こんにちは、広報の山口です。
今回はSDGs8弾!
"働きがいも経済成長も"をお送りします✍
早速ですが、なさんは自分の子供もしくは近所に住む子どもが働いている姿を想像できますか?
世界には約1億5200万人(2017年)もの子供たちが労働を余儀なくされている現実があります😢
これは世界の5~17歳の子供の10人に1人の割合に相当。
そして、児童労働のうち最も多い割合をしめているのはなんと5歳から11歳の幼い子供たちなのです😢
グラフで見てみるとこんな感じ👉👉
(Global Estimates of Child Labour - ILO)
日本で考えると幼稚園や小学校に通う子供たちが働きに出ている状態。
日本ではなかなか想像つきにくいですがこれが普通になってしまっている地域もたくさんあるのです😢
では、児童労働をもっと詳しく知ってもらうためにアフリカに住むサントス君(11歳)の1日の例を簡単に見てみましょう👀
5:00 起床。コーヒー農園へ🚶♂️
7:00 農園で働く人たちの朝食準備、水汲みなど
8:00 コーヒー農園での仕事
17:30 帰宅🚶♂️
20:00 就寝🌙
( Free The Children Japan - フリー・ザ・チルドレンとはより)
11才の子供が社会人が仕事をしているのと同じようにライフサイクルを送っています。
しかし、その稼ぎはとても少ないのです。
1日およそ20円~40円💰
子どもという理由で安い賃金で働かなくてはならないのです。
サントス君だけでなく親が病気を患っていたり、家族、自分の生活のため働く子供は世界にたくさんいます。
さらに
児童労働は子供たちに対して、負のサイクルをもたらすのです👉👉
このような過酷な児童労働の背景にはいくつかの理由が挙げられます。
⚫︎コットン産地の家庭問題
親の失業や低い賃金水準による家庭の貧困
⚫︎親や地域の大人の問題
教育の重要性や児童労働に関する認識の低さ
⚫︎学校・教育環境
学校や教室、教員の不足
⚫︎社会的慣習
女性の社会的地位が低く
幼児婚や結婚持参金制度などの慣習による女子児童への教育機会の不足
⚫︎政府の取り組み不足
教育の普及や児童労働をなくすための政策の不足
子供たちは意欲的に働いているのではなく、やむを得ず働くしかないのです。
私たちには関係ない??
いえいえ。
これらのことは私たち消費者側にも責任があります。
それは
児童労働によって生産された製品が私たちの手に届いているということ🤔
分かりやすく説明するとこんな感じ👉👉
子どもたちが一生懸命に作った商品が私たちに届く経緯分かっていただけたでしょうか?
私たちにも関係あるということは、私達に出来ることもあるということ!🌈
それは私たが商品を買うときの少し意識。
今回は2つ紹介します。
早速、見ていきましょう!👉👉
①オーガニックコットン商品🌱
~オーガニックコトンとは~
3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で生産された綿花。
製造全工程を通じて化学薬品による環境負荷を最小限に減らして製造したものを
オーガニック製品と言います。
②フェアトレードアイテム🛫
~フェアトレード(公平貿易)とは~
発展途上国で作られた作物や商品を適正な価格で継続的に取引することによって、
生産者の持続的な生活向上を支える仕組み。
このマークの付いた商品が目印👉👉
少しの意識で環境の負担を減らしたり🌱、
生産者に適切な収入💰を与えることができます。
例えばロスゼロで販売しているこのチョコレートもフェアトレードのもの
私も今回ご紹介した児童労働を調べていくうちに「何かできることをしたい!🔥」と思うようになり、欲しいものができた時は商品の生産過程を調べるようになりました。
そして、今ではフェアトレードのアクセサリーや古着👚(リサイクル商品だから環境に良い‼)を購入しています(o^―^o)ニコ
みなさんもコロナウイルスで大変な時期ではありますが、家でネットショッピングなどのお買い物をする際はフェアトレードやオーガニック商品などの意識を加えて見てみてください👀
世界の人々の笑顔が少しでも増えたらうれしいですね😊
SDGs8つ目の目標は”働きがいも経済成長も”ですが、今回ご紹介したように、私たちの消費生活の見えない所では子供たちの作っている商品が私たちの手に届いている可能性があることが分かりました。
そして、解決していかなくてはならない問題です!
あなたができる、SDGsアクション、考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
次回もSDGsシリーズをお送りします!
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