じゃがいもと聞くと、古くからあるシンプルな食材というイメージがありませんか?
しかし、実はじゃがいもは驚くべき進化をとげてきたのです!?
最新の品種や保存方法、世界のユニークな活用法に加え、栄養満点で健康的な調理法まで徹底解説します。さらに、皮を活かした料理や簡単レシピも満載です。
じゃがいもの新たな魅力に触れてみませんか?
最新じゃがいも情報

じゃがいもの基礎知識
じゃがいもは、世界中で愛される食材の一つで、南米アンデス山脈が原産とされるナス科の植物です。16世紀にヨーロッパへ伝わり、現在では世界約160カ国で栽培されています。日本には江戸時代にオランダ船によって伝えられたと言われています。
じゃがいもは栄養豊富で、ビタミンCやカリウムを多く含んでいるのが特徴です。特にビタミンCは熱に弱いイメージがありますが、じゃがいもに含まれるものはデンプンに守られるため、加熱後も損失が少ないです。また、カロリーが高いと思われがちですが、100gあたり約76kcalと意外に低カロリー。揚げ物やバターを使用した調理法がカロリーを上げる原因です。
じゃがいもを使った料理の幅広さも魅力で、主食からおやつまで応用可能です。ただし、発芽した部分にはソラニンという有毒物質が含まれているため、必ず取り除いてから調理するようにしましょう。
こうした特性を知ることで、じゃがいもをより健康的に楽しむことができます。
じゃがいもの品種紹介
じゃがいもは大きく分けて「男爵系」と「メークイン系」に分類されます。
男爵系はゴツゴツとした丸い形をしており、加熱するとホクホクとした食感になります。粉ふきいも、コロッケ、ポテトサラダなど、潰して使う料理に向いています。
メークイン系は長卵形で表面が滑らかなのが特徴です。加熱しても煮崩れしにくく、しっとりとした食感になります。煮物(カレー、シチュー、肉じゃが)、炒め物などに向いています。
近年では、じゃがいもの品種改良が進み、さまざまな特徴を持つ新しい品種が誕生しています。
例えば、アントシアニンを豊富に含む「シャドークイーン」は紫色が鮮やかで、抗酸化作用が期待できます。また、「スノーマーチ」など病気に強い品種なども開発されています。
さらに、栽培における環境負荷を減らすことを目的とした品種である「はるか」は少ない肥料や水で育つため、持続可能な農業に適したじゃがいもです。
食感も多様で、「インカのめざめ」は甘みが強くクリーミーな食感で人気です。煮崩れしにくい品種「とうや」は煮物やカレーに、ホクホクとした食感が特徴の品種「ベニアカリ」は粉ふきいもやマッシュポテトに向いています。
最近注目されているのは、調理の手間を大幅に削減できる品種です。皮が薄くてそのまま食べられる品種「インカのひとみ」や、電子レンジで短時間で調理できる品種「きたあかり」など、忙しい現代人にとって非常に便利な品種が登場しています。
これらの品種は、従来のじゃがいもとは異なる食感や風味を持っている場合もあり、新しい食の楽しみを提供してくれます。スーパーなどで見かける機会も増えてきましたので、ぜひ色々な品種を試してみて、お好みのじゃがいもを見つけてみてください。
トレンドポテトの特徴
最近、外食産業やスナック菓子などで、「進化系ポテト」とも言える新しいタイプのじゃがいも料理や製品を目にする機会が増えました。
じゃがいもを器にしたフォンデュや、ワッフル型に焼いたポテトガレットなど、見た目も楽しめる創作料理が人気です。
その特徴の一つは、食感のバリエーションです。従来のホクホクとした食感に加え、カリカリ、もちもち、しっとりなど、さまざまな食感を楽しめるものが増えています。
調理法も多様化しており、フライドポテトだけでなく、オーブン焼き、グリル、蒸しなど、素材の味を生かした調理法が注目されています。
フレーバーも多様で、ハーブやスパイス、チーズなどを使ったものから、エスニックな味付けのものまで、バラエティ豊かな商品が展開されています。
また、健康志向の高まりから、低カロリー調理や、食物繊維を強化した製品なども登場しています。
さらに、海外ではポテトを主成分にしたグルテンフリーの食品も増えており、健康志向の人々に支持されています。じゃがいもを使ったビーガンフードや、高たんぱく品種を使った商品なども新たな市場を切り開いています。
こうしたトレンドの背景には、ヘルシー志向やエコフレンドリーな考え方が広がっていることが挙げられます。
じゃがいも保存の新常識
じゃがいもは適切に保存することで、長く美味しく楽しむことができます。
従来、じゃがいもは冷暗所で保存するのが一般的でしたが、近年、冷蔵庫の野菜室で保存する方が長持ちするという研究結果も出てきています。低温で保存することで、発芽を抑制し、品質の劣化を防ぐ効果があるようです。
ただし、低温で長期間保存すると、じゃがいもに含まれるでんぷんが糖に変わり、甘くなってしまうことがあります。この現象は低温糖化と呼ばれ、フライドポテトなど高温調理をする場合に焦げ付きやすくなる原因となる上に、ジャガイモに含まれる糖とアミノ酸が反応し、「アクリルアミド」という化学物質が生成されやすくなります。アクリルアミドは、動物実験で発がん性が示唆されている物質です。
そのため、じゃがいもは5℃以上の涼しい場所で保存するのが推奨されています。
また、りんごと一緒に保存すると、りんごから放出されるエチレンガスがじゃがいもの発芽を抑制する効果があると言われています。
さらに保存前に洗うと腐りやすくなるため、土を軽く払う程度にしましょう。
芽が出た場合は取り除き、青く変色した部分も食べないように注意が必要です。
一方、カットしたじゃがいもは水に浸して冷蔵することで、変色を防ぎつつ短期間保存が可能です。
このようなポイントを押さえておけば、食品ロスを減らし、じゃがいもを無駄なく使うことができます。
世界のじゃがいも事情
じゃがいもは世界中で栽培され、さまざまな食文化に根付いています。FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、2020年の世界のじゃがいも生産量は約3億7000万トンに達しています。中国やインドといったアジア地域で多く生産されており、ヨーロッパでも重要な作物となっています。
じゃがいもは、世界各地で独自の発展を遂げています。
たとえば、ヨーロッパでは主食としての地位を確立し、ドイツの「ジャーマンポテト」やフランスの「ポムピューレ」(マッシュポテト)が有名です。一方、アジアではカレーや炒め物に使われ、日本では肉じゃがやおでんが家庭料理の定番です。南米ではじゃがいもの原産地ならではのユニークな品種が多く、ペルーには4000種類以上のじゃがいもが存在するといわれています。さらに、アメリカでは「フライドポテト」や「ポテトスキン」など、ファーストフードとしての利用が進化を遂げています。
最近では、気候変動の影響や人口増加による食糧不足への懸念から、じゃがいもが重要な食糧資源として改めて注目されています。
干ばつに強い品種や、栄養価の高い品種の開発が進められており、将来の食糧安定供給に貢献することが期待されています。また、持続可能な農業への関心が高まり、環境に優しいじゃがいもの栽培方法や、地域ごとの伝統的な品種を守る取り組みも行われています。
こうした多様な背景を知ることで、じゃがいもの魅力がさらに広がりますね。
じゃがいもの健康効果

じゃがいもの栄養と健康効果
じゃがいもは、その手軽さと美味しさだけでなく、私たちの健康を支えるさまざまな栄養素をバランス良く含んでいる点でも注目されています。
まず、じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれています。じゃがいも1個(約150g)に含まれるビタミンCの量は、約15~20mg程度です。この量は、成人が1日に必要とするビタミンCの摂取量(約100mg)の約15~20%に相当します。特に、じゃがいものビタミンCは加熱調理をしてもデンプンによって守られるため、他の野菜よりも損失が少ないのが特徴です。
また、カリウムも多く含まれており、じゃがいも1個(約150g)に含まれるカリウムの量は、約600~700mg程度です。この量は、成人が1日に必要とするカリウム摂取量(約2,500mg)の約25~30%に相当します。カリウムは体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧予防の効果が期待できます。
さらに、じゃがいもは食物繊維も含み、じゃがいも1個(約150g)に、おおよそ2.5~3g程度含まれています。この量は、成人が1日に必要とする食物繊維摂取量(男性20g、女性18g)の約10~15%に相当します。食物繊維は、腸内環境の改善や便通の促進に役立つほか、血糖値の安定にも寄与します。
その他、ビタミンB群、マグネシウム、鉄分、リン、たんぱく質、抗酸化物質(ポリフェノール)、水分などが含まれています。
そして、これらのじゃがいもの栄養素は、皮ごと食べることで、より多く摂取できます。
カロリー控えめのポイント
じゃがいもは炭水化物を含むため、カロリーが高いイメージを持たれがちですが、実は100gあたり約76kcalと意外に低カロリーです。この数字は同量の白米(168kcal)の約半分で、主食の置き換えにも適しています。
しかし、調理法によってはカロリーが増加するため注意が必要です。たとえば、フライドポテトにすると油を吸収するためカロリーが200kcal以上になることもあります。このように油を多く使う調理法(揚げ物や炒め物など)は、どうしてもカロリーが高くなりがちです。
一方、茹でたり蒸したりすることで、余分な脂質を使わずにヘルシーに仕上げることができます。特に、蒸し調理は、じゃがいもの栄養素の損失も少なく、おすすめです。
さらに、じゃがいもを皮ごと調理することで食物繊維の摂取量を増やすことができ、満腹感を得やすくなります。
また、マヨネーズやバターなどの高カロリーな調味料の使用を控えることも、カロリーオフに繋がります。ヨーグルトやハーブ、スパイス、レモン汁などを使うことで、カロリーを抑えつつ味に変化をつけ、風味豊かにじゃがいもを楽しむことができます。
健康に良い調理方法
じゃがいもはビタミンCやカリウム、食物繊維など、体に良い栄養素を豊富に含んでいます。しかし、調理方法によってはこれらの栄養素が失われたり、逆に健康を害する成分が増加してしまうこともあります。
栄養素を逃さない調理方法
【蒸す】
じゃがいもに含まれるビタミンCは水溶性ですが、でんぷんに守られているため加熱による損失は比較的少ないです。しかし、茹でると水に溶け出してしまうため、蒸すことでビタミンCの流出を最小限に抑えられます。
蒸し料理は、油を使わないためカロリーも抑えられ、ヘルシーです。
【焼く】
焼く場合も水に栄養素が溶け出す心配がなく、カリウムなどのミネラルも効率的に摂取できます。皮ごと焼けば、皮に含まれる食物繊維やクロロゲン酸も摂ることができます。
オーブンで焼く:じゃがいもをオーブンで焼くことで、脂肪を使わずにカリッとした食感を楽しむことができます。オリーブオイルを軽く塗って焼くと、風味が増し、健康的な脂肪も摂取できます。焼き上げることで、じゃがいもの甘みが引き立ち、栄養素を損なうことなく美味しくいただけます。
グリル・ロースト:じゃがいもを薄切りにしてグリルやローストすることで、ヘルシーで美味しい一品に仕上がります。オリーブオイルやハーブを使えば、風味も豊かになります。
【煮る】
煮汁ごと食べる料理(カレー、シチュー、肉じゃがなど)であれば、水に溶け出したビタミンやミネラルも無駄なく摂取できます。スープや味噌汁の具材として使用するのも良い方法です。
じゃがいもを水から煮ることで、じっくりと熱が伝わり、均一に火を通すことができます。また、でんぷんがゆっくりと糊化するため、煮崩れしにくくなります。ただし、長時間煮すぎると、じゃがいもが煮崩れしやすくなるため、加熱時間には注意が必要です。
【電子レンジ】
電子レンジは短時間で加熱できるため、ビタミンCの損失を最小限に抑えることができる調理方法です。また、水を使わないため、水溶性の栄養素が流れ出る心配もありません
丸ごと加熱してじゃがバターにしたり、カットしてから加熱してサラダや炒め物に利用したりするなど、さまざまな調理に活用できます。ただし、加熱しすぎると水分が抜けてパサパサになったり、硬くなったりすることがあるので、加熱時間には注意が必要です。また、全体が均一に火が通るように工夫することが大切です。
調理の際の注意点
【皮ごと調理】
じゃがいもの皮には食物繊維、カリウム、クロロゲン酸などの栄養素が豊富に含まれています。皮をむかずに調理することで、これらの栄養素を無駄なく摂取することができます。ただし、緑色になった皮や芽にはソラニンという有害物質が含まれているため、必ず取り除いてください。
【水にさらしすぎない】
じゃがいもを切って水にさらすと、アクとともに水溶性のカリウムが流出してしまいます。水にさらす場合は短時間にとどめましょう。
【油で揚げすぎない】
油で揚げるとビタミンが失われやすく、脂肪の摂取量も増えてしまいます。また、高温で揚げると発がん性物質のアクリルアミドが生成されやすくなります。揚げる場合は170℃くらいの低温で、じゃがいもがしっかりと揚がる程度に、短めに揚げるのがポイントです。
【低脂肪でアレンジ】
じゃがいもをマッシュポテトにする際は、バターやクリームを控えめにし、代わりにオリーブオイルや低脂肪のヨーグルトを使うことで、カロリーを抑えつつ、風味豊かな仕上がりにできます。また、塩分を控えることで、カリウムをより効果的に摂取できます。
これらの調理方法を取り入れることで、じゃがいもの栄養素を最大限に活用し、健康効果を存分に楽しむことができます。
皮が主役のじゃがいも料理

皮のチップス
栄養満点のじゃがいもの皮を使って作るチップスは、ヘルシーで美味しいスナックです。
作り方はとても簡単。
じゃがいもをよく洗い、薄く皮を剥きます。ピーラーを使うと綺麗に剥けますよ。
剥いた皮を水にさらし、余分なでんぷんを落とします。水気をよく拭き取ったら、油で揚げるか、オーブンで焼きます。
揚げる場合は、高温で短時間で揚げることで、カリッとした食感に仕上がります。オーブンで焼く場合は、クッキングシートを敷いた天板に皮を並べ、オリーブオイルと塩を振って焼きます。カリッとするまでじっくり焼くのがポイントです。
フライパンで揚げ焼きにすると、油は少量ですむので、揚げるよりヘルシーになります。
焼き(揚げ)あがったら、塩やハーブ、スパイスなどで味付けをします。カレー粉やパプリカパウダーなどを振りかけるのもおすすめです。
市販のポテトチップスに比べて、低カロリーで栄養価が高いので、おやつとしてもちょっとだけ罪悪感なく楽しめます。
ポテトスキンズ (Potato Skins) - アメリカ
アメリカの定番料理として親しまれているポテトスキンズは、じゃがいもの皮を器に見立て、さまざまな具材を乗せて焼き上げた料理です。レストランやバーなどでよく見かける、お酒のおつまみとしても人気の一品です。
まずじゃがいもを半分に切り、中身をくり抜きます。くり抜いた部分は、マッシュポテトなどに活用できます。
皮の部分は、油で揚げるか、オーブンで焼いてカリッとさせます。このカリッとした皮が、ポテトスキンズの醍醐味です。
焼きあがった皮に、チーズ、ベーコン、サワークリームなどをトッピングして、さらにオーブンで焼きます。チーズがとろーりと溶けて、香ばしい香りが食欲をそそります。
トッピングは、自分の好みでアレンジできます。チリソースやサルサソース、アボカドなどを加えるのもおすすめです。
クリーミーなサワークリームとベーコンの塩気が絶妙なバランスを作り、満足感のある一品になります。パーティーの前菜やおつまみにぴったりで、みんなで楽しめる料理です。
ハッセルバックポテト (Hasselbackspotatis) - スウェーデン
スウェーデン発祥の料理で、じゃがいもに薄く切れ込みをたくさん入れて、オーブンで焼き上げる華やかで美味しいレシピです。外側はカリッと香ばしく、中はほくほくとした食感が特徴で、見た目もおしゃれなため、ホームパーティーや特別な食事にもぴったりです。
切れ込みを入れることで表面積が増え、カリカリとした食感とホクホクとした食感の両方を楽しめます。
じゃがいも全体に細かい切り込みを入れますが、底まで切り落とさないのがポイントです。この切り込みによって、焼き上がるとじゃがいもが扇状に開き、見た目が美しく仕上がります。
また、オーブンで焼く際にオリーブオイルやバターを使うことで、切り込みに油が染み込み、外はパリパリ、中はほっくりとした食感になります。好みでチーズやハーブをトッピングするとさらにリッチな味わいになります。
自宅でできる簡単じゃがいもレシピ

ガレット・ド・ポム・ド・テール
フランスの定番料理「ガレット・ド・ポム・ド・テール」は、千切りにしたじゃがいもをフライパンでカリッと焼き上げた、シンプルでありながらおしゃれな一品です。焼き加減を調整することで、外はカリカリ、中はホクホクとした食感を楽しめます。
ハーブを加えたり、チーズやベーコンを加えたり、アレンジもいろいろ楽しむことができます。さらに皮はチップスにするとロスにはなりません。また、皮付きでも美味しく作ることができます。
【基本の作り方】
1.ジャガイモは皮をむき、千切りにします。太さは均一になるようにすると、火の通りが均一になります。
2.切ったジャガイモをボウルに入れ、塩とこしょうを加えてよく混ぜます。この時、ジャガイモから水分が出てきますが、絞る必要はありません。この水分がジャガイモ同士をくっつける役割を果たします。
3.フライパンにオリーブオイルまたはバターを中火で熱します。
4.熱したフライパンにジャガイモを広げます。できるだけ薄く均一に広げるのがポイントです。厚みがあると中心まで火が通りにくくなります。
5.ヘラなどで軽く押さえつけ、形を整えます。
6.焼き色がついたら裏返し、両面に焼き色がつくまで焼きます。焼き時間は、片面5〜7分程度が目安です。焦げ付かないように火加減を調整してください。
7.両面に焼き色がついたら、火を止め、お皿に盛り付けます。
カムジャパン
「カムジャパン」は、韓国のじゃがいもを使った発酵させないパンです。材料を混ぜて、丸めて焼くだけで完成します。
生地は柔らかく、ほんのり甘みがあり、外はふんわり、中はしっとりとした食感が特徴です。特にじゃがいもの甘さが引き立ち、シンプルでありながらも満足感のある味わいです。焼きたては香ばしく、食事にもおやつにもぴったり。ジャムやバターを塗って食べても美味しく、フィリングを中に入れたり、パウダーを振りかけたり、アレンジの幅が広いパンです。
【基本の作り方】
1.じゃがいもを茹でるか、蒸して、マッシュにします。
2.潰したじゃがいもに片栗粉、砂糖、塩、バターを加えます。バターが溶けるように温かいじゃがいもを使うのがポイントです。さらに牛乳とベーキングパウダーを加え、手でしっかりとこねて滑らかな生地にします。
3.生地を4~6等分に分け、丸めてから手で軽く成形して、じゃがいもの形を模します。フォークや竹串で表面に模様を付けると、リアルな見た目になります。
4.表面に溶いた黄身を塗ると、焼き上がりに美しいツヤが出ます。
5.80℃に予熱したオーブンで約20~25分焼きます。表面がきつね色になり、ふっくらと仕上がったら完成です。
じゃがいもは、日常の食卓を彩るだけでなく、私たちの食生活を豊かにする可能性を秘めた食材です。その魅力を再発見し、皮まで無駄なく楽しむことで、環境にも優しい選択ができます。
ぜひ、あなたの食生活にじゃがいもをもっと取り入れてみてください。あなたの日々の食卓が、もっと楽しく、そしてサスティナブルなものになるはずです。
ロスゼロとは?
- フードロス削減、楽しい挑戦にしよう!
- 通販サイト「ロスゼロ」では、様々な理由で行先を失くした「フードロス予備軍」を、その背景やつくり手の想いと共に、たのしく届けています。