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三分の一ルールとは?

公開日: 更新日:2023.06.24
三分の一ルールとは?

【まだまだ厚い商慣習の壁】

卸・小売業者はできるだけ新鮮な食品を仕入れたいため、
賞味期限までの3分の1を過ぎるとメーカーから仕入れなくなります。

するとメーカーに作りすぎ・納品余剰の在庫がだぶつきます。
賞味期限はあと3分の2あるにも関わらず、早々に売り先を失い、食品ロスにつながります。

さらに3分の1を過ぎると消費者から選ばれにくくなるため、小売店は順次店頭から下ろしていきます。


そのため販売余剰品がだぶつき、ここでも食品ロスとなります。

さらに家庭で食べ切れないと、食品ロスとなります。

家族4人の食事風景 食品ロスいろいろ

このように、食品の流通業界のステージごとに、食品ロスが発生しています。


しかし、冷静に考えると、やはり私たち生活者があまりに新鮮なもの、美しいもの、新しいものを求めているからです。

私たちの生活意識を少しずつ変えていくことが大切ですね。

 

3分の1ルール(農林水産省HP)

 

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この記事を書いた人

中角

関西学院大学総合政策学部卒業。
カンボジアの現地企業にて、ゼロウェイスト関連の仕事に従事したのち、ロスゼロの広報担当として社内のことやSDGsについて発信しています。
趣味は犬と戯れること。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。