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リンゴが教えてくれたこと。

公開日: 更新日:2023.05.11
リンゴが教えてくれたこと。

こんにちは、ウェブ担当の前川です。

先月の台風の被害。関西では直接的な影響がありませんでしたが、

テレビの画面から伝わってくる被害状況を見ていると、

本当に心が痛くなりました。

被災地の皆様には、一日も早く安心した生活が

戻られることをお祈りしています。

リンゴ

今回の台風の被害に遭い、収穫前に木から落ちてしまった

岩手県花巻市のりんごを、ロスゼロ代表の文美月がいくつか購入しました。

私も2ついただいて帰ったのですが、、、

外から見ても、傷があるとは一見気が付きません。

まだ少し若いかなとは思いますが、きれいなものです。

ところで我が家には高校生の息子がおりまして、

現在絶賛成長期中(^^

家の中の食料のありかは把握し、新参者はもちろん見逃しません。

このリンゴ、ちゃんと写真を撮ってから

調理法を考えてみようと思っていたのに、

知らないうちに、息子に見つかり真っ二つに!!

傷んだリンゴ

「なぁ!このリンゴ腐ってるで!」と、息子。

「あら、意外と傷ついちゃってるね。

でもそれは腐ってるんじゃなくて、台風で木から落ちて

傷がついたせいで売り物にならなくなったリンゴなのよ。

今回は台風被害だと理解して買い取った人から

もらったのよ。」

「台風で?これ腐ってるんじゃなくて傷?

落ちただけでも、もう普通に売られへんの?

そうなん?・・・

もったいないなぁ。

これは。。。ロスゼロやな!!

よし。腐ってないしこれは俺が責任もって食べるわ」

実は彼、少しでも傷んだものを食べる事は嫌い、

賞味期限にこだわるタイプでした。

そんな彼の変化。正直、驚きました。

息子よ!君ももう立派なロスゼロ仲間じゃないの!

台風で落ちたリンゴ

台風で落ちてしまったリンゴ。

もう少し時期がずれていれば、普通に収穫され

正規に販売されていたものが、規格外となってしまったのです。

今回はリンゴ2個だけでしたが、

(息子が)少しでもお役に立ててよかったです。

ちなみに2個の内もう一つは

こんなにきれいでした。傷一つない・・・

半分に割ったリンゴ

規格外になる理由・食べられる事実・売れにくい現実。

息子のように知ることができれば、

もったいないことに気づき、食べようと意識が変わる。

ロスゼロでは消費者の意識が少しでも変わる

きっかけになればと考え、

ロスゼロ食堂』というイベントを開催しています。

ロスゼロ食堂では、食品ロス予備軍となっている

お米以外100%規格外食材で作ったランチを提供し、

参加者の皆さんで美味しく食べていただいています。

規格外の野菜

ここ大阪から、日本全国にロスゼロ食堂が広がり、

一人でもたくさんの方々に食品ロスと向き合う機会を作り、

ロスゼロ仲間を増やしていきたいと思っています。

次回『ロスゼロ食堂』の詳細と予約はこちら

みなさんも、ぜひぜひロスゼロ体験してください。

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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する

食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ

食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。

日本に溢れる「もったいない」を

ネット通販を通して、より気軽に、よりポジティブに削減し、

次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。

食品ロス(フードロス)・食品廃棄の削減をビジネスとして

成立させている独自の取組が評価され、行政機関における

事例としても取り上げられています。

また、ロスゼロはSDGsにも取り組んでいます。

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この記事を書いた人

前川

ウエブ担当の前川です。
子供の野球観戦のため、年中日焼けと戦っています。昔から大好きだった書道を最近また始めました。今は「相田みつを」さんのように、絵のような素敵な文字をプレゼントできるようになりたいと、修行中です。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。