初めまして、学生ライターの和仁です。
大学では、管理栄養士免許取得の為に勉強しています。
突然ですが、蜜蝋ラップについてご存じですか?
ミツロウラップは、繰り返し使えるラップのことで、エコなキッチン用品として注目されています。
今回は、蜜蝋ラップについて、どのようなものなのか、成分、使い方、作り方などをまとめてみました!
そもそも、「蜜蝋ラップ」のミツロウとはどのような物なのでしょうか。
■ミツロウとは?
ミツバチが巣をつくる材料として体内から分泌するロウのことです。
主な特徴は、三つあります。
★「殺菌・抗菌性」 ・・・
蜜蜂の巣を外敵から守ります。
★「耐水性」 ・・・
雨や水滴から巣が濡れることを防ぎます。
★「保湿性」 ・・・
ミツロウの主成分は油脂の一種である「ワックスステル」。
約70%含まれていると言われています。
油脂成分により保湿性に優れています。
■蜜ろうラップとは?
蜜ろうでコーティングされた布のことで、洗うことで繰り返し使うことができるもの。
プラスチックの代わりに天然素材をしているので、エコなキッチンアイテムです。
触ると少しぺとぺとしていて、体温で蜜蠟が溶けることで、密着します。
蜜ろうラップは、国内外の店舗から様々な柄、サイズの物が販売されています。
また、簡単に自宅で蜜ろうラップをつくることもできます!
そこで、蜜ろうラップを実際に作ってみました。
■蜜蝋ラップの作り方
<準備物>
・ミツロウワックス
・お好みの布(コットン100%のものがおすすめです)
・アイロン
・アイロン台
・クッキングシート(2枚)
・はさみ
・新聞紙
みつろうは、ネットで200gを1000円程で購入しました
1.布を好きなサイズ、形にはさみで切る
2.アイロン台に新聞紙、クッキングシート、布の順にセットする
3.布の上にみつろう(ビーズワックス)をまんべんなく散らす
4.③の上にクッキングシートを重ね、アイロンをかける
(この時アイロンの温度は低で大丈夫です)
5.ビーズワックスが全て溶け、布にしみ込んだらクッキングシートを外し冷まして干す
ワックスが乾けば完成です!
みつろうの使用量は、以下の通りになりました
・半径11.5㎝の円形 → 10g
・正方形(26㎝×26㎝) → 12g
・正方形(30㎝×30㎝) → 21g
大きなものでも20g程の使用だったので、まだまだ沢山作れそうです。
はぎれや余った布の活用にもなりそうです♪
作り方はこちらを参考にしました↓
布でつくるみつろうラップ - KAWAGUCHI (kwgc.co.jp)
■実際に蜜蝋ラップを使ってみてのメリット
・食用品ラップフィルムの消費量を減らせる
今までは使いさしの野菜や余ったおかずを保存するために、プラスチック製のラップを使用していました。
蜜蝋ラップを使いだしてからは、ラップの使用量がとても減りました。
これは、ゴミの量が減るだけでなく、プラスチック消費の削減にも貢献することができます。
プラスチックが環境に与える影響についての詳しい内容は、以下のロスゼロブログをチェック。
地球はプラスチックスープ?意外と知らない身近な脅威 その1 - (losszero.jp)
・野菜が長持ちする
冒頭で蜜蝋の特性に触れましたが、蜜蝋の「保湿性」「殺菌性」が野菜の保存に効果的です。
冷蔵庫で野菜が乾燥するのを防いでくれています。
・見た目がカラフルで可愛いく愛着がわく
何と言ってもカラフルで、冷蔵庫の中身が彩やかになりました。
自分の好きな柄の蜜蠟ラップを、何度も洗って繰り返し使用することで愛着もわくようになりました。
使い捨てが当たり前となっている現代ですが、物を大切にする気持ちを思い出すことが出来ました。
使用してみて、特にデメリットは感じていません。
ただ、使用上の注意として、蜜ろうは65度ほどで溶けてしまうのでお湯で洗ったり、電子レンジで使用することができません。
また、はちみつに関連した製品であるため、1歳児未満の乳児がいる家庭では使用を控える、乳児が食べる食品には使用しないなどの注意が必要です。
乳児とはちみつの使用上の注意については、こちらのサイトに詳しく書かれています。
キッチンで使う身近なものからエコなものに少しずつ変えて行きたいですね、皆さんも是非、蜜蝋ラップ使ってみてください!