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おやつは味方!健康に役立つスナッキング術

公開日: 更新日:2024.12.13
芝生の上でジャーキーを食べる犬

忙しい毎日の中で、ついつい甘いものに手が伸びてしまう…そんな経験はありませんか?
でも罪悪感は持たないでください。「おやつは太る」なんて常識、もう古いんです。

賢く選んで適量を食べることで、おやつは健康の味方になるのです
健康的なおやつ選びと、正しい食べ方を知れば、健康や美容に役立ち、食生活をもっと充実させることができます。

「おやつ」の新しい魅力、「ヘルシースナッキング」についてご紹介します。


スナッキングとは何?

ヘルシースナックいろいろ

ヘルシースナッキングの基本

スナッキングとは、3食以外に軽く間食をとる習慣のことです。しかし現代の「スナッキング」とは、単に「間食」という意味ではありません。
従来の「おやつ=甘いもの」というイメージを覆し、健康に良いものを意識して食べることを指します。特に「ヘルシースナッキング」は、体に優しい食品を少量ずつ摂ることで、健康をサポートする新しい食事スタイルとして注目されています。

大切なのは、何を食べるか、いつ食べるかということです。食事の直前ではなく、お腹が少しすいたタイミングで、少量ずつ食べるのがおすすめです。
例えば、栄養素のバランスを意識して、たんぱく質や食物繊維が豊富なナッツやヨーグルトを選ぶことがポイントです。また、1回の間食は100〜150キロカロリー程度を目安にするのが理想です。これにより、空腹感を抑えつつも必要以上にエネルギーを摂りすぎる心配がありません。

間食はストレス軽減にも役立つといわれ、ヘルシーな選択が習慣化すれば、日々の生活に大きなメリットをもたらします。


間食が健康に与える影響

間食には悪いイメージがありますが、実は上手に取り入れることで健康をサポートできます。

血糖値の安定:定期的に栄養を補給することで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、インスリンの過剰分泌を抑えます。
代謝アップ:間食によって代謝が活発になり、脂肪燃焼を促す効果が期待できます。
集中力の向上:小さな空腹を感じると、集中力が低下することがあります。間食をすることで、集中力を維持することができます。

空腹が続くと血糖値が急激に下がり、その反動でドカ食いを招きやすくなります。しかし、適切なタイミングで間食を摂ることで血糖値の安定を図り、インスリン分泌の過剰な働きを防ぐことができます。また、空腹感を抑えることで、夕食や間食での糖質や脂肪の過剰摂取を予防する効果もあります。
例えば、午後3時頃にナッツやフルーツを摂ると、腹持ちが良く、次の食事での食べ過ぎを防げます。

間食を健康の味方に変えるには、摂取する量と質が大切です


食生活に革命を

スナッキングは、ただ間食を楽しむだけではなく、日常の食生活に小さな革命を起こします。スナッキングを取り入れることで、これまでの食生活は大きく変わるのです。

例えば、3食の食事にこだわらず、1日5回程度の食事に分けると、血糖値の変動が少なくなり、太りにくい体質へと改善される可能性があります。また、間食を工夫することで、飽きずに続けられるダイエットや、健康的なライフスタイルを実現することができます。

また、忙しい現代人にとって、スナッキングは手軽にエネルギーや栄養を補給する方法として活用されています。朝食を抜きがちな人が多い中、午前中に適度なスナッキングを取り入れることで、集中力や作業効率が向上するというデータもあります。
さらに、ナッツ類やダークチョコレートのような食品は、ビタミンやミネラルが豊富で、美容や代謝の向上にも役立ちます。

スナッキングを賢く取り入れれば、食事の質を高めるだけでなく、日々の生活をより豊かにすることができるのです。


おやつ選びでカラダが変わる

左掌の上にりんご、右掌の上にドーナツ

栄養豊富なおやつの選び方

おやつは「ただ食べるだけ」ではもったいない時間です。
「おやつ」と聞くと甘いイメージが強いですが、健康のためには栄養バランスが大切です。栄養豊富なおやつを選ぶことで、体に必要な成分をしっかり補給するチャンスになります。選ぶべきは、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、糖質や脂質が控えめな食品です。

例えば、ビタミンやミネラルが豊富なドライフルーツやナッツ類は、エネルギー補給にぴったりです。また、1日に必要なたんぱく質量は体重1kgあたり約1gとされており、おやつでプロテインバーや豆製品を取り入れることで手軽に摂取が可能です。

甘いお菓子ばかりを選びがちな方でも、栄養価を意識するだけで体調管理がしやすくなります。また、加工食品を選ぶ際は原材料表示をしっかりと確認し、砂糖や油が多く含まれていないものを選びましょう。

おやつを「カラダを整える食事」として考えてみると、日々の選択が変わっていきます。


食物繊維とたんぱく質の重要性

健康的なおやつのポイントは「食物繊維」と「たんぱく質」を意識することです。

食物繊維は腸内環境を整え、便秘予防に役立つほか、血糖値の急激な上昇を抑える効果もあります。フルーツやオートミールは食物繊維が豊富でおすすめです。また、たんぱく質は筋肉の維持や疲労回復に欠かせない栄養素で、鶏むね肉やギリシャヨーグルトなどが手軽に摂取できる選択肢です。

間食としてこれらを組み合わせることで、満腹感が得られ、小腹が空いてもドカ食いを防ぐ効果が期待できます。

健康的な体づくりには、こうした栄養素を積極的に取り入れることが鍵です。


低カロリーおやつで美容と健康

美容と健康を意識するなら、低カロリーで栄養価の高い食品が理想です。

例えば、スティック野菜100gは15~25キロカロリー程度で、美容にも良いビタミンがたっぷり含まれています。また、70%以上のカカオが含まれるダークチョコレートは満足感を得られるうえ、抗酸化作用が高いポリフェノールが豊富です。
さらに、ゼロカロリーの寒天ゼリーや低糖質スナックも、体重管理をしながら健康をサポートする食品として人気があります。

カロリーを抑えつつ必要な栄養素を摂取できるおやつを選ぶことで、内側から輝く美容と健康を手に入れられるでしょう。


小腹が空いたときの食材選び

小腹が空いたとき、つい甘いお菓子に手が伸びがちですが、健康のためには、より良い選択肢を選びましょう。適切な食材を選ぶことで体に負担をかけずに満足感を得られます

ナッツ類は腹持ちが良く、たんぱく質や健康的な脂質を含んでいるためおすすめです。また、バナナやリンゴなどのフルーツは自然な甘さと食物繊維が豊富で、エネルギー補給に最適です。さらに、茹で卵やスティックチーズのような高たんぱく低カロリー食品も手軽で優秀です。

小腹を満たす食材を工夫すれば、血糖値の急上昇を防ぎ、次の食事での暴食も防げるため、健康的な生活習慣につながります


ヨーグルトやナッツのメリット

ヨーグルトとナッツは、スナッキングに最適な組み合わせとして人気があります。

ヨーグルトには腸内環境を整える乳酸菌が含まれており、免疫力向上や消化促進に役立つとされています。また、カルシウムも豊富なので、骨の健康にも良い影響を与えます。
一方、ナッツは少量で満腹感を得られ、健康的な脂質やビタミンEを豊富に含むため、美容やエイジングケアにも効果的です。また、抗酸化作用やコレステロール値を下げる効果が期待できます。

例えば、無糖ヨーグルトにくるみやアーモンドをトッピングすることで、たんぱく質や食物繊維が同時に摂取できます。

これらの食品を取り入れることで、体に優しいおやつタイムを楽しめます。


太らない間食のルール

コルクボードに止められた紙にKNOW THE RULES の文字

間食のタイミングと目安

間食は、いつ食べるかがとても大切です
食事の直前や直後ではなく、食事と食事の間の空腹を感じ始めたタイミングがおすすめです。間食を摂るタイミングを工夫することで、太りにくい体づくりが可能です。

一般的に、1回の食事と食事の間隔は4~5時間と言われていますので、この間隔を目安に間食を摂ると良いでしょう。おすすめの時間帯は、食事と食事の間である午前10時〜11時頃や午後3時〜4時頃です。この時間帯に間食を取り入れることで、空腹によるドカ食いを防ぎ、血糖値の急激な上下も抑えることができます

また、目安として、1回の間食は100〜200キロカロリー程度が適切です。例えば、ナッツ1握り(約30g)は約150キロカロリー、バナナ1本(中サイズ)は約90キロカロリーと手軽に調整可能です。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個人の活動量や基礎代謝によって異なります。

間食のタイミングを決めることで生活リズムが整い、心身のストレスも軽減されます


カロリーと栄養素のバランス

間食を楽しむ際に意識したいのは、カロリーだけでなく栄養素のバランスも重要です。
一般的なお菓子やジュースはカロリーが高く栄養価が低い場合が多いため、たんぱく質や食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルもバランスよく摂れるものを選びましょう。

具体例として、ギリシャヨーグルト(1カップ:約100キロカロリー)やスティック野菜(100g:約10~25キロカロリー)は低カロリーかつビタミンやミネラルが豊富です。また、食物繊維を含むフルーツやオートミールは腸内環境を整え、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。さらに、脂質や糖質が過剰にならないように注意し、全体のバランスを整えることで、間食が健康的な食生活の一部となります。

また、バランスの良い間食は体重管理だけでなく、エネルギー補給や疲労回復にも効果を発揮します


おやつで健康生活

おやつを食べさせてもらう女の子

おやつでストレス解消

日々のストレスを軽減するために、おやつは大きな役割を果たします。
仕事や家事で疲れた時、甘いものが食べたくなる経験は誰しもあるでしょう。しかし、高カロリーなスイーツばかり食べるのではなく、健康的なおやつを選ぶことで、ストレスを解消しつつ、心身のリラックスを促すことができます。

特に、チョコレートやナッツ類など、心を落ち着ける食品がおすすめです。例えば、カカオ含有量70%以上のダークチョコレートにはポリフェノールが豊富に含まれており、リラックス効果が期待できます。また、ナッツ類のマグネシウムには、神経を安定させる働きがあり、ナッツ類には良質な脂質やたんぱく質が豊富で、満腹感も得られやすいのでおすすめです。

 また、ハーブティーや緑茶も、リラックス効果があり、ストレス軽減に役立ちます。

おやつをリラックスタイムとして活用することで、単なる空腹感の解消だけでなく、心の余裕を取り戻す助けにもなります。ただし、食べ過ぎは逆効果になるため、適量を守ることが大切です


おやつで美容と健康効果アップ

おやつは単なる楽しみだけでなく、おやつを正しく選ぶことで、美容と健康の両方をサポートできます

例えば、ビタミンCが豊富なキウイやイチゴは、美肌効果や免疫力向上に役立ちます。ベリー類には抗酸化作用の高いポリフェノールが豊富で、肌の老化を防ぐ効果が期待できます。また、ヨーグルトはカルシウムが豊富で、骨の健康維持に役立つだけでなく、腸内環境を整えるプロバイオティクスが含まれており、体内から健康をサポートします。さらに、アーモンドやクルミにはビタミンEが含まれ、抗酸化作用で老化防止に効果的です。

これらを日々の間食に取り入れることで、無理なく美容と健康を維持できます。スナッキングは、忙しい現代人が手軽に体調を整える良い方法です


子どもから高齢者までの間食提案

子どもから高齢者まで、間食は年齢に応じて工夫することで、どの世代にも役立ちます。

【子ども】
成長期の子どもに必要なのは、エネルギー源となる炭水化物、成長を促すタンパク質、骨を強くするカルシウムなど、バランスの取れた栄養です。
ヨーグルトやチーズ:カルシウムが豊富で、腸内環境を整える乳酸菌も含まれています。
フルーツ:ビタミンやミネラルが豊富で、手軽に栄養補給ができます。
ナッツ:健康的な油やタンパク質が豊富で、脳の発達にも良い影響を与えます。ナッツは小さな子どもには誤飲の危険があるため、適切なサイズに切るか、大人が監視しましょう。
全粒粉パン:食物繊維が豊富で、エネルギー源となる炭水化物をゆっくりと供給します。
スムージー:さまざまな果物や野菜を取り入れることで、ビタミンやミネラルをバランス良く摂取できます。

【働き盛り世代】
忙しい毎日を送る働き盛り世代は、手軽に栄養補給ができ、集中力を維持できるような間食がおすすめです。
ゆで卵:タンパク質が豊富で、満腹感も得られやすく、集中力を維持するのに役立ちます。
チーズ:カルシウムやたんぱく質が豊富で、骨の健康維持にも役立ちます。
ナッツ:健康的な油やタンパク質が豊富で、小腹を満たし、集中力を維持するのに役立ちます。
プロテインバー:一般的にたんぱく質や食物繊維が豊富で、効率的なエネルギー補給ができるうえ、満腹感も得られます。
ダークチョコレート:抗酸化物質が豊富で、疲労回復やストレス軽減に役立ちます。カカオ含有量70%以上のものがおすすめです。

【高齢者】
高齢者は、消化の良いもの、栄養が凝縮されたものを選ぶことが大切です。また年齢により、咀嚼が苦手な方でも食べやすいものを選ぶことが必要です。
煮豆:たんぱく質が豊富で、消化も良く、カルシウムも摂取できます。
プリン:滑らかで食べやすく、低糖質タイプのものを選べば、手軽にエネルギーを補給できます。
ヨーグルト:カルシウムが豊富で、腸内環境を整える乳酸菌も含まれています。
フルーツ:ビタミンやミネラルが豊富で、手軽に栄養補給ができます。
オートミール:栄養価が高く、食物繊維が豊富で、腹持ちがよいです。粒状やフレーク状なので、さまざまなおやつに活用できます。

それぞれの世代に合った間食で、健康をしっかりサポートしましょう。



ヘルシーなスナッキングは、体に必要な栄養を効率よく補い、生活の質を向上させる大切な習慣です。間食を賢く選ぶことで、健康や美容にプラスの効果をもたらし、日々のエネルギー不足も解消できます。

無理なく取り入れられるスナッキングを日常に取り入れ、健康的でバランスの取れた生活を実現しましょう。






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この記事を書いた人

村上

サステナブルライターとして、SDGsや生活の知恵を発信しています。育児をしながら、子どもと一緒に地球に優しい生活を目指し中。趣味は料理と美術館巡り。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。