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チョコロスを救おう!バレンタインの歴史とチョコレートのロス

公開日: 更新日:2023.07.04
チョコロスを救おう!バレンタインの歴史とチョコレートのロス

みんなでチョコロスを救おう

本日2月15日(水)よりロスゼロでは「チョコロスを救おう」企画を開始します!

 

バレンタインを過ぎて余剰になったチョコレートやお菓子ロス、ロスゼロのアップサイクル食品「Re:You」を特集しています!

もったいないチョコレートをみなさんで美味しく減らしましょう!

「チョコロスを救おう」特設ページ

 

※本日以降、5月ごろまで順次、対象チョコレートが増えていく予定です。

 

日本ならではの「バレンタイン文化」

チョコレート

 

日本記念日協会によると、日本のバレンタインの市場規模は約1260億円(2019年)と言われており、2月14日だけで年間のチョコレートの消費量の約20%を占めると言われています。

 

もとより、宗教的な歴史から「恋人たちの日」として世界各地で親しまれていた文化ですが、日本では1950年代より「バレンタインセール」として商業的な取り組みから始まりました。

 

特に「義理チョコ」や「友チョコ」は日本独自の文化であり、3月14日の「ホワイトデー」も日本ならではのイベントです。

 

アメリカなどの欧米諸国では、一般的に男性から女性へ愛を伝える日だと認識されています。

 

プレゼントを贈る文化は一緒なのですが、チョコレートに限らず、お花やアクセサリーを女性に贈る男性も多いそうです。

 

 

バレンタインによるチョコレートのロス

イベント用に作られた商品は、時期を過ぎると余剰になってしまいます。

2月14日をピークに、バレンタイン用チョコレートの購入量は激減し、販売することが難しくなります(下図参照※1)。

 

マーケット自体が大きいので、少しの需要予測の差異でも大きなロスとなります。

 

2月のチョコレートへの日別支出金額


チョコレートの原材料であるカカオを栽培するために、アフリカでは毎年広大な森林が伐採されています。

 

2020年だけでコートジボワールのカカオ栽培地域で、47,000ヘクタールの森林破壊が発生したと言われており、この面積は東京ドーム約1,000個分に相当します(※2)。

 

コートジボワールの森林破壊

※1 参考:総務省統計局「チョコレートの季節」https://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/29_2.pdf
※2 参考:国際NGO MIGHTY EARTH https://www.mightyearth.org/

 

 

みんなでチョコロスを救おう

チョコレートに限らずですが、食品ロスは資源の浪費のみならず、生産・加工・輸送・販売といったプロセスを無駄にすることになります。

 

美味しく、美しくプレゼント用につくられたチョコレートが、2月15日以降に突然その価値をなくし、賞味期限を残したまま余剰になるなんてもったいないですよね。

 

最近では自分用にバレンタインチョコをご購入される方も多いそうです!

 

いつも頑張っている自分へのご褒美として、ロスゼロのチョコレートを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

美味しく食べて、食品ロス削減!

 

「チョコロスを救おう」特設ページ

 

 

 

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この記事を書いた人

中角

関西学院大学総合政策学部卒業。
カンボジアの現地企業にて、ゼロウェイスト関連の仕事に従事したのち、ロスゼロの広報担当として社内のことやSDGsについて発信しています。
趣味は犬と戯れること。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。