ロスゼロブログ

カテゴリ一覧

冷凍マジックで調味料が変わる!残さず使い切る保存テクニック

公開日: 更新日:2024.05.29
冷凍マジックで調味料が変わる!残さず使い切る保存テクニック

キッチンの片隅、冷蔵庫の奥。開封したものの使い切れず、賞味期限が近づいている調味料はありませんか?

実は、そんな調味料たちを冷凍保存することで、無駄なく使い切ることができるんです!

冷凍保存は、調味料の寿命を延ばし、鮮度を保つ魔法のような方法。冷凍することで経済的にもエコにも貢献できます。

固まりや変色を防ぐコツから、冷凍適性の高い調味料まで、毎日の料理がもっと楽しくなる冷凍保存法を一緒に学びましょう。


調味料の冷凍保存法

調味料

冷凍保存の魅力とは?

冷凍保存とは、食品を氷点下の温度で保存することによって、食品の劣化を遅らせ、長持ちさせる方法です。一般的に、-18℃以下で保存するのが理想と言われています。家庭用冷凍庫の平均温度は-15℃程度なので、十分な効果が期待できます。

【冷凍保存のメリット】
賞味期限を延ばせる:冷凍保存することで、調味料の賞味期限を大幅に延ばすことができます。例えば、醤油は開封後冷蔵庫で保存すると約6ヶ月ですが、冷凍保存すれば約1年保存することができます。
鮮度を保てる:冷凍保存することで、調味料の鮮度を保つことができます。特に、香辛料やハーブなどの揮発性の高い調味料は、冷凍保存することで香りを逃がさずに保存することができます。
使い勝手が良くなる:冷凍するときに、調味料を小分けにして保存することができます。例えば、液体調味料などは製氷皿に入れて冷凍すると、必要な量だけ簡単に取り出すことができます。

【冷凍保存のデメリット】
風味が変化する:一部の調味料は、冷凍保存することで風味が変化することがあります。例えば、油は冷凍保存することで白濁したり、固まったりすることがあります。みりんは解凍後にアルコールが飛んでしまい、風味が薄くなってしまうことがあります。
容器が破損する:冷凍保存すると、容器が膨張して破損する可能性があります。保存容器を選ぶ際は、冷凍庫対応のものを選ぶようにしましょう。

調味料の場合、冷凍することで風味を保ちながら、鮮度を維持することができます。ただし、全ての調味料が冷凍に適しているわけではありません。塩分や油分が多い調味料は、冷凍によって風味が落ちることがありますので、使用する際はその特性を理解しておくことが大切です。


種類別!調味料を冷凍保存する方法

調味料を冷凍保存する際には、その種類に応じた方法を選ぶことが大切です。

基本調味料

【塩・砂糖】
これらは湿気を非常に吸いやすいため、常温保存で問題ないものの、チャック付きの保存袋に入れて冷凍庫に保管することで、湿気を完全に避け、長期間鮮度を保つことができます。これにより、塩や砂糖が固まるのを防ぎます。

【醤油・みりん・料理酒・酢・油】
これら液体調味料は、開封後は品質保持のために冷暗所で保存しましょう。冷凍も可能で、これらを製氷皿や小分け容器に入れて冷凍することで、必要な量だけを簡単に使うことができ、無駄を減らします。ただし、これらの調味料は解凍後に風味が若干変わる可能性があるため、使用する際はその点を考慮する必要があります。

【味噌】
味噌はそのまま冷蔵庫で保存するのが一般的ですが、冷凍保存も可能です。ラップで小分けにして保存容器に入れることで、必要な時に必要な分だけ取り出せるため、使い勝手が良くなります。

【酢】
酢も基本的には常温保存で問題ありませんが、直射日光を避けることが重要です。チャック付きの保存袋に入れて冷凍することで、酢特有の鮮やかな酸味を長持ちさせることができます。


その他の調味料

【スパイス・香辛料】
スパイスや香辛料は、冷凍保存することで風味を保つことができます。小分けにして保存容器に入れて冷凍すると、必要な量だけ簡単に取り出すことができます。

【乳化調味料】
マヨネーズ、ドレッシング、ケチャップなどの乳化調味料は、冷蔵庫で保存します。冷凍すると分離する恐れがあるため、冷凍保存はおすすめではありません。


冷凍保存で起こるトラブルと対策

調味料トラブル

調味料が固まったり、変色したりする原因と対策

【原因】
調味料が冷凍保存中に固まる主な理由は、その成分に含まれる水分が凍結するためです。特に水分を多く含む液体調味料(例えば、醤油、みりん、料理酒など)は、低温で水分が氷結晶となり、全体が固まってしまいます
また、冷凍保存した調味料が変色する主な理由は、酸化反応や温度変化による化学反応です。特に油分を含む調味料(例えば、オリーブオイルやナッツオイル)やハーブ、スパイスなどは、冷凍中に酸化しやすく、それが変色の原因となります。また、冷凍保存中に容器内の水分が結露し、それが調味料に影響を与えることもあります。

【対策】
小分けにして冷凍する:調味料を使用する量だけを小分けにして冷凍することで、必要な分だけを取り出し、すぐに使うことができます。これにより、再冷凍をする必要がなくなり、品質の低下を防ぐことができます。
適切な容器を選ぶ:密封できるプラスチック製の保存容器やジップロックバッグを使用し、空気を抜いて保存することで、調味料が均等に凍ることを助け、部分的に固まるのを防ぎます。また空気に触れることを最小限に抑えるため、酸化防止となり、変色のリスクを低減できます。
温度の管理:冷凍庫の温度を適切に管理することも重要です。-18度以下で一定に保つことで、調味料が急速に凍り、大きな氷結晶が形成されにくくなります。

これらの方法を実施しても、一部の調味料は固まることがあります。その場合は、使用前に室温で自然解凍するか、必要な分だけを少しずつ解凍して使用しましょう。


風味が損なわれやすい調味料と対策

【原因】
新鮮なハーブ(バジル、コリアンダー、パセリなど)は、冷凍するとその香りが大きく損なわれる可能性があります。特に、生のまま冷凍すると水分が結晶化し、細胞壁が破壊されてしまうためです。
オリーブオイル、セサミオイル、ナッツオイルなどの油分を多く含む調味料は、冷凍すると風味が落ちやすいです。低温で固まりやすく、解凍後に元の状態に戻りにくいからです。
酢やレモン汁などの酸味が強い調味料は、冷凍によりその鮮やかな風味が損なわれることがあります。

【対策】
ハーブ:ハーブはブランチングしてから冷凍する、またはオイルと混ぜてペースト状にしてから冷凍すると、ハーブの風味がオイルに閉じ込められ、より長く新鮮さが保たれます。
真空パックを利用する:空気との接触を最小限に抑えることが風味の劣化を防ぐ鍵です。真空パックにすることで酸化を避け、風味の保持に役立ちます。
使用する直前に解凍する:解凍は使用する直前に行い、可能な限り解凍プロセスを速やかにすることで、風味の劣化を最小限に抑えることができます。解凍後は速やかに使用し、再冷凍は避けましょう。


冷凍保存で賞味期限切れ調味料を救済?

調味料救済

冷凍保存で調味料を無駄なく活用

通常、調味料は冷暗所での保存が基本ですが、冷凍保存によって賞味期限切れ間近の調味料も無駄にせずに活用できるかもしれません

開封後長持ちしない調味料:醤油、味噌、みりん、料理酒、酢、油など
使い切れなかった調味料:少量のスパイス、ハーブ、ソース、ドレッシングなど 賞味期限が近い調味料:賞味期限が1ヶ月以内になった調味料

食品の酸化や微生物の増殖を抑える冷凍は、調味料の質を長持ちさせる効果が期待できる保存方法です。冷凍する際は、空気に触れないようにしっかりと包んで保存しましょう。


冷凍保存で調味料の寿命を延ばす方法

調味料の寿命を延ばすためには、以下の点に注意して冷凍保存しましょう。

保存容器:冷凍庫対応の密閉容器を使用しましょう。ガラス製容器は破損する可能性があるので、避けましょう。
保存量:調味料は一度解凍すると常温に戻すことができないため、必要な量だけ小分けにして冷凍しましょう。
保存温度:-18℃以下で保存しましょう。
解凍方法:基本は冷蔵庫でゆっくりと解凍しましょう。電子レンジで解凍すると、風味が損なわれることがあります。

保存のポイントは、完全に密封して空気に触れさせないことです。これにより、冷凍庫の乾燥による風味の損失を防ぎます。また、使いやすい量に小分けにしておくと、使用する分だけ取り出して解凍できて便利です。


冷凍保存におすすめな調味料はこれだ!

冷凍保存に向いているか向いていないかは、調味料の成分と保存後の用途に大きく依存します。冷凍する際は、その調味料が冷凍に適しているかどうかを考慮し、適切な方法で保存することが重要です
風味が重要な調味料は、可能な限り新鮮な状態で使用することをお勧めします。


定番調味料を新鮮・便利に保存

味噌:味噌は冷凍しても風味が損なわれにくく、長期間保存するのに適しています。味噌は解凍の必要がないので、小分けにして冷凍すると、使いたい量だけ使用できて便利です。

ペースト状の調味料:にんにくペースト、生姜ペースト、チリペーストなどは、冷凍保存が適しています。これらは風味が強く、少量で料理に効果を発揮するため、冷凍による風味の変化が目立ちにくいです。

だし汁:魚介類や肉から取っただしは、冷凍保存することで風味を保ちながら長期間保存が可能です。小分けにして保存すると、使いたいときに必要な分だけ解凍することができて、便利です。


残ってしまった調味料も無駄なく保存

ドレッシング:お気に入りの市販のドレッシングを製氷皿に入れて冷凍保存します。解凍する時は、冷蔵庫でゆっくりと解凍します。サラダやマリネ、サンドイッチなどに活用できます。

ソース:手作りしたソースや、余ってしまった市販のソースを小分けにして冷凍保存します。解凍する時は、電子レンジで軽く温めたり、鍋で温めたりします。パスタやハンバーグ、肉料理などに活用できます。

カレールー:使い切れなかった市販のカレールーを、必要な量ずつラップで小分けにし、密閉容器に入れて冷凍します。小分けにしているので、カレーだけではなく、ソースや隠し味としても使えます。

ハーブ:できるだけ新鮮なうちに冷凍保存することで、香りを長持ちさせることができます。ハーブを細かく刻んでオリーブオイルや水と混ぜ、アイストレイに入れて凍らせる方法がおすすめです。これにより、解凍後もフレッシュな風味が損なわれにくくなります。

ピュレ状のスパイス:空気に触れる面積を減らすため小分けにして冷凍保存すると良いでしょう。ジップロックや密閉できる容器に入れることで酸化を防ぎ、風味を長持ちさせることができます。使用する際は、必要な分だけ取り出して直ちに解凍します。

果物を使った自家製のジャム:糖分が自然の防腐剤として働くため、冷凍保存に適しています。清潔な密閉容器に入れて冷凍することで数ヶ月間保存可能です。使用する時は冷蔵庫でゆっくり解凍することで、風味が保たれます。


冷凍で便利に使える調味料

バター:使いやすい大きさにカットし、ラップで小分けに包み、アルミホイルで包んでから冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍してください。使い勝手がよく、風味が長持ちします。

ココナッツミルク:ココナッツミルクをよく振って、成分が均一に混ざるようにしてから、氷の型や小さなプラスチック容器に入れ、凍らせてからそれぞれのキューブをジップロック袋に移して冷凍保存します。プラスチック容器に入れて冷凍し、解凍せずにスプーンなどで必要な分だけ取り出す方法もあります。

ピーナッツバター:使いやすい量のピーナッツバターをラップで包み、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。使い勝手がよく、風味が長持ちします。

わさび・からし(皮付き):皮付きのわさびやからしの根は、適当な大きさにカットし、ひとつづつラップで包み、空気が触れないようにしてからジップロックバッグに入れ、冷凍します。皮付きのまま冷凍することで、わさびやからしの風味と辛味が長持ちし、新鮮な状態を保つことができます。
すりおろしよりも長期間の保存が可能です。

わさび・からし(すりおろし):すりおろしたわさびやからしは、小分けにして、氷の型に入れるかラップで一つずつ包みます。ジップロックバッグや小さなプラスチック容器に入れ、空気を抜いてから冷凍します。ペースト状にして冷凍することで、空気に触れる表面積が減少し、酸化を防ぎます。これにより、風味が長持ちします。さらに料理にすぐに使える形で冷凍しておくことで、調理の手間を省くことができます。

ペースト状のチーズ:使いやすい量に分け、小さなラップで一つずつ包みます。これにより、使用する分だけ簡単に取り出せます。包んだチーズを密閉できる容器やジップロックバッグに入れ、空気をできるだけ抜いてから冷凍します。空気を抜くことで冷凍焼けを防ぎ、品質を保ちます。
ペースト状のチーズは、風味が落ちやすいですが、冷凍することで新鮮な状態を長く保つことができます。冷凍しておくことで、料理によっては解凍後そのまま使ったり、加熱して溶かしたりと、使用方法が多様化します。デザートから温かい料理まで幅広く活用できます。



調味料を冷凍保存することで、賞味期限切れの心配を減らし、鮮度を保ちながら無駄なく使い切ることができます。

冷凍保存は、サステナブルな暮らしを実現するだけでなく、節約にもつながります

調味料を賢く活用して、料理をもっと美味しく、もっと楽しく、もっと自由に楽しみましょう!





同じカテゴリの他の記事はこちら

ロスゼロブログ一覧へ

この記事を書いた人

村上

サステナブルライターとして、SDGsや生活の知恵を発信しています。育児をしながら、子どもと一緒に地球に優しい生活を目指し中。趣味は料理と美術館巡り。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。