「行かなきゃ分からない その9」
前川の関西万博行ってみたレポート第九弾です。
いよいよラストパビリオン
「日本館」です。
日本館はひときわ大きなパビリオン。
木をふんだんに使って、静かに佇んでいる印象。

私がまず注目したのが、スタッフのユニフォーム。
チャコールグレー一色で、リサイクルを可能にするために
ボタンやファスナーをつけずに、着物に着想を得たとか。
暗い色のユニフォームなので、他のパビリオンに比べると少し地味に感じるようですが、
厳かな雰囲気も醸し出し、日本らしさを感じてもらえるかと思いました。
テーマは
「循環」「いのちと、いのちの、あいだに」
3つで構成される館内は
・水から素材へ
・素材からものへ
・ごみから水へ

循環の表現の中心には「藻」
ただ、うーーん「藻」?
ちょっと地味なテーマだなぁなんて思ったりしたのですが・・・
(この発言は私の心の中だけのものです^^お許しを)
万博会場内で出たゴミを藻(微生物)の働きを活かして、
バイオガスとして再生させるという実際の過程を目にすることができて、
ストンと理解できたというか。
壮大なテーマのようで、実はずっと昔に自然にできていたことが、
できなくなっていただけじゃないかと思ったり。
色々感じたパビリオンでした。
(すみません、うまく伝わらないかも)

ちなみに、老人大学で環境問題の講座を受講している私の父(79歳)は、
痛く感動しておりました。
色んな世代の人で感じ方は違うと思いますが、子どもたちにはぜひ見てもらいたい。
さて、大阪・関西万博ももうあと1ヶ月ほどの会期になりました。
9月はロスゼロも登場する予定^^