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毎日ワクワク!アドベントカレンダーで楽しく食品ロス削減

公開日: 更新日:2024.11.27
アドベントカレンダー

クリスマスまでの毎日をカウントダウンしながら、小さな喜びと驚きを楽しむアドベントカレンダー。

実はこれ、食品ロス削減にも役立つアイデアが詰まっています!

賞味期限間近の食品や保存食品を活用したり、冷蔵庫整理にも応用できるなど、楽しくサステナブルな工夫がたくさん。
さらに手作りでオリジナルカレンダーを作れば、家族での楽しみも倍増。毎日ワクワクしながら、地球に優しいクリスマス準備を始めましょう!


アドベントカレンダーとは

立体の家形アドベントカレンダー

クリスマスまでのカウントダウン

アドベントカレンダーとは、クリスマス(またはクリスマスイブ)までの日数を数えるためのカレンダーのことです

12月1日からクリスマスまでの間、毎日一つずつ扉を開けると、中から小さなプレゼントが出てくる仕掛けになっており、クリスマスを楽しみに待ちながらカウントダウンできる素敵なアイテムです。

もともとは、キリスト教のアドベント(待降節)の期間に、クリスマスの到来を子供たちに教えてあげるためのものとして作られました。しかし、近年では宗教的な意味合いだけでなく、クリスマスのイベントを盛り上げたり、日々の生活に小さな楽しみを加えたりするツールとしても人気を集めています。

カウントダウンは子どもたちにとっても大きな楽しみとなり、日々のワクワク感が生活に彩りを加えてくれます。クリスマスを心待ちにする気持ちが日々膨らみ、イベントの特別感を高めてくれるのです。
開けるたびに新しいお菓子やメッセージ、または小さなギフトなど、「毎日届く小さな楽しみ」は、日々の忙しさの中でもほっと一息つける瞬間を提供してくれます。

最近では、カレンダー内に入っているアイテムも多様化し、お菓子や小さなプレゼント、さらにはエコグッズや手作り品まで、家族全員で楽しめる内容に進化しています。


イベント感を盛り上げる

アドベントカレンダーは、単なるカウントダウンだけではなく、イベント感をさらに盛り上げるための素晴らしいアイテムです。
特に家族で過ごす時間が増える冬の季節に、毎日何かを楽しみにするという体験は、家族全員の心をつなげます。子どもたちにとっては、毎日開ける楽しみがクリスマスへの期待を高め、大人にとっては、普段とは違った特別なひとときを演出してくれるでしょう。

プレゼントの内容は、チョコレートやお菓子、小さな玩具などさまざまです。自分自身へのご褒美として、好きなものを選んで入れるのもおすすめです。また、手作りのお菓子やメッセージカードを入れることで、よりパーソナルなアドベントカレンダーを作ることができます。

さらに、アドベントカレンダーを手作りすることで、クリスマスの準備を楽しむことができます。子供と一緒にカレンダーを作ることで、創造性を育み、家族の絆を深めることもできます。


アドベントカレンダー新提案

器に入ったドライフルーツ

食品ロス削減!新しいアドベント

近年、食品ロスが深刻な社会問題として注目されています。そんな中、アドベントカレンダーも、日々の小さな楽しみを提供するだけでなく、食品ロスを削減するための新しい方法としても注目されています。

例えば、無駄になりがちな賞味期限が近い食品や、家庭で余っている保存食品をアドベントカレンダーに入れることで、毎日少しずつ消費できる仕組みが作れます
乾物やお菓子、スパイスなど、保存が効くアイテムを選ぶと、食品の無駄を減らしながらも、楽しみながら消費できます。また、毎日少量ずつ使用することで、食べ過ぎを防ぎ、健康にも配慮できる点がポイントです。

さらに、地域の農家さんから直接仕入れた旬の食材を詰め合わせることで、地産地消を促進し、地域経済への貢献も期待できます。

エコを意識したこの方法で、楽しみながらサステナブルなクリスマスを迎えましょう。


毎日違うサプライズを

アドベントカレンダーは、毎日違うサプライズが待っているので、楽しみが長続きします。日々開ける扉の中には、普段は手に取らないようなアイテムや、ちょっとしたプレゼントが入っていることがあります。

食品を入れる場合でも、毎日異なる素材や味を楽しめるため、飽きることがありません。例えば、乾燥フルーツやナッツ、スパイスの小袋などを入れると、バリエーションに富んだ味わいを楽しめます。また、毎日少しずつ消費することで、食品ロス削減にも繋がります。

 実際の食品ではなく、レシピカードや調味料、要冷蔵食品や大きな食材のイラストや写真などを入れて、上手に食品を使っていく工夫をすることもできます。

このようにサプライズの要素を取り入れれば、毎日が特別な時間に変わります


食品ロスを減らすアドベントカレンダーの使い方

箱型の個別アドベントカレンダーとクッキーやチョコ

賞味期限を意識した食品

賞味期限が近づいた食品は、食べきる前に無駄になりがちです。アドベントカレンダーを活用すれば、毎日少しずつ消費できるので、賞味期限の短い食品を無駄にせずに使い切ることができます。

例えば、パスタソースや缶詰、乾物類などは保存が効くものの、期限が近づくと使い切りが難しくなります。これらをカレンダーに組み込み、開けるたびに少しずつ消費していくと、無理なく食品ロスを防げます。
また、冷蔵庫にあるチーズやヨーグルト、卵なども、早めに使い切るためにアドベントカレンダーで毎日少しずつ取り出せる形にしておくと、無駄なく使い切れます。

こうした工夫で、賞味期限に追われることなく食品を楽しめます。


おやつやスナックをうまく使う

アドベントカレンダーは、おやつやスナックをうまく活用するためのアイデアにもなります。

手軽に食べられるお菓子やスナックは、家庭で余りがちなアイテムのひとつです。小袋に分けたナッツやチョコレート、ドライフルーツなどをカレンダーに入れることで、1日ずつ楽しみながら消費できます。特にお子さんがいる家庭では、小さなサイズのスナックを入れて、食べ過ぎを防ぎつつ、無駄なく使い切ることができます。

さらに、手作りのクッキーやお菓子を日替わりで入れると、家族全員でワクワクしながら毎日開けることができ、食べ過ぎを防ぎつつ楽しめます。これにより、余ったおやつやスナックが無駄にならず、より計画的に消費できます。

お菓子やスナックは自然な甘味のあるものを選ぶと、美容と健康にも良いですね


乾燥食品で手軽に

乾燥食品は長期間保存ができ、食品ロスを減らすための強い味方です。アドベントカレンダーに乾燥した野菜や果物、乾麺などを入れると、毎日少しずつ利用できるので便利です。

たとえば、乾燥きのこや乾燥わかめ、乾燥フルーツ、ナッツ類を毎日開けていくことで、食材を無駄にすることなく使い切れます。これらの乾燥食品は、そのまま食べられたり、水で戻すだけで手軽に料理に取り入れることができ、時短にもつながります。
また、乾燥スープの素やレトルト食品も、アドベントカレンダーで毎日少しずつ消費するのにぴったりです。

保存が効く食品だからこそ、使い切るのを忘れてしまいがちですが、カレンダーに入れておけば毎日の消費を自然に促せます


冷蔵庫の整理にも役立つ

冷蔵庫に余りがちな食材を整理するのにも、アドベントカレンダーは役立ちます。

チーズや野菜、ハムなどが余りがちですが、これらをアドベントカレンダーに小分けにして入れることで、無駄にすることなく使い切れます。冷蔵庫内の食品が整理されることで、不要なものが目につき、早めに消費する習慣が身につきます

例えば、開封したばかりのパスタソースやドレッシングも、少しずつ使っていけるので、余らせることなく楽しめます。

カレンダーに入れるアイテムを計画的に選ぶことで、冷蔵庫内がスッキリし、食品ロスを減らすとともに、家計にもやさしい方法になります


保存食品を無駄なく活用

缶詰やレトルト食品などの保存食品は非常に便利ですが、気づかないうちに賞味期限が過ぎてしまい、結局無駄にしてしまうこともあります。アドベントカレンダーを活用して、こうした保存食品を無駄なく使い切ることができます。

カレンダーに入れるアイテムは、家庭にある保存食品を見直し、余りがちなものを選ぶと、より効果的に食品ロス削減に繋がります。


オリジナルカレンダーを作ろう

アドベントカレンダーの飾られた部屋で何かを書く母娘

子どもと一緒に手作り

アドベントカレンダーを家族で手作りするのは、子どもとの楽しい時間になります。素材は紙や布、木材など手軽に揃えられるものを使い、子どもと一緒に飾りつけやカレンダーの仕掛けを作ることができます。

例えば、紙でポケットを作り、そこに小さなお菓子やメッセージカードを入れるだけでも、素敵なカレンダーに仕上がります。また、空き箱や牛乳パックをリサイクルして、絵を描いたり、折り紙を貼ったり、好きな飾り付けをすることで、世界に一つだけのオリジナルカレンダーが完成します。

手作りなら、必要な材料があれば再利用することができ、無駄な消費を減らすことができます。また、子どもが自分で作ったカレンダーを毎日開ける楽しみは、クリスマスまでのワクワク感をさらに高めてくれます。こうした過程を一緒に楽しむことで、環境への配慮も自然に学べます。


クッキングチャレンジの提案

アドベントカレンダーを使って毎日のクッキングチャレンジをしてみましょう。

カレンダーに毎日違うレシピカードを入れると、家族みんなで料理を楽しむことができます。
例えば、余った食材を使って新しいレシピに挑戦したり、余った食事を使うメニューを考えて一緒に夕食を作るのも一つの方法です。これにより、食品ロスを減らしながら、毎日の食事に新しいアイデアを加えることができます

子どもと一緒に料理を作ることも、食材の大切さや無駄なく食べることの大切さを学ぶ良い機会になります。家庭料理を通じて、エコ意識を高めることができます



アドベントカレンダーを通じて食品ロス削減に取り組むことは、地球や未来に優しい行動の一歩。
大切なのは完璧を目指すことではなく、できることから始めることです

今年のクリスマスは、家族や友人と一緒に温かい時間を共有しつつ、小さなアクションを積み重ねてみてください。






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この記事を書いた人

村上

サステナブルライターとして、SDGsや生活の知恵を発信しています。育児をしながら、子どもと一緒に地球に優しい生活を目指し中。趣味は料理と美術館巡り。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。