こんにちは、広報の山口です。
最近よく耳にするようになったSDGs
その中でも2番目の目標
「飢餓をゼロに」
この目標を今回は掘り下げて
日本人の主食である”こめ”の
もったいない!をお伝えします。
世界の飢餓問題
まず、お米だけでなく世界では満足にご飯を
食べられない人々がいる現状があります。
世界には約70億の人がいますが、
その中で8億2千万人の人が空腹で栄養不足なのです。
(世界農業白書2019/国連食糧農業機関)より引用
黄緑:飢えている人はほとんどいない
オレンジ:20%~34%の人々が栄養不足
赤:人口の35%以上の人々が栄養不足
上の図を見てもわかるように
アフリカが飢餓の人口が比較的多く、
5人に1人が今も飢えに苦しんでいます。
(世界の飢餓が一目でわかる地図公開/国連WFP)より引用
日本は近くにはコンビニやレストランなど
お腹がすいたらすぐに
食料が手に入るため想像がつきにくいですが、
発展途上国ではこのような状況が現実なのです。
これはとても深刻な状況です。
それにも関わらず日本の食品ロスはなかなか減りません。
そしてお米は多くの場所で食品ロス となっています。
飲食店のお米のロス
まず飲食店で問題になっている
"お米のもったいない"を
紹介します。
それは、、ライス残しです
定食屋でライスだけを残したり、
回転ずしではネタだけ食べてシャリを残すという人が
増えているそうです。
皆さんもこの問題、メディアなどで
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
これらの原因の一つに
糖質ダイエットが流行したため
だと考えられます。
確かに
お米には糖質が多く含まれていると知ると、
ダイエット中や、糖質を気にされる方は
メインのお惣菜の方を
優先して食べたくなりますよね。
この問題を解決するべく
お店側も様々な対策をしています。
例えば皆さんよく知る
『びっくりドンキー』では
ご飯を少盛りにすると値引きする
というシステムを取り入れています。
また糖質オフメニューを
提供しているお店もあります。
『くら寿司』ではシャリの代わりに
大根の酢漬けを使用したり、
松屋ではご飯を湯豆腐に
変更できるサービスを実施しています。
このように私たちの身近な飲食店でも
様々な工夫がされています。
他に食品ロスをなくすために
工夫を凝らす企業もたくさんあります。
詳しくはロスゼロブログでも紹介しています。
パン消費の増加
また
日本人はコメが主食とされてきましたが、
時代とともに簡単にレンジでチンできる
パンが主食に移り変わりつつあります。
米を食べなくなった日本人/nippon.comより引用
米の消費が少なく、
米価が下がっていることも
フードロスの原因の一つになっています。
え!関係あるの!?と
思いますよね。🍚
実は大きく関係しているのです。
パンが主食に変わってくると
農家が米を作っても消費されず、
廃棄しなければならないことが起きています。
私の想像出来なかったフードロスでした。
さいごに
今この瞬間も満足して食事が出来ず
苦しんでいる人が多くいる中で
私たちが食品を無駄にするわけには行きません!
世界のみんなで助け合って
笑顔がいっぱいの地球にしたいと心から思います😊
前述したように私たちの知らないところで
食品ロスが発生していたり、
フードロスを減らすため工夫を凝らしている
企業はたくさんあります。
当たり前に食卓に出てくるお米ですが
大切に食べないといけないですね。
もったいないを探っていくと
いろんな人の苦労や対策を知ることが出来て
私も驚くことが沢山あり勉強になります。
皆さんの生活の参考になったらと思います😊
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する
食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
日本に溢れる「もったいない」を
ネット通販を通して、より気軽に、よりポジティブに削減し、
次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
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