広報の山本です。
先週17日、
コンビニ大手二社が消費期限の迫った商品に対してポイント還元による実質的な値下げを発表しました。
ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
参考:日経ビジネス
ロスゼロとしても注目のニュースでしたが、私個人も一消費者として興味津々で各紙を見ていました。
ついにコンビニが食品ロス削減へと動き出した!消費者としても値下げは嬉しい!
と、いいことづくめのように思っていましたが、、、。
記事を読んでいると「あれ、そうなん!?」と思う点が。
「値下げ」はポイントとして消費者に還元されますが、その実態は"500円の商品に対して25円"程度なんだそうです。
「う~ん、思ったよりお得感はないな、、、それでわざわざ消費期限が近い商品を手にするかな、、、」と正直なところ思ってしましました。
ちなみに、そもそもポイントサービスに入っていない顧客は値下げの対象にはならないとのこと。
こういった実態に、食品ロス削減効果は乏しいのではないかという意見も出てきているそうです。
ただ、コンビニも一企業、様々なしがらみがある中で、「食品ロス削減に乗り出した」という事実は大きな一歩だと思います。
日本が抱える食品ロス問題を知らない人もまだまだ多いです。
そんな中、今や生活とは切り離せなくなったコンビニで食品ロス削減に向けた対策が講じられるとなると、消費者が食品ロスに対して知るきっかけになるのではないか、そうなって欲しいと思います。
課題はまだまだあるでしょうが、一つ一つできることを確実に実行することでしか、食品ロス削減という現実は訪れないのでしょう、、、。
と、偉そうに言っておりますので、私もできることを確実に。
まずは、うどん屋で欲張って天ぷらを取りすぎるのをやめます。
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