また、カルシウムや鉄分、ビタミンB群などのミネラルも豊富で、健康維持に役立ちます。さらに、コレステロールが含まれていないため、動脈硬化や心臓病のリスクを低減する効果が期待できます。
しかし、工場で作られる場合、栄養価は製品によって異なり、製造者が追加した栄養素や、砂糖の量なども影響します。大豆アレルギーの方は注意が必要です。

豆乳の種類と味の違い

豆乳を選んでいる人

味の違いによる料理への影響

豆乳には無調整と調整の2種類があり、それぞれ味や使い勝手が異なります。無調整豆乳は、大豆の風味が強く、豆腥さが残るため、和食や中華料理に適しています。

一方、調整豆乳は、豆腥さが抑えられており、クリームや牛乳の代用品として、洋食やスイーツに使用できます。また、砂糖や果汁が加えられた甘味豆乳は、そのまま飲むだけでなく、デザートやスムージーにも活用できます。

豆乳の加熱方法と味の変化

豆乳を加熱する際には、火加減や温度に注意が必要です。強火で急激に加熱すると、豆乳が固まってしまうことがあります。適切な加熱方法は、弱火でゆっくりと温めることです。

これにより、豆乳の風味が引き出され、まろやかな口当たりになります。また、加熱することで豆腥さが軽減され、より多くの料理に適用できるようになります。

容器や保存方法による味の違い

豆乳の容器や保存方法によっても、味に違いが生じることがあります。例えば、紙パック入りの豆乳は、光や酸素の影響を受けにくく、風味が保たれやすいです。

一方、プラスチックボトル入りの豆乳は、開封後に空気に触れる面積が大きいため、酸化しやすくなります。
保存方法については、開封後は冷蔵庫で保管し、密閉容器に移し替えることで、鮮度を保ち、味の劣化を抑えることができます。

豆乳の開封前と開封後の保存方法

豆乳の保存

開封前

開封前の豆乳の保存方法は、豆乳のタイプによって異なります。一般に、豆乳は以下の二つのタイプに分けられます

常温保存タイプ:多くの豆乳は無菌パッケージングされており、開封前は常温で保存できます。直射日光や高温を避け、冷暗所や室温で保存してください。これらは通常、長期間保存が可能で、賞味期限は製品パッケージに記載されています。

冷蔵保存タイプ:一部の新鮮な豆乳や有機豆乳は、開封前から冷蔵が必要な場合があります。これらの製品は冷蔵庫で保存し、パッケージに記載されている賞味期限内に使用してください。

開封後

豆乳を開封した後の日持ちは、冷蔵庫で保存した場合には通常約3〜5日です。開封前に常温保存可能の豆乳も含め、開封後は要冷蔵です。温度は4℃以下が適切です。

豆乳が腐る原因と見分け方

電球2個

異臭を察知する方法

豆乳が腐ると、異臭が発生します。腐敗した豆乳は、酸っぱい匂いやアンモニア臭が特徴的です。豆乳を使用する前に、必ず匂いを確認しましょう。
また、腐敗が進んでいる場合は、泡立ちやカビの発生が見られることもあります。これらの変化があれば、安全のために使用を控えてください。

腐る原因と予防策

豆乳が腐る主な原因は、細菌の繁殖や酸化です。細菌は、高温多湿の環境で繁殖しやすいため、冷蔵庫での保存が重要です。また、豆乳が空気に触れると酸化が進みますので、開封後は密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。これらの予防策を実践することで、豆乳の腐敗を防ぐことができます。

腐った豆乳を誤って使用した際の注意点

腐った豆乳を誤って使用した場合、食中毒のリスクがあります。腹痛や下痢、嘔吐などの症状が現れることがありますので、注意が必要です。腐った豆乳を摂取した際は、速やかに水分や電解質を補給し、症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。
また、調理器具や食器に腐った豆乳が触れた場合は、十分に洗浄して細菌の繁殖を防ぎましょう。

飲みすぎも腹痛の原因に

豆乳を飲んで腹痛を感じる場合は、賞味期限切れ以外の原因も考えられます。

豆乳に含まれるマグネシウムが過剰摂取されると、下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。マグネシウムは神経伝達や筋収縮に関与するミネラルであり、適量ならば体に良いですが、過剰摂取すると腸の動きを活発にしすぎて下痢を起こします。豆乳の1日の摂取量の目安は200〜400ml程度です。

また、大豆イソフラボンがホルモンバランスに影響を与えることで、腹痛や生理不順などの症状が起こる可能性があります。大豆イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれ、女性ホルモンと似た作用をします。このため、大豆イソフラボンの摂取量やタイミングによっては、月経周期や月経量に変化が生じたり、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系の疾患に影響したりする可能性があります。

冷蔵・常温・冷凍保存のメリットとデメリット

冷蔵庫に保存

豆乳は開封したら何日もつ?

豆乳は冷蔵保存が基本で、開封前はパッケージに記載された賞味期限まで、開封後は約2~3日以内に消費することが望ましいです。ただし、冷蔵庫の温度は4℃以下に保つことが重要で、高温になるドアのポケットなどには保存しないようにしましょう。
また、開封後の保存方法は、豆乳が空気に触れると酸化が進むため、密閉容器に移してから保存してください。

豆乳は常温保存だと腐る?

無菌パックの豆乳は、開封前であれば常温保存が可能です。ただし、直射日光や高温多湿を避けることが重要です。開封前の無菌パック豆乳は、賞味期限内であれば約1ヶ月程度常温保存できますが、開封後は冷蔵保存が必要です。

豆乳は冷凍保存が可能?

豆乳の冷凍保存は、長期保存を目的とした場合に適しています。ただし、解凍後の飲み物としての飲み口が変わることがありますので、料理に使用することをお勧めします。
解凍方法としては、冷蔵庫での自然解凍が最も安全です。解凍後は、豆乳の成分が分離することがあるため、よくかき混ぜてから使用しましょう。

豆乳の賞味期限: 安全に楽しむための知識

においをかいでいる

豆乳の品質保持方法

豆乳の賞味期限は、製品の製造者が定めます。賞味期限はその製品が最高の品質を保持すると製造者が判断した期間を示します。これは通常、適切な保存条件下で製品が新鮮さと風味を保つと予想される期間を指します。
自家製の豆乳は、保存条件にもよりますが、一般的には冷蔵庫で2-3日以内に消費することが推奨されます。自家製の豆乳は保存料が含まれていないため、市販の豆乳よりも早く腐る可能性があります。
いずれにしても、開封後は冷蔵庫に保存し、速やかに消費することが重要です。

賞味期限切れの豆乳の安全性判断基準

賞味期限が切れた豆乳でも、状態が良ければ飲むことができます。安全性を判断する際の基準は、見た目、匂い、味の3つです。パッケージが膨らんでいないか、異臭がないか、酸っぱい味がしないかを確認しましょう。これらのチェックで問題がなければ、賞味期限が切れていても安全に飲むことができますが、できるだけ早めに消費することが望ましいです。

豆乳とアレルギー

豆乳の代替

豆乳アレルギーの症状と対処法

豆乳アレルギーは、大豆に含まれるタンパク質に対するアレルギー反応です。症状は個人差がありますが、かゆみや腫れ、蕁麻疹、吐き気、下痢などが一般的です。重篤な場合はアナフィラキシーショックが起こることもありますので、注意が必要です。
豆乳アレルギーを疑う場合は、まず医師の診断を受けることが重要です。診断が確定した場合、大豆製品を含まない食品を選ぶことが対処法となります。

アレルギーに配慮した豆乳の選び方

豆乳アレルギーを持つ方が豆乳を選ぶ際には、低アレルゲンの豆乳を選ぶことがおすすめです。低アレルゲンの豆乳は、大豆タンパク質の分解が進んでいるため、アレルギー反応を起こしにくくなっています。
ただし、個人差があるため、必ずしもすべての人に適しているわけではありません。医師と相談しながら試すことが大切です。

豆乳の代替品とその利用方法

豆乳アレルギーのある方には、アーモンドミルクやオートミルク、米乳などが代替品として利用できます。これらの植物性ミルクは、大豆タンパク質を含まず、豆乳と同様にヘルシーで栄養価が高いため、料理や飲料に使用できます。
ただし、これらの代替品もアレルゲンとなる可能性があるため、使用前に自身のアレルギー状況を確認し、適切な選択を心掛けましょう。

豆乳を使ったおいしいレシピとアレンジ方法

豆乳プリン

豆乳を活用した料理のアイデア

豆乳はそのまま飲むだけでなく、さまざまな料理に活用できます。
例えば、豆乳を使ったスープやシチューはクリームや牛乳の代わりに使用することで、ヘルシーで濃厚な味わいが楽しめます。また、豆乳を使ったデザートレシピとしては、豆乳プリンや豆乳シフォンケーキがおすすめです。これらは牛乳やバターを使わず、コレステロールや脂肪分を抑えたヘルシーなスイーツとして楽しめます。

豆乳の加熱とアレンジ方法

豆乳を加熱する際には、沸騰させないように注意が必要です。沸騰させると、豆乳が分離してしまうことがあります。適切な温度で加熱することで、豆乳のクリーミーな食感を活かすことができます。
アレンジ方法としては、豆乳にフルーツやシロップを加えてスムージーや豆乳カクテルを作ることもおすすめです。

豆乳を使ったヘルシーな食品の提案

豆乳を使ったヘルシーな食品として、豆乳ヨーグルトや豆乳チーズがあります。これらは牛乳製品に比べて、カロリーや脂肪分が低く、乳糖不耐症の人にも適しています。
また、豆乳を使ったマヨネーズは、卵や油分を抑えたヘルシーな代替品として注目されており、サラダやサンドイッチに使用できます。これらの食品を日常の食生活に取り入れることで、健康的な食事を楽しむことができます。


参考:日本豆乳協会

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この記事を書いた人

中川

環境開発学を専攻し、大学時代に交換留学で訪れた北欧でエコライフに目覚めました。帰国後、国内外のエコプロジェクトに参加し、サステナブルな食文化や食品ロス削減のヒントを発信しています。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。