ロスゼロブログ

カテゴリ一覧

【キッチンを笑顔にするテクニック】硬いお肉を柔らかくジューシーに調理する方法

公開日: 更新日:2024.05.08
【キッチンを笑顔にするテクニック】硬いお肉を柔らかくジューシーに調理する方法

せっかく買ったお肉が硬くてパサパサだった…そんな経験はありませんか?
実は、ちょっとした下処理や調理の工夫で、硬いお肉も驚くほど柔らかくジューシーに仕上げることができるんです

サステナブルな視点を取り入れながら、部位別の下処理のコツ、調理時間と温度の見極め、圧力鍋活用術、意外な食材を使った裏技テクニックなど、硬いお肉を美味しく変えるための秘訣を余すことなくご紹介します。


部位別!硬いお肉を柔らかくする下処理の極意

煮込んである肉料理

基本の下処理

お肉を柔らかくする最初のステップは、適切な下処理を施すことです。部位に合わせた下処理を行うことで、お肉を柔らかくジューシーに仕上げることができます。

【筋切り】
お肉には筋と呼ばれる硬い繊維があり、これがお肉の硬さの原因となります。
筋切りとは、この筋を包丁で切り込み、繊維を断ち切ることで、お肉を柔らかくする下処理方法です。
特に牛肉のステーキや豚肉のしゃぶしゃぶに適しています。

【叩き】
叩きは、肉を広げて、肉たたきを使って叩くことで、物理的に破壊したり、繊維をほぐしたりして、柔らかくすることができます。
特に、厚みのあるお肉や、筋が多い部位に効果的です。

【漬け込み】
お酢やワイン、ヨーグルトなどの酸性食品にに漬け込むことで、お肉のタンパク質が分解され、柔らかくなります。
また、玉ねぎやパイナップルなどの酵素を含む食材に漬け込むと、さらに効果がアップします。

【下茹で】
特に鶏肉や豚肉を柔らかくするのに有効で、水からゆっくりと加熱することで肉の繊維が緩やかになります。
また、アクを取り除くことで、臭み消しにも効果があります。

これらの方法によって、調理前に肉を適切に処理することで、最終的に柔らかくジューシーな仕上がりを実現します。


部位別のポイント

お肉を柔らかくする際、部位によって最適な下処理の方法は異なります。

【牛肉】

牛肉は部位によって硬さが異なるため、下処理方法も異なります。

スネ肉:筋切りと下茹でが効果的です。
バラ肉:筋切りと漬け込みが効果的です。
ヒレ肉:筋切りと叩きが効果的です。


【豚肉】

豚肉は比較的柔らかい肉ですが、部位によっては硬い部分もあります。

バラ肉:筋切りと下茹でが効果的です。
ロース肉:筋切りと漬け込みが効果的です。
肩ロース肉:筋切りと叩き、下茹でが効果的です。


【鶏肉】

鶏肉は火を通しすぎると硬くなるため、注意が必要です。

もも肉:筋切りと漬け込みが効果的です。
胸肉:皮を取り、下茹でしてから調理すると、柔らかく仕上がります。
手羽先:下茹でしてから調理すると、骨から肉が離れやすくなります。


部位ごとの特性を理解し、それに合わせた下処理を施すことが大切です。


調理までの保存方法

【購入後】
買ってきたお肉を美味しく調理するためには、適切な方法で保存することが重要です。
○冷蔵保存:ラップに包んで、冷蔵庫のチルド室で保存します。保存期間は、牛肉と豚肉は2~3日、鶏肉は1~2日です。
○冷凍保存:密閉容器に入れて、冷凍庫で保存します。保存期間は、牛肉と豚肉は1ヶ月、鶏肉は2週間です。

【下処理後】
下処理を施したお肉は、調理までの保存方法にも注意が必要です。
特に、漬け込みやマリネをしたお肉は、冷蔵庫での保存が適しています。一般的に、冷蔵保存の場合、漬け込み液に含まれる酸性成分や酵素の作用で、2〜3日以内に調理することが推奨されます。保存時は、空気に触れないようにラップや密閉容器を使用し、肉の鮮度を保つことが大切です。
また、下茹でしたお肉は冷めた後に冷蔵保存し、2日以内に調理することで、風味や食感を最適な状態で楽しむことができます。


調理時間と温度の見極め

時間と火加減を決めいている

硬いお肉をホロホロに仕上げるためには、下処理だけでなく、調理時間と温度の見極めも重要です。

【おすすめの調理方法】
低温調理器:60~70℃で数時間加熱する。
オーブン:100~120℃で1~2時間加熱する。
圧力鍋:100℃以上で短時間加熱する。


加熱と肉質の関係

加熱する際の温度と時間は、お肉の質感や味に大きな影響を与えます

お肉を加熱すると、たんぱく質が変性し、硬くなります。加熱しすぎると、たんぱく質が凝固し、水分が失われて、さらに硬くなってしまいます。

一般に、肉のたんぱく質は56℃で変性し始め、温度が上がるにつれて肉は固くなります。しかし、適切な温度で加熱することで、肉は柔らかくジューシーになります。
例えば、牛肉の場合、中心温度が60℃~65℃の範囲で加熱すると、ミディアムレアの状態になり、最も柔らかさを感じることができます。

また、お肉にはコラーゲンという成分も含まれています。コラーゲンは加熱するとゼラチンに変性し、お肉を柔らかくする効果があります。しかし、加熱しすぎるとゼラチンが溶け出し、お肉がパサパサになってしまうので、注意が必要です。

この温度管理は、肉の種類によって異なるため、各肉種ごとに適切な加熱温度を知ることが重要です。適切な加熱方法を選ぶことで、肉の繊維を傷めずに内部まで均等に熱を通すことができ、理想的な食感を実現することが可能です。


長時間低温でジューシーに

長時間低温調理法は、肉を一定の低い温度で長時間加熱することで、外側を過度に焼きすぎることなく内部をじっくりと柔らかくする方法です

この方法では、通常55℃~65℃の範囲で数時間から24時間以上加熱します。この温度帯では、肉のコラーゲンがゼラチンに変化し、非常に柔らかな食感を生み出します。また、肉汁の損失を最小限に抑えることができるため、仕上がりは非常にジューシーです。

例えば、ビーフブリスケットを56℃で24時間調理することで、通常では硬い部位でも、フォークで簡単に崩れるほどの柔らかさを実現できます。

長時間低温調理は、特別な機器を必要とすることが多いですが、家庭でも低温調理器を使用することで、プロのような結果を得ることが可能です。


温度変化で風味アップ

肉を調理する際には、単に柔らかさだけでなく、風味を高めることも重要です。

温度変化を利用した調理法では、初めに高温で肉の表面を素早く焼き、美味しい焼き目をつけた後、低温でゆっくりと内部を加熱することで、肉本来の風味を最大限に引き出します。この方法は「リバースシアリング」とも呼ばれ、特にステーキの調理に適しています。
初めに低温(約50℃~60℃)で肉を均等に加熱し、内部まで温度を行き渡らせた後、最後に高温(約230℃以上)で短時間焼くことで、外はカリッとして中はジューシーな仕上がりを得ることができます。この高温での加熱により、メイラード反応が促進され、肉に香ばしい香りと風味が加わります。

この方法では、肉の中心温度を正確にコントロールすることにより、風味と柔らかさの両方を最大限に引き出すことが可能になります。


圧力鍋活用術

圧力鍋を使って料理

圧力鍋は、通常の鍋よりも高い気圧で調理を行うため、食材を短時間で柔らかく仕上げることができます。硬いお肉も、圧力鍋を使えば、ホロホロと柔らかく、ジューシーに調理することができます。

圧力鍋で時短調理

圧力鍋を使用する最大の利点の一つは、調理時間を大幅に短縮できることです。通常、煮込み料理には数時間かかるものも、圧力鍋を利用することで、その時間を1/3以下に短縮することが可能です。例えば、ビーフシチューを作る場合、従来の方法では3時間以上かかるところを、圧力鍋を使うと1時間以内に仕上げることができます。

圧力鍋は、高圧状態で水の沸点が通常よりも高くなり、100℃以上の温度で調理することができます。そのため、食材を短時間で柔らかく仕上げることができます。

忙しい日の晩ごはんや、突然の来客時にも、圧力鍋は大きな味方になります。


肉料理に圧力鍋のメリット

圧力鍋を使用することのもう一つのメリットは、肉料理を格段に柔らかく仕上げることができる点です。

圧力鍋は、内部の高圧環境が肉のたんぱく質をより効率的に分解し、通常の調理法では硬くなりがちな部位も、驚くほど柔らかくホロホロに仕上がります。特に、コラーゲンが豊富な部位は、長時間の煮込みによってコラーゲンがゼラチン化し、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。

また、高温で加熱することで、お肉の臭みを取り除くことができます。

これにより、牛すね肉や豚の角煮など、時間をかけてじっくりと煮込む料理も、手軽に日常の食卓に登場させることができます。


スープと煮込みのコツ

圧力鍋を使ったスープや煮込み料理では、食材からの旨味と栄養素を最大限に引き出すことができます。この効果は、圧力鍋が食材と水分を密閉した環境で加熱することにより、食材のエキスが逃げることなく、料理全体に行き渡るためです。
例えば、骨付きの肉を使ったスープでは、骨からのコラーゲンやミネラルが溶け出し、濃厚で栄養価の高いスープを作ることができます。

【圧力鍋料理のコツ】
水分の量:圧力鍋は水分が少ない状態で調理すると焦げ付きやすいため、通常の鍋よりも多めの水を入れる必要があります。
調理時間:食材の種類や量によって、適切な調理時間を調整する必要があります。
味付け:圧力鍋を使うと、味が染み込みやすいため、通常の鍋よりも薄めに味付けするとよいでしょう。

調理後は圧力が完全に下がるまで蓋を開けないようにしましょう。これにより、スープや煮込み料理の風味をギュッと閉じ込めることができます。


意外な食材でワンランクアップ!裏技テクニック

パイナップルとキウイ

硬いお肉をホロホロに仕上げるには、下処理や調理方法だけでなく、意外な食材を活用する裏技テクニックも効果的です。

たんぱく質を分解する意外な食材

お肉を柔らかくする際に活用できる意外な食材には、たんぱく質分解酵素を含む食材があります。
パイナップルやキウイなどのフルーツや舞茸に含まれる酵素は、肉のたんぱく質を分解し、柔らかさを促進します。

【パイナップル】
パイナップル、特にその茎部分に多く含まれるブロメラインという酵素は、炎症を抑える効果があるとされ、医薬品やサプリメントとしての利用もあります。
パイナップルを使った料理や、肉のマリネにパイナップルジュースを使用することで、肉を柔らかくします。

【キウイ】
キウイに含まれるアクチニジンという酵素は、たんぱく質を効率的に分解する能力がありますが、特定の肉料理に使うと独特の風味が加わることがあります。
キウイを肉のマリネに使ったり、サラダに加えることで、肉の柔らかさを増すとともに、フルーツ固有の風味を楽しむことができます。

【舞茸】
舞茸に含まれるプロテアーゼという酵素も、他のたんぱく質分解酵素と同様に、肉を柔らかくする効果があります。
舞茸を細かく切るか、手で小さくちぎり、肉と一緒に袋に入れ、揉みこみます。また、舞茸をペースト状にして肉に塗る方法もあります。
また、舞茸は風味も良いため、肉料理にうまみと柔らかさを加えることができます。

これらの酵素で肉を数時間マリネすることにより、繊維を柔らかくし、加熱時の硬化を防ぎます。しかし、長時間の漬け込みは肉を mushy(ぼろぼろになりすぎる)にする可能性があるため、通常は2〜3時間が推奨されます。

この方法は、ステーキやバーベキューの下準備として特に有効で、ほんのりとしたフルーツの風味が新たな味わいをもたらします。


繊維を和らげる意外な食材

重曹、炭酸水、ヨーグルトなどには、繊維を和らげる効果があります。これらの食材を漬け込みや調理に使うことで、お肉を柔らかくすることができます

【重曹】
重曹はアルカリ性のため、たんぱく質を分解し、繊維を柔らかくします。
肉に塗るか、水に溶かして漬け込みます。漬け込み時間は、30分から1時間程度が目安です。
仕上がりは、少し歯ごたえが残る程度になります。
牛肉、豚肉の固い部位に適しています。
牛肉の煮込み料理に重曹を加えると、短時間で柔らかく仕上がります。

【炭酸水】
炭酸水に含まれる炭酸ガスが肉の繊維を物理的に広げ、たんぱく質の結合を緩め、柔らかくします。
漬け込み時間は、15分から30分程度が目安です。
仕上がりは、ふっくらと柔らかい食感になります。
鶏むね肉、豚ヒレ肉など、特にパサつきやすい肉に向いています。

【ヨーグルト・牛乳】
乳酸菌がたんぱく質を穏やかに分解し、繊維を柔らかくします。また、脂肪が肉のジューシーさを保ちます。
漬け込み時間は、30分から1時間程度が目安です。
仕上がりは、外側が柔らかく、内部はしっとりジューシーな食感になります。
鶏肉やラム肉など、ある程度柔らかい肉や、風味を加えたい肉に適しています。

これらの食材に漬け込むことにより、肉の表面に軽い酸化防止層が形成され、調理時の色味を良くする効果もあります。


まろやかな味わい

お肉を柔らかくするだけでなく、まろやかな味わいを加えたい場合は、赤ワインやビール、果実酒などのアルコール、味噌を使用したマリネが効果的です。

【赤ワイン】
赤ワインのタンニンが肉のたんぱく質に作用し、柔らかくします。また、酸味が肉をマリネする際にたんぱく質を分解しやすくします。
漬け込み時間は、30分から1時間程度が目安です。
肉は柔らかく、赤ワインの風味が加わり、深みと複雑性を増します。
牛肉やラム肉などの赤身肉に特に適しています。煮込み料理に最適です。

【ビール】
ビールの酵素が肉のたんぱく質を分解し、柔らかくします。また、ホップの苦味が肉の風味を引き立てます。
漬け込み時間は、30分から1時間程度が目安です。
仕上がりは、ジューシーで柔らかく、ビール独特の軽やかな風味が加わります。
豚肉、鶏肉など、比較的軽い味わいの肉に適しています。

【果実酒】
果実酒の酸味と果糖が肉のたんぱく質を柔らかくします。特に、果実由来の酸が効果的で、爽やかな味わいになります。
漬け込み時間は、15分から30分程度が目安です。
仕上がりは、果実酒の甘みと酸味が肉にまろやかな風味を加え、風味豊かな仕上がりになります。また、ジューシーで食べやすい食感になります。
鶏肉や豚肉、特に煮込み料理に適しています。

【味噌】
味噌に含まれる酵素が肉のたんぱく質を分解し、柔らかくします。塩分と旨味成分が肉の味を引き立てます。
漬け込み時間は、30分から1時間程度が目安です。
仕上がりは、味噌のコクと深みが肉に染み込み、まろやかで香ばしく、コクのある味わいになります。
鶏肉、豚肉、牛肉など、あらゆる肉に向いています。


風味豊かに

肉の調理において多用される香味野菜や香草は、それぞれが独自の効果と役割を持っています。これらは下処理にも調理時にも使用され、肉の味わいや質感に影響を与えます。肉料理をより美味しく、また消化しやすくする効果があります。

【生姜】
生姜に含まれるジンゲロールという成分には、肉の臭みを取り除く効果があります。また、生姜の辛味成分が血行を促進し、肉のたんぱく質をやわらげる効果も期待できます。
下処理に使うことで、肉の臭みを取り除き、柔らかくすることができます。また、調理時に加えることで、料理に深みと香りを加えます。

【にんにく】
にんにくに含まれるアリシンなどの成分は、強い抗菌作用を持ち、肉料理の風味を豊かにします。また、にんにくは肉のたんぱく質を少し柔らかくする作用もあります。
下処理に使用すると、肉に深い風味を与え、同時に柔らかくすることができます。調理時に加えることで、味にパンチを加え、料理全体の風味を向上させます。

【ハーブ】
ハーブに含まれるエッセンシャルオイルは、肉料理に爽やかで独特の香りを加えます。特定のハーブは、肉の風味を引き立て、消化を助ける効果もあります。
下処理としてマリネに使うことで、肉にハーブの香りを染み込ませることができます。また、調理時に加えることで、焼き上がりの香りを高め、風味を豊かにします。

これらの食材は、肉の種類や料理のスタイルに合わせて適切に使用することで、料理の質を格段に高めることができます。

【ポイント】
漬け込み時間は、肉の種類や厚さによって調整してください。
漬け込み後は、しっかりと水気を拭き取ってから調理してください。
重曹や炭酸水を使う場合は、金属製の鍋や容器は避けてください。
果実酒を使う場合は、酸味が強いものは肉が硬くなる可能性があるので、注意が必要です。


驚きの柔らかさレシピ集

柔らかい肉料理

牛肉のマーマレード煮込み

牛肉がホロホロと柔らかく、マーマレードの甘酸っぱさが絶妙な煮込み料理です。

【材料】
牛肉(かたまり) 400g
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
マーマレード 大さじ3
醤油 大さじ2
赤ワイン 200ml
水 200ml
ローリエ 1枚
塩 少々
胡椒 少々
サラダ油 大さじ1

【作り方】
1.牛肉は一口大に切り、塩胡椒を振る。
2.玉ねぎはみじん切り、にんじんは乱切りにする。
3.鍋にサラダ油を熱し、牛肉を表面が焼き色がつくまで炒める。
4.玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。
5.にんじん、マーマレード、醤油、赤ワイン、水、ローリエを加える。
6.煮立ったら弱火で1時間ほど煮込む。
6.塩胡椒で味を調えて完成。

【ポイント】
牛肉はかたまり肉を使うと、よりホロホロと柔らかい仕上がりになります。
マーマレードは、オレンジマーマレード以外にも、レモンマーマレードやグレープフルーツマーマレードなど、お好みのものを使用してください。
赤ワインは、お好みの銘柄を使用してください。
煮込み時間は、牛肉の硬さや鍋の火力によって調整してください。

【アレンジ】
マッシュルームやジャガイモなどの野菜を加えるのもおすすめです。
仕上げにバターを加えると、コクと風味がアップします。


コーラで作る角煮

コーラを使って作る角煮は意外な組み合わせですが、コーラの炭酸と糖分が肉を柔らかくし、独特の甘みと風味を加えるレシピです。

【材料】
豚バラ肉 500g
コーラ 500ml
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
生姜 1片
長ネギ 1本

【作り方】
1.豚バラ肉は一口大に切り、熱湯でさっと茹でる。
2.鍋に油を熱し、豚バラ肉を表面が焼き色がつくまで炒める。
3.コーラ、醤油、みりん、生姜を加えて煮立ったら、弱火で1時間ほど煮込む。
4.長ネギを加えて5分ほど煮込む。
5.煮汁が半量ほどになったら完成。

【ポイント】
豚バラ肉は茹でることで、余分な脂を落とすことができます。
コーラは、お好みの銘柄を使用してください。
煮込み時間は、豚肉のかたさや鍋の火力によって調整してください。
仕上げに、お好みでラー油や一味唐辛子を加えると、ピリ辛な味わいになります。

【アレンジ】
ゆで卵を加えて煮込むと、味に深みが出ます。
大根やこんにゃくなどの野菜を加えるのもおすすめです。


鶏肉の紅茶漬け焼き

紅茶のタンニンが鶏肉を柔らかくし、ジューシーに焼き上げます。紅茶の香りが上品な一品です。

【材料】
鶏もも肉 2枚
紅茶のティーバッグ 2個
水 200ml
醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
生姜 1片
長ネギ 1本
サラダ油 大さじ1

【作り方】
1.鶏肉は一口大に切り、塩胡椒を振る。
2.鍋に水、ティーバッグ、生姜を入れ、沸騰させる。
3.醤油、みりん、酒を加えて混ぜ、火を止める。
4.鶏肉を漬け込み、30分以上置く。
5.長ネギは斜め切りにする。
6.フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を漬け汁ごと炒める。
7.鶏肉に火が通ったら、長ネギを加えてさっと炒める。
8.漬け汁を加え、煮詰める。
9.鶏肉に照りが出たら完成。

【ポイント】
鶏肉は、皮目を下にして焼くと、香ばしく仕上がります。

漬け込み時間は、長ければ長いほど、鶏肉が柔らかく仕上がります
紅茶は、アールグレイやセイロンなど、お好みの銘柄を使用してください。
仕上げにバターを加えると、コクと風味がアップします。

【アレンジ】
マッシュルームやパプリカなどの野菜を加えるのもおすすめです。
仕上げにレモン汁を加えると、さっぱりとした味わいになります。



硬いお肉も、今回ご紹介したテクニックを活用すれば、魔法のように柔らかくジューシーに生まれ変わります。

これで硬いお肉も問題なし!

毎日の料理が楽しく、そして美味しくなりますね。





同じカテゴリの他の記事はこちら

ロスゼロブログ一覧へ

この記事を書いた人

村上

サステナブルライターとして、SDGsや生活の知恵を発信しています。育児をしながら、子どもと一緒に地球に優しい生活を目指し中。趣味は料理と美術館巡り。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。