ロスゼロブログ

カテゴリ一覧

【作って食べるSDGs】農業ボランティアのススメ

公開日: 更新日:2024.05.20
農業ボランティア

食卓に並ぶ食材のルーツを知りたい、地域社会に貢献したい、環境問題に関心がある...そんなあなたにおすすめしたいのが、農業ボランティアです。

農業ボランティアは、食糧の供給、環境への配慮、地域協力など、SDGsの目標達成に貢献できるだけでなく、農業の知識や技術を学べる、新たな発見や出会いがある、家族や仲間と絆を深められるなど、たくさんの魅力が詰まっています。

未来を創造する農業を一緒に体験してみませんか?


SDGsと農業ボランティア

食糧の供給

食糧の供給と社会への貢献

農業ボランティア活動は、持続可能な開発目標SDGs達成に欠かせないともいえる活動です。例えば、地域の食料自給率を高めることで、貧困撲滅(SDG1)や飢餓ゼロ(SDG2)を目指す手助けとなります。
また、教育(SDG4)においても、若者に実践的な農業技術を教えることで、新しい就業機会を生み出すことができます。実際、FAOの報告によると、持続可能な農業は地域経済を活性化させ、教育水準をたかめるとされています。


環境への配慮とサステナビリティ

持続可能な農業実践は、地球の環境保全に欠かせません。有機農業や循環型農業は、化学肥料や農薬の使用を抑え、土壌の健康を維持し、生物多様性を保護します。

これは、気候変動対策(SDG13)にもつながり、農地からの温室効果ガス排出量を削減する効果があります。国連環境計画(UNEP)は、持続可能な農業が地球温暖化の緩和に必要不可欠であると指摘しています。


生産者の生活・雇用面(経済)

農業ボランティアは、地域コミュニティ内での知識の共有やスキルの伝承により、社会的つながりを深めることで、地域の自立と持続可能性を促進します。
また、さまざまな背景を持つ参加者が集うことで、新しいアイデアが生まれ、農業技術や実践に革新をもたらすことがあります。

農業ボランティアプログラムを通じて育まれたイノベーションは、地域だけでなく、グローバルな課題解決の鍵となることもあります。


地域協力の農業実践

 

地域住民と農業連携

地域住民との連携プロジェクト

地域の住民とボランティアが協力する農業プロジェクトは、ただ食料を供給するだけでなく、経済の自立や地域の文化を守る重要な役割を果たします。

例えば、日本のある地域では、古くからの野菜の栽培方法を復活させ、地域の生物多様性を向上させました。

伝統野菜「練馬大根」:東京都練馬区

「江戸東京野菜」:東京都江戸川区

これらの取り組みは、伝統野菜の保存だけでなく、地域の絆を強め、互いの理解と尊重を深める基盤となります。伝統的な食文化を保つことも、持続可能な農業への大きな一歩です。


住み込みで学ぶ農業知識

住み込みボランティアでは日々の農作業を通じて農業の知識や技術を実地で学びます。この経験から、持続可能な農法や土壌管理、作物栽培の技術を身につけることができます。
また、地域の農家と生活を共にすることで、農業が直面する現実的な課題や、地域に根ざした農業の知恵を学ぶことが可能です。

この体験は、農業に対する理解を深めるだけでなく、地域文化への理解と尊重を高める体験です


週末活動で強化される絆

週末を利用した農業ボランティア活動は、忙しい日常から離れ、地域社会との絆を深める機会を提供します。
社会人や学生など、さまざまな背景を持つ人々が集まり、共同で作業を行うことで、互いの理解を深め、強いコミュニティを築くことができます。週末農業を通じて、参加者は地域社会の一員としての自覚を高め、地域の持続可能な発展に貢献する意識を育むことができます。

また、自然と触れ合うことで、精神的にリフレッシュできる場ともなります。


ボランティアで知る農業の魅力

 

高校生向け農業体験

ファミリーで取り組む農業ボランティア

農業ボランティアは、家族の絆を深めながら、自然との触れ合いを楽しむ絶好の機会です。土を触り、種を植え、作物を収穫することで、自然の力と食べ物の価値を感じることができます。

特に都会暮らしの家族にとって、新鮮な野菜を収穫することは喜びであり、自然とのふれあいは貴重な体験です。子どもたちは、普段見ることのない野菜が育つ様子や農業機械の働きを学び、生命の尊さや食への関心を深めることでしょう。

家族が一緒に農作業を行うことでコミュニケーションも活発になり、一緒に料理をして食卓を囲む時間は、かけがえのない思い出になります。
また、地域の農家と協力することで、地域の伝統や文化に触れ、新たなコミュニティづくりにも繋がります。都会の喧騒を離れ、家族で農業ボランティアに挑戦してみてはいかがでしょうか。


高校生向け農業体験プログラム

高校生に特化した農業体験プログラムは、若者が農業の重要性と持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を理解するための、重要な機会を提供します。

実際の農作業参加から持続可能な農業方法の学習まで、幅広い体験を通じて、食料生産の背景にある労力と環境への配慮を学びます。
これにより、学生たちは、農業が地球環境に及ぼす影響や食料安全保障の重要性について深く理解し、将来、持続可能な社会づくりに貢献できるようになりるでしょう。


社会人が見つける農業の価値

社会人が農業に参加することで、単に趣味の範囲を超えた価値を見出します

農業ボランティアを通じて、彼らは新しい視点で食と環境を見るようになり、日々の仕事では得られない充実感と達成感を得るでしょう。社会人参加者は、農業が地域に与える影響と持続可能な開発への貢献を学び、自分たちの行動が大きな変化をもたらす力を持つことを実感します。

この体験は、個人のライフスタイルや価値観に影響を及ぼし、持続可能な未来への積極的な参加を促すでしょう


農業ボランティアで未来を創造しよう!

 

収穫の喜び

農業ボランティアへの参加方法

【情報収集】

インターネット検索:「農業ボランティア」と検索し、さまざまなプログラムを比較検討します。専用のポータルサイトや、非営利組織のウェブサイトが役立つでしょう。

地域の情報源:地元のコミュニティセンターや市町村の農業課に問い合わせて、地域で行われているボランティアプログラムの詳細を確認します。


【プログラム選択】

家族向けプログラム:子供が参加できるかどうか、また教育的な要素が含まれているかなど、家族全員が楽しめるプログラムを選びます。

期間と場所:日帰りのプログラムや、宿泊を伴う長期のプログラムなど、自分たちのライフスタイルや予算に合ったものを選びます。


【申込み】

オンライン申込み:多くのプログラムはウェブサイト上で簡単に申し込むことができます。申込みフォームに必要事項を入力し、送信します。

参加費:プログラムによっては、材料費や施設使用料として参加費が必要な場合があります。詳細は事前に確認しましょう。


【準備】

適切な服装:作業しやすい服装(長袖、長ズボン、帽子)を選び、作業用手袋も準備します。靴はスニーカーや長靴が望ましいです。

持ち物:水分補給用の水筒、タオル、必要に応じて日焼け止めや虫除けスプレーも持参します。雨天の場合は雨具の準備も忘れずに。


【参加】

安全に留意:指導者の説明に耳を傾け、指示に従って作業を行います。特に機械を使用する場合は注意が必要です。

楽しむ:作業の合間に周りの自然を楽しんだり、家族や他の参加者との交流を楽しむことが、この体験の醍醐味です。

このようにステップを踏んで準備を整えれば、農業ボランティアでの一日は、あなたにとって忘れがたい素晴らしい思い出になるでしょう。


農業ボランティアに参加する際の注意点

農業ボランティアに参加する際には、以下の点に注意すると良いでしょう。

【服装と装備】

適切な服装:作業に適した服装を選びます。長袖、長ズボンで肌を保護し、帽子やサングラスで日焼けを防ぎます。

適切な靴:滑らないソールのある靴、できれば防水性のある長靴を着用します。農作業では地面が泥濘(どろ)だったり、水が溜まっていることがあるため、足元の保護が重要です。

手袋:草むしりや土いじりなど、手を使う作業では作業用の手袋を着用して手を保護します。


【健康管理】

水分補給:十分な水分をこまめに取り、熱中症に注意しましょう。特に暑い日は、塩分も適宜補給すると良いです。

日焼け対策:日焼け止めを塗る、UVカット機能のある服を着るなど、紫外線対策をしっかりと行います。


【安全の確保】

作業の指示に従う:農業機械を扱う場合など、安全に関する指導者の指示には特に注意を払い、指示に従って行動しましょう。

機械の操作に注意:未経験の機械は操作しない、または熟練者の指導の下で操作します。


【気象条件】

天気予報の確認:農業活動は天候に左右されます。雨天時の安全対策や活動の中止、延期の判断も含めて、事前に天気予報を確認します。

雨具の準備:予想外の雨に備えて、雨具を準備しておくと安心です。


【地元文化への敬意】

〇地域のルールや文化を尊重:地域ごとの農法や文化があるため、その土地の慣習やルールを尊重し、地元の人々と良好な関係を築きましょう。


これらの注意点を守ることで、農業ボランティアはより安全で充実した体験となります。
家族や友人と共に自然と触れ合う素晴らしい機会を楽しんでください。



広大な畑で土と触れ合い、太陽の光を浴びながら野菜を育てる。収穫の喜びを分かち合い、食卓に並ぶ新鮮な食材を味わう。農業ボランティアは、五感を刺激し、心身をリフレッシュさせてくれる貴重な体験です
それは同時に、SDGs達成への貢献にもつながります。地域活性化、食育、そして個人の成長にも貢献します。地域住民との連携や住み込み型ボランティアを通して、農業知識や地域との繋がりを深め、持続可能な社会を目指す意識を高めることができます。

農業は、私たち一人ひとりが未来のためにできる大切な活動です。 土と触れ合い、自然と共生し、食の大切さを実感する。農業ボランティアは、私たちの生活を豊かにするだけでなく、地球の未来を担う子どもたちに豊かな環境をさあ、一歩踏み出してみましょう。

あなたの参加が、未来を変える大きな力となります。







同じカテゴリの他の記事はこちら

ロスゼロブログ一覧へ

この記事を書いた人

中山

地球を愛する料理研究家であり、SDGsと食品ロスに情熱を傾けるライターです。食品ロス削減を通じて、環境保護と健康的な食生活の両立を促進し、持続可能な社会の実現を目指しています。趣味は家庭菜園。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。