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冷え知らずの体へ!温活で一年中ぽかぽか健康生活

公開日: 更新日:2025.02.03
冷え知らずの体へ!温活で一年中ぽかぽか健康生活


「なんだかいつも手足が冷たい」「体がだるくてやる気が出ない」
そんな悩みを抱えていませんか?

それは、体が冷えていることが原因かもしれません。
冷えは体調不良の原因になりやすく、放っておくと免疫力の低下や代謝の悪化につながることも

そこで注目したいのが、体を温める習慣=「温活」です。
温活とは一体どんなものなのか、日常生活に取り入れる方法や、温活で得られる効果まで、詳しくご紹介します。

温活は日常生活にちょっとした工夫を加えるだけ。温活で、一年中ぽかぽか、元気に過ごせる体を目指しましょう。


温活って何?

金色の背景に鍵をあしらったBenefitsの文字

温活の基本を知ろう

「温活」という言葉、耳にしたことはありますか?「温める」+「活」で「温活」。つまり、体を温めることで健康な体を取り戻す活動のことです。

現代人の生活は、冷房の効いた室内やストレスの多い環境など、体を冷やしやすい条件が多いとされています。冷えは万病のもととも言われています。冷えによって、基礎代謝が下がり太りやすくなったり、免疫力が低下して風邪をひきやすくなったりするなど、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
特に女性は、男性に比べて筋肉量が少なく、冷えを感じやすい傾向があります。体温が低いと、免疫力も低いと言われており、冷え症は健康維持に影響を及ぼしていると言えます。

温活は冷え性改善だけでなく、血流を良くすることで疲労回復や美肌効果、代謝アップにもつながります。
まずは自分の生活を見直し、冷えの原因を探ることが温活の第一歩です。特別な道具や高額な投資は不要で、誰でも始められる点が魅力的です。


日常生活に取り入れる温活

温活は、特別なことをする必要はありません毎日の生活の中にちょっとした工夫を取り入れるだけで、効果的に体を温めることができます

たとえば、朝起きたらコップ一杯の白湯を飲む習慣をつけると、体を内側からじんわりと温められます。また、食事も温活に役立ちます。生姜やネギなどの体を温める食材を積極的に取り入れたり、冷たい飲み物を控えて温かい飲み物を飲むように心がけましょう。

服装に工夫を加え、足元を温めるために厚手の靴下やレッグウォーマーを使うのも効果的です。さらに、湯船に浸かる時間を大切にしましょう。38〜40℃のぬるめのお湯に20分程度浸かることで、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます。重ね着やカイロの活用など、工夫次第で温活を楽しみながら続けることができます。

忙しい日々でも少し意識するだけで、体は確実に変化を感じ始めるはずです。


温活で得られる効果

温活を続けると、心身にさまざまな良い変化が表れます。

冷えが改善されると血流が良くなり、肩こりや腰痛が和らぐことがあります。また、肌に栄養が行き渡り、くすみのない健康的な美肌を手に入れることができます。さらに、基礎体温が上がることで代謝が活発になり、ダイエットの効果を感じる人も多いです。加えて、免疫力が高まることで、風邪をひきにくくなったりという健康効果も期待できます。

温活はメンタル面にも良い影響を与えます。体が温まると緊張がほぐれ、ストレス軽減や心のリフレッシュにつながります

これらの効果は、続けることでさらに実感できるようになるので、まずはできる範囲で始めてみてください。

体の外から温める

ふかふかラグの上に保温したひざ下

防寒アイテムで温活

寒い季節の温活には、防寒アイテムを活用することが欠かせません。

特に首、手首、足首の「三首」を温めると効果的です。マフラーやスヌードで首元をしっかり保温し、手袋やレッグウォーマーを取り入れると全身が暖かく感じられます。

近年では、機能性の高い保温素材を使用したインナーなども販売されています。これらのアイテムを活用することで、より効果的に体を温めることができます。また、素材選びも重要で、ウールやカシミヤなどの天然素材のものを選ぶと、肌に優しく、保温性も高いのでおすすめです。

さらに、重ね着をするのも効果的です。厚手のセーターの上に、フリースなど、保温性の高いものを羽織ることで、体温を逃がさずに保つことができます。
最近では、見た目もおしゃれな防寒アイテムが数多く販売されており、ファッションと温活を両立させることも可能です。


部屋の温度・湿度を適切に

室内環境を整えることは、温活においてとても重要です。室温が低いと、いくら厚着をしていても体は冷えてしまいます。冬場の適切な室温は20〜24℃、湿度は40〜60%が理想的とされています。

暖房器具を使う際は、エアコンだけでなく、こたつやストーブなども活用することで、体の芯から温まることができます。ただし、エアコンやヒーターの使い過ぎは、乾燥の原因となるので、加湿器を併用して湿度を保つことも大切です。湿度が低いと、静電気が起こりやすく、体は冷えを感じやすくなります。加湿することで乾燥を防ぎ、喉や肌の健康も守ることができます。

さらに、暖房器具を使いすぎないよう、窓の断熱シート厚手のカーテンで熱を逃がさない工夫をするのも有効です。特に足元が冷える場合は、床にカーペットラグを敷いたり、スリッパを使用すると快適になります。

適切な室温と湿度を保つことで、エネルギーを効率的に使いながら、快適な空間を維持することができます


カイロの上手な利用法

カイロは、手軽に体を温めることができるアイテムです。カイロには貼るタイプと貼らないタイプ、靴下用などがあります。
貼るタイプのカイロは、冷えが気になる場所をピンポイントで温めるのに適しています。指先などを高温で長く温めるなら貼らないタイプが適しています。

カイロを体に貼る場合は、太い血管が通っている場所に貼ると、より温まりやすくなります。首、お腹、背中、腰、ふくらはぎ、足首などに貼ると効率よく体が温まります。特にお腹は内臓が集まる場所で、温めることで全身の血流が良くなります。ただし、カイロを長時間そのまま使用すると、低温火傷の原因になる可能性があります。直接肌に貼るのではなく、衣服の上や靴下などの上から温めるようにしましょう。

カイロは手軽に持ち運べるため、外出時にも活用しやすいのが魅力です。正しい使い方を意識して、効果的に温活を進めてみましょう。


体の中から温める

カップに入ったベリー系の飲み物など

温活食で体の中からポカポカ

体を内側から温めるには、食べ物や飲み物の工夫が欠かせません。温活食とは、体を温める効果のある食品や飲み物のことです

体を温める食材として、生姜やネギ、唐辛子などの辛味のある食材や、カボチャ、サツマイモなどの根菜類豆類などが知られています。これらの食材を使ったスープや煮込み料理は、寒い日にも体を芯から温めてくれます。また、旬の食材は栄養価が高く、体を温める効果も期待できます。

飲み物では白湯ショウガ湯ハーブティーがおすすめです。特に白湯は、朝一杯飲むだけで代謝を高め、内臓を目覚めさせる効果が期待できます。ハーブティーにシナモンやジンジャーなどのスパイスを加えると、一層効果的です。

冷たい食べ物や飲み物は体を冷やしやすいので、できるだけ温かいものを摂るよう心がけましょう。日々の食事に工夫を加えることで、簡単に温活を始めることができます。


運動・マッサージで血行を促進

適度な運動とマッサージは、体を内側から温めるうえでとても効果的です

運動は、体を温める効果だけでなく、心身のリラックス効果も期待できます。軽い運動では、ウォーキングや軽いストレッチ、ヨガがおすすめです。運動することで筋肉が温まり、血流が促進され、体温を高める効果があります。
特に朝の運動は、体を目覚めさせるだけでなく、一日を通して冷えを感じにくくしてくれます。また、お風呂上がは筋肉が柔らかくなっているため、ストレッチの効果が高まりやすく、体がリラックスし、睡眠の質が向上するといわれています。

マッサージをすることで、肩や首、腰など、凝りやすい部分の筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果も期待できます。また、足裏やふくらはぎを中心に刺激することで、末端まで血液が巡りやすくなります。さらにリンパの流れに沿ってマッサージすることで、老廃物の排出を促し、むくみ解消にも繋がります。
オイルやクリームを使うと滑りが良くなり、リラックス効果も高まります。

忙しい日でも5分程度のストレッチやマッサージを取り入れることで、体は驚くほど温かくなります


入浴で体を芯から温める

入浴は、温活において最も手軽で効果の高い方法の一つです。
湯船に浸かることで、全身の血行が促進され、冷えた体が芯から温まります。理想的なお湯の温度は38〜40℃で、15〜20分程度ゆっくりと浸かるのがポイントです。これにより副交感神経が活性化し、リラックス効果やストレス軽減も期待できます。入浴剤を使用すれば、香りで心身を癒しながら美肌効果も得られます。

また、入浴後の冷えを防ぐため、湯上りにはしっかり保湿して体温を保つことが大切です。
保湿性の高いパジャマや締め付けないゆったりとした服装が理想的です。また、首元をスヌードなどで温めたり、靴下を履くなど、体を冷やさない工夫をしましょう。温かい飲み物で水分補給をすることも重要です。

毎日の入浴を温活に役立て、体と心のケアをしてみてください。


夏も温活

首のストレッチをする女性

夏の冷房対策

夏は暑さのため、冷房の使用や冷たい飲食物の摂取が増え、意外にも体が冷えやすい季節です。この「夏の冷え」は、健康に悪影響を及ぼします。特に冷房の効いた室内に長時間いると、血行が悪くなり、体がだるく感じたり、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。特に首や足首など、体の末端が冷えやすいので注意が必要です。

これを防ぐためには、羽織ものや薄手のブランケットを活用し、体温を調整しましょう。冷房の設定温度は25〜28℃を目安にし、冷房の風が直接体に当たらないように工夫することで、体への負担が少なくなります。また、扇風機を併用して空気を循環させると、効率的に室内を冷やすことができます。

足元が冷えやすい場合は、靴下を履くなどの工夫をすることで、冷房が原因の冷えを防ぐことができます。


夏の温活ポイント

夏に温活を取り入れると、暑さで消耗しやすい体にエネルギーを与え、元気に過ごせます。夏の温活のポイントは、内側からじんわりと温めることです。

例えば、足湯半身浴は、夏の疲れた体をリフレッシュさせるだけでなく、冷房で冷えた体をしっかり温めてくれます。また、朝や夜に軽いヨガストレッチを行うと筋肉量が増え、基礎代謝が上がります。また、血流が良くなり、暑さによるむくみの解消、冷えによる肩こりや頭痛の緩和につながります。

また、夏の食材である夏野菜には、体を冷やす効果があるものが多いですが、調理方法によっては体を温める効果も期待できます。例えば、ゴーヤチャンプルーのように、炒め物にすることで体を温めることができます。さらに、夏はフルーツや野菜が豊富な季節なので、スムージーや温野菜サラダを取り入れ、栄養バランスを整えると体の調子が良くなります。
特に夏場は暑さ対策、熱中症予防の観点からも、しっかり水分を摂ることが大切です。冷たい飲み物ばかりではなく常温の水や温かいお茶を意識して選びましょう。

夏こそ温活を意識して、健康的に乗り切りましょう。


夏の温活で冬に備える!

冷えやすい体質は季節を問わず悩みの種ですが、夏の冷房環境でさらに悪化することもあります。夏でも温活を実践することで、冷えやだるさの改善、代謝の向上、免疫力の維持が期待でき、その効果は冬に良い影響を与える可能性もあります。

【基礎代謝の向上】
夏の冷えを防ぎ、体を温める習慣を持つと、基礎代謝が高まり、体温を適切に保つ力が育まれます。これにより、冬の寒さにも負けにくい「冷えない体」を作ることができます。

【血行改善で冷え性を予防】
温活を通じて夏に血流を良くしておくと、末端まで血液が届きやすくなり、冬に特に多い手足の冷えやしもやけの予防につながります。

【免疫力の向上】
夏にしっかりと体を温め、体温を維持することで、免疫力が向上し、冬のインフルエンザなどの感染症予防に繋がります。

【腸内環境の改善】
温活により内臓を冷やさない習慣がつくと、腸の働きが活発になります。腸は免疫細胞の多くが集まる場所なので、冬に向けて免疫力を高める準備が整います。

【自律神経の安定】
夏の温活を通じて自律神経のバランスを整えることで、冬の寒さがもたらすストレスに強くなり、季節を超えて健康を維持しやすい体を作ることができます。

夏の温活は、単に体を温めるだけでなく、健康維持や美容にも繋がります。さらにその時の快適さだけでなく、冬の健康にも大きく影響します。夏の間にしっかりと体を温めておくことで、寒い冬を快適に過ごせる体を作っていきましょう。

季節を問わず、温活を習慣化することが健康的な生活の鍵となります



温活は特別なものではなく、毎日の生活の中に取り入れられる簡単な習慣の積み重ねです。もちろん、一朝一夕に効果が出るものではありません。しかし、継続することで、きっとあなたの体は変わっていくはずです。

お気に入りの温活法を見つけて、心も体もぽかぽかに整えていきましょう。





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この記事を書いた人

村上

サステナブルライターとして、SDGsや生活の知恵を発信しています。育児をしながら、子どもと一緒に地球に優しい生活を目指し中。趣味は料理と美術館巡り。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。