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食品ロス削減のために家庭でできること【6選】

公開日: 更新日:2024.01.11
食品ロス削減のために家庭でできること【6選】

食品ロスは世界的な問題であり、FAOによると、地球上の食料の約1/3がロスになっているとされています。

この問題を解決するためには、生産から消費まで、全ての段階での取り組みが必要ですが、個々の家庭で行うことも非常に重要です。


買い物リスト活用で食品ロスを防ぐ方法

買い物リスト

食品ロス削減の買い物術

食品ロス削減の買い物術では、まず計画的な買い物が重要です。
一週間の食事計画を立て、それに基づいてリストを作ると、必要なものだけを買うことができます。これにより、衝動買いを避け、買っても食べ切れない食材を無駄にすることを防ぎます。

また、リストを作ることで、冷蔵庫や棚の中にある食材を確認し、すでに家にあるものを再度買うというミスも避けられます。

必要な食材をチェックする方法

必要な食材をチェックする方法として、まず家庭内の食品在庫を把握しましょう。食品の消費期限を確認し、期限が近いものから使うよう計画を立てます。

また、食材の消費状況を家族で共有し、重複して購入しないようにすることも大切です。スマートフォンのアプリを活用して在庫管理をすることも効果的です。

賞味期限と消費期限の違いを理解して廃棄物を減らす

食品の表示を確認している人

期限に関する消費者庁のガイドライン

期限に関する消費者庁のガイドラインでは、賞味期限と消費期限の違いが明確に定義されています。

賞味期限は、製造業者が品質を保証する期間であり、期限が過ぎても食べられる場合があります。

一方、消費期限は、食品が安全に食べられる最後の日を示しており、期限を過ぎると健康被害が生じる可能性があります。

これらの違いを理解し、適切な判断を行うことで、食品廃棄物を減らすことができます。

食品廃棄物を減らすための工夫

食品廃棄物を減らすための工夫として、まずは期限が近い食材から消費することが大切です。
賞味期限が過ぎた食品でも、容器や食品の状態を確認し、異常がなければ食べることができます。ただし、消費期限が過ぎた食品は、安全性が確保できないため、廃棄することが推奨されます。

食品を上手に保存するためのポイント

食材ごとに保存

冷蔵庫の整理整頓と温度管理

冷蔵庫の整理整頓と温度管理は、食材の鮮度を維持するために重要です。
冷蔵庫内の温度は、一般的に1℃から5℃が適切とされています。

また、食材ごとに適した保存場所が異なるため、それに従って整理することが望ましいです。たとえば、野菜は湿度が高い野菜室、肉や魚は冷蔵庫の冷たい部分で保存すると、鮮度が長持ちします。

野菜の冷蔵保存法

野菜の冷蔵保存法では、生鮮野菜は根元を水に浸けるか、水気を含んだキッチンペーパーで包んで保存すると、鮮度が保たれます。

また、カットした野菜はビニール袋に入れ、空気を抜いてから冷蔵庫で保管することで、乾燥や鮮度低下を防ぐことができます。

野菜を腐らせないアイデアいろいろ

根菜類の保存方法について

 

食材別の冷凍保存方法

食材別の冷凍保存方法では、肉や魚は小分けにしてラップに包み、空気を抜いてから保存します。これにより、冷凍や解凍時に品質が損なわれることを防ぐことができます。

また、パンやお菓子は解凍後の食感を考慮して、一度に食べきれる量を個別にラップして冷凍すると便利です。適切な冷凍保存方法を実践することで、食品の品質を維持し、食料廃棄を抑えることができます。

食材ごとの適切な保存方法で品質維持

容器に入った食材

野菜の水分と保存

野菜の保存では、野菜の鮮度を長持ちさせるために水分を適切に管理することが重要です。
例えば、葉物野菜は水洗い後、水気をよく切ってからキッチンペーパーで包むことで、湿気を適度に保ちつつ水分過多による腐敗を防げます。

また、根菜類は土を落とした後、新聞紙に包んで風通しの良い場所に保管すると、乾燥しすぎず品質が維持されます。

容器を活用した食材の鮮度保持

密封性の高い容器やビニール袋を利用することで、食材が乾燥したり、冷蔵庫内の臭いが移ったりするのを防ぎます。

特に、カットフルーツや調理済みの食材は、空気に触れることが鮮度低下の原因となるため、密閉容器で保存することが望ましいです。

調理済み食品の正しい保存法

調理済み食品の正しい保存法では、食中毒のリスクを減らすために、調理後はできるだけ早く冷まし、冷蔵庫で保存することが重要です。

また、調理済み食品は、1回に食べきれる量を一つの容器に入れ、3日以内に消費することが望ましいとされています。これにより、食品の鮮度を維持し、食料廃棄を抑えることができます。

食材を無駄なく活用するアイディア

チャーハン

食べ残しの再利用レシピ

食べ残しの再利用レシピでは、冷蔵庫に眠る食材や前日の残り物を組み合わせて新しい料理を作ることができます。
例えば、炒め物の残りをオムレツやチャーハンにすることで美味しい食事ができます。また、パスタやサラダに加えるだけで、一品増えることもあります。

世界各国の残り物活用料理

世界各国の残り物活用料理では、各国の食文化に根ざしたアイデアを取り入れたレシピです。
例えば、イタリアのパンザネッラは、古くなったパンを使って作るサラダで、フランスのパン・ペルデュは、食べ残したパンを使って作るフレンチトーストの一種です。また、日本のおかずを使ったおにぎりや、タイのカオパッドなど、世界各国の料理には残り物を活用した美味しいアイデアがたくさんあります。

食品部分ごとの活用アイデア

食品部分ごとの活用アイデアとして、通常捨てられがちな食材の一部を活用する方法があります。
例えば、野菜の皮や葉をスープやジュースにすることで栄養価を最大限に引き出す方法や、果物の皮を砂糖漬けにしてお菓子にするアイデアがあります。また、魚の骨やアンコウの肝を使った味噌汁など、捨てられがちな部位を美味しく活用するレシピもあります。

大量の食材を使ったレシピ

収穫時期に一度に多くの食材が手に入る場合の活用方法もあります。
例えば、大量のトマトを使ったトマトソースの作り置きや、果物をジャムやコンポートにして保存する方法があります。これらの方法を取り入れることで、季節の食材を無駄なく楽しむことができます。

コンポスト活用で家庭内の廃棄物を有効利用

コンポスト

コンポストの簡単な作成方法

コンポストの簡単な作成方法としては、市販のコンポスト容器を使ったり、木枠やプラスチックのビニール袋を利用したりすることができます。コンポストには、生ごみや落ち葉、草刈り残しを交互に積み重ね、空気や水分を適度に加えることで、微生物の働きを促し分解を進めます。

コンポストはじめました! 使い方は意外に簡単

初めてのコンポスト、ベランダで挑戦しました! 〜完結編〜

 

家庭菜園での有機肥料活用

家庭菜園では、自家製コンポストを有機肥料として活用ことができます。コンポストは、植物に必要な栄養素を豊富に含むため、家庭菜園での肥料として最適です。
野菜や果物の栽培にコンポストを使用することで、化学肥料に頼らずに健康的で安全な作物を育てることができます。

 

家庭からの廃棄物の削減

コンポストを利用することで家庭からの廃棄物を削減することができます。コンポストにより生ごみが土に還元されるため、家庭内のゴミの量が減り、処分コストも削減されます。さらに、環境への負荷も軽減されることから、持続可能なライフスタイルに貢献できます。


※参考資料


政府広報オンライン:今日からできる!家庭でできる食品ロス削減
消費者庁:家庭での食品ロスを減らそう

 

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この記事を書いた人

中川

環境開発学を専攻し、大学時代に訪れた北欧でエコライフに目覚めました。帰国後、国内外のエコプロジェクトに参加し、サステナブルな食文化や食品ロス削減のヒントを発信しています。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。