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今さらだけど、「サステナブル」って何?

公開日: 更新日:2024.01.05
今さらだけど、「サステナブル」って何?

「サステナブル」って聞いたことありますか?今やこの言葉は至る所で耳にしますが、具体的に何を意味するのか、どう生活に取り入れられるのかはまだまだ知られていないかもしれません。

このブログでは、サステナブルについて探り、私たちの未来にどう寄与していくのかを紐解いていきます。個人の生活から企業の取り組みまで、サステナブルはもはや選択ではなく必要な道。一緒にその核心に迫りましょう。


"サステナブル"の基本定義

サステナビリティ

サステナブルの意味解説

サステナブルという言葉は、環境、社会、経済の三つの側面をバランス良く維持し、未来の世代に十分な資源を残しつつ、現在の生活の質を向上させることを目指す考え方を表しています。この概念は、1972年の国連環境会議で提唱され、1987年のブルントラント報告で一般的に認知されるようになりました。

サステナビリティとは

「サステナビリティ(sustainability)」は、英語のサステナブル「sustainable」の名詞系であり、持続可能な状態を指します。つまり、現在の人々が資源を使用し、生活を営むことで、未来の世代の生活や可能性が制限されないような状態を作ることです。
この視点は、経済的な発展だけでなく、社会的公正、環境保全も重視し、全てがバランス良く進行する状態を目指しています。

エコロジーとサステナブル

エコロジーは、生物とその生息環境との相互関係を研究する学問であり、その視点を社会に取り入れることで自然との調和を保つことを指します。一方、サステナブルは持続可能性を意味し、自然環境だけでなく、経済や社会といった他の要素を含みます。
エコロジーはサステナブルの一部分であると言えますが、その違いは、サステナブルがより広範な視野を持つことにあります。

世界で見るエコロジーとサステナブル

世界各地でエコロジーとサステナブルに取り組む動きが広がっています。
例えば、2023年の「世界エコロジー賞」は、自然環境と調和を図る優れた取り組みに対して授与されました。また、ヨーロッパではサステナブル都市開発が進み、再生可能エネルギーの使用拡大や公平な労働環境の提供など、三つの要素を統合した都市づくりが行われています。
これらの事例は、エコロジーとサステナブルがそれぞれどのように活動に反映されるかを示しています。

サステナブルの重要性とは

地球と環境

サステナブルな未来の実現

サステナブルな未来とは、人間と自然が共存し、次世代に豊かな環境と社会を継承する未来を指します。ここでは、経済活動が自然環境を損なわず、また公平な社会が実現されることが重要となります。
これを実現するためには、再生可能エネルギーの利用、リサイクルによる資源循環、公正な労働環境の提供など、持続可能な経済活動が求められます。

地球環境とサステナブル

地球環境の保護は、サステナブルの基本的な要素です。
地球の平均気温上昇が進む現在、気候変動への対策が急務となっています。2023年のIPCC報告では、地球の平均気温が産業革命前に比べて1.2℃上昇し、これが気候変動による自然災害の頻度増加につながっていると警告しています。
サステナブルな行動により、これらの問題への対策が可能となります。

サステナブル行動の必要性

個々の行動もサステナブルを推進する重要な要素です。
生活の中でリサイクルに参加する、エネルギーの節約を行う、地元の持続可能なビジネスを支援するなど、日々の生活の中でサステナブルな行動を取ることは、全体の持続可能性へ大きく貢献します。また、投票や消費による選択は、社会全体の方向性を左右する力を持つため、個々の行動が重要な意味を持つことを認識することが求められます。

サステナブルで解決するSDGsの課題

サステナブルな取り組みは、SDGsの多くの課題を解決する鍵となります。
例えば、目標7では持続可能なエネルギーへの全員のアクセスを求めていますが、これは再生可能エネルギーの活用やエネルギー効率の改善といったサステナブルなアクションを通じて実現可能です。また、目標12は、持続可能な消費と生産を促しており、これは廃棄物の削減やリサイクルといったサステナブルなライフスタイルの採用によって達成されます。

サステナブルな生活の具体例

分別している

サステナブル生活の取り組み

サステナブルな生活を追求することは、地球環境を守るために個々人が果たせる大切な役割です。それは、食料や衣類の選択からエネルギーの使用まで、日々の生活の中での様々な決定に反映されます。
消費者は製品のパッケージに記載されている情報や、企業が公開するサステナビリティレポートを通じて、商品のサステナブル性を確認できます。消費者一人一人がサステナブルな商品を選ぶことで、社会全体の持続可能性を推進する力となります。

サステナブル生活の具体的方法

サステナブルな生活を実現する具体的な方法として、まず、エネルギーの節約があります。これは、LED照明の使用やエネルギー効率の良い家電製品の選択を通じて実現できます。
次に、公共交通機関の使用や自転車通勤、ウォーキングなどによるCO2排出量の削減も重要です。さらに、リサイクル可能な製品を選択し、ごみの出量を減らすこともサステナブルな生活の一部です。

リサイクルとサステナブル生活

リサイクルは、サステナブルな生活を追求する上で欠かせない要素です。製品のライフサイクルの最後まで考え、その後の処分方法を考慮に入れることが重要です。
資源の効率的な利用を推進し、廃棄物の生成を最小限に抑えることで、持続可能な生活を支援します。また、循環型経済の推進を通じて、経済活動全体のサステナビリティを高めることも可能になります。

企業が推進するサステナブルな取り組み

都市と地球

企業におけるSDGsとサステナブル

企業にとって、サステナブルな取り組みは、地球環境への配慮だけでなく、長期的なビジネスの成功にも直結します。国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)は、企業がその取り組みをガイドラインとして用いることが増えています。
SDGsの17の目標は、貧困や格差の解消から気候変動への対策まで、多岐にわたります。これらを追求することは、企業のリスク管理、顧客関係の強化、そしてイノベーションの推進にも貢献します。

サステナブル製品の特徴

サステナブルな製品は、その生産プロセスや使用される素材、最終的な廃棄方法に至るまで、環境への影響を最小限に抑えています。
その具体的な特徴としては、例えば製品の原材料が環境に優しく、再生可能な資源から採取されているか、製造プロセスがエネルギー効率が高く排出ガスを最小限に抑えているか、そして製品が耐久性を持っていてリサイクルが可能かなどがあります。

企業が注目するサステナビリティ

企業は、サステナビリティへの取り組みを通じて長期的な競争力を確保しています。
具体的には、資源の効率的な利用、CO2排出量の削減、従業員やコミュニティとの健全な関係性の構築などが注目されています。また、企業のサステナビリティへの取り組みは、消費者や投資家からの評価にもつながります。
グローバルな調査によると、消費者の66%は、サステナブルな製品を選ぶ傾向にあり、投資家の84%は、サステナビリティ報告を企業評価に役立てています(ニールセン調査、2018)。

サステナブルな未来を描く

持続可能

サステナブルな未来社会のビジョン

サステナブルな未来社会は、人間の活動が自然環境と調和し、持続可能な資源利用に基づいて発展していく社会を指します。このビジョンでは、自然資源の枯渇を防ぎ、生物多様性の保全を確保し、気候変動の影響を最小限に抑えるための方策が組み込まれます。
具体的には、再生可能エネルギーの大幅な普及、循環型社会の実現、地方創生といった取り組みが求められます。

地球環境を守るサステナブルな行動

地球環境を守るためのサステナブルな行動には、リサイクル、廃棄物の削減、エネルギー効率の向上などがあります。私たち一人一人が日々の生活の中でこれらの行動を取ることで、大きな環境負荷の削減につながります。
例えば、日本人一人当たりのプラスチックごみ排出量は年間約30kgと言われています。これを削減するためには、リユーザブルなショッピングバッグを使用したり、不必要な包装を避けるなどの取り組みが求められます。

資源の持続可能な利用と未来

資源の持続可能な利用は、将来の世代が同様に資源を利用できるよう、今の世代が資源を管理することを意味します。これには、過度な採取や排出を抑制し、再生可能な資源の利用を優先するなどの行動が必要です。
特に、化石燃料の代わりに太陽光や風力などの再生可能エネルギーを活用することで、CO2排出量を大幅に削減し、気候変動を抑制する未来を描くことができます。


サステナブルな生き方は、単なるトレンドではなく、未来への投資です。
環境、経済、社会の調和を目指すこの考え方は、私たち一人ひとりの行動によって形作られます。


小さな日常の選択から始め、より良い世界を築く第一歩を踏み出しましょう。

未来は今、あなたの手の中にあります。

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この記事を書いた人

中川

環境開発学を専攻し、大学時代に訪れた北欧でエコライフに目覚めました。帰国後、国内外のエコプロジェクトに参加し、サステナブルな食文化や食品ロス削減のヒントを発信しています。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。