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街で見かけるあの画面、実は「デジタルサイネージ」だった!?

公開日: 更新日:2024.05.29
街で見かけるあの画面、実は「デジタルサイネージ」だった!?

街を歩いていると、街角の大きなスクリーン、お店の前に置かれたスクリーンなどで、流れる広告を見かけたことはありませんか?
それがデジタルサイネージなんです。従来の紙やポスター広告とは異なり、動画や画像をリアルタイムで配信できるのが特徴です。

静止画、動画、インタラクティブの3種類があり、それぞれ特長を生かして街の情報を瞬時にキャッチできます。

デジタルサイネージ技術は近年急速に進化し、リアルタイムで鮮明な広告配信が可能になりました。店舗では特売情報、交通機関では路線情報、イベント会場ではインタラクティブ広告で来場者とコミュニケーション…街のあらゆる場所で活躍しています。

デジタルサイネージは、これからも進化を続け、広告の可能性を広げていくことでしょう。街を彩る最先端広告、デジタルサイネージの未来にご注目ください!


デジタルサイネージって、そもそも何?

デジタルサイネージ広告

デジタルサイネージの基本

サイネージとは、公共の場で情報を提供するための表示装置のことを指します。ポスターや手書きの看板、POPなどもサイネージです。
デジタルサイネージは、その一種であり、動的なコンテンツを表示することができるのが特徴です

基本的な概念として、デジタルサイネージは、ハードウェア(ディスプレイやメディアプレーヤー)、ソフトウェア(コンテンツ管理システム)、ネットワーク(インターネット接続)から構成されています。
これにより、遠隔地からのコンテンツ配信やスケジューリングが可能となり、効率的な運用が行えます。また、場所や時間帯、ターゲットオーディエンスに合わせて柔軟に内容を変更できるため、効果的な情報伝達手段として広く利用されています。例えば、ショッピングモールや空港、スタジアムなどで見かける広告や案内表示が、デジタルサイネージの一例です。

デジタルサイネージは、単に情報を表示するだけでなく、視聴者の興味を引くコンテンツを作成することが重要です。そのためには、以下の点に留意する必要があります。

〇視覚的に訴求力のあるコンテンツ:動画やアニメーションを活用し、視覚的に訴求力のあるコンテンツを作成。

〇簡潔で分かりやすい内容視聴者は短時間で情報を理解する必要があるため、簡潔で分かりやすい内容にする。

〇視聴者のニーズに合致した内容視聴者の属性や興味関心に合致した内容にする。


リアルタイム広告で、街の情報を瞬時にキャッチ!

リアルタイム広告とは、ユーザーの行動や状況に応じて瞬時に表示内容が変わる広告のことです。デジタルサイネージを利用すると、特定の時間帯や天候、あるいは周辺の人々の属性に基づいた広告を配信することができます。
この手法は、ターゲットユーザーにより適切な情報を提供できるため、広告の効果を最大化することが可能です。

ディスプレイ広告のエンゲージメント率は、従来の広告を大きく上回る効果が期待できます。それは消費者に対する影響力を高め、マーケティング効果を向上させる重要な手段となります。


デジタル広告のメリットはここにある!

デジタル広告は、その柔軟性と多様な表現手法により、従来の広告媒体と一線を画しています。
まず、デジタルサイネージを使用することで、動画やアニメーションを駆使したダイナミックな広告を配信できる点が大きな特徴です。これにより、視覚的なインパクトを強化し、視聴者の注意を引きやすくなります。また、リアルタイムでコンテンツを更新できるため、時事ネタやキャンペーン情報など、最新の情報を即座に反映できます。

さらに、デジタル広告はデータ分析と連携することで、ターゲットマーケティングが可能となり、広告の効果測定も容易です。実際、デジタル広告の市場は年々成長しています。市場調査によれば、2023年の日本の総広告費は7兆3,167億円に達し、その中でインターネット広告費は3兆3,330億円を占めました。これは総広告費の約45.5%に相当し、前年よりも増加しています。


街のキャンバスに変身!デジタルサイネージの3つの種類

スーパーマーケットのデジタルサイネージ広告

デジタルサイネージと言っても、実はさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解して、目的に合ったサイネージを選びましょう。

静止画サイネージ

静止画サイネージは、デジタルサイネージの中でも最も基本的な形式です。写真やイラストなどを表示する最もシンプルなタイプのデジタルサイネージです。動画制作の必要がないため、コストを抑えたい場合や、短時間で情報を伝えたい場合に適しています。

静止画サイネージの利点は、制作コストが比較的低く、コンテンツの変更も容易であることです。さらに、消費電力が少ないため、長時間にわたる運用にも適しています。市場調査によると、2023年におけるデジタルサイネージ全体のうち、静止画サイネージが占める割合は約30%となっており、そのシンプルさとコスト効率の高さが評価されています。


動画サイネージ

動画サイネージは、動きと音で訴求力をアップする、視覚的に魅力的な広告や情報を提供する手法です。静止画サイネージよりも視覚的に訴求力が高いため、商品の魅力を効果的に伝えたい場合や、視聴者の興味を引きたい場合に適しています。
動画の力を活用することで、より多くの情報を短時間で伝えることができ、視聴者の関心を引きつけやすくなります

また、4Kや8Kの高解像度ディスプレイの普及により、動画サイネージのクオリティも飛躍的に向上しています。よりリアルで臨場感のある映像を視聴者に提供することが可能になり、さらに訴求力が高まっています。

インタラクティブサイネージ

インタラクティブサイネージは、ユーザーと双方向のコミュニケーションを可能にするデジタルサイネージの一種です。タッチパネルやセンサーなどのデバイスを活用し、視聴者と双方向的にコミュニケーションを取ることができるタイプのデジタルサイネージです。従来の広告では体験できなかった、双方向のコミュニケーションを通じて、顧客との距離を縮めることができます。
インタラクティブサイネージは、通常のデジタル広告に比べてエンゲージメント率が多く向上し、ユーザーの操作データを収集・分析することで、マーケティング戦略の改善にも役立ちます。

今後は、さらに高度な機能を搭載したデジタルサイネージが登場し、より一層革新的なサービスが生まれることが期待されます。

デジタルサイネージの歩み

ネオンはデジタルサイネージの初期

サイネージの進化

サイネージの歴史は古く、古代エジプトのヒエログリフや中世ヨーロッパの看板まで、人々は様々な方法で情報を伝えてきました。そして、産業革命以降、科学技術の発展と共にサイネージも進化を遂げてきました。

〇19世紀後半:電灯の発明により、夜間でも視認できる看板が登場。
〇20世紀今後ネオンサインや電光掲示板などの技術が開発。サイネージはより華やかに。
〇21世紀:デジタル技術の発展により、静止画や動画を表示できるデジタルサイネージが登場。

調査によると、日本のデジタルサイネージの市場規模は約1,500億円に達しており、その成長は今後続くと予想されています。


デジタル広告の黎明期

デジタルサイネージの誕生は、広告業界にも大きな変革をもたらしました。
従来の紙媒体やテレビCMなどの広告では表現できなかった、リアルタイムな情報配信やインタラクティブな体験が可能になったのです。

〇2000年代:インターネットの普及と共に、デジタルサイネージの利用が拡大。
〇2010年代:スマートフォンやタブレット端末の普及により、デジタルサイネージのコンテンツがより身近に。
〇2020年代:AIやビッグデータなどの技術を活用した、高度なデジタルサイネージ広告が登場。

デジタルサイネージ広告は、ターゲティング広告やクーポン配信など、さまざまな活用方法があります。また、顧客との双方向的なコミュニケーションが可能なのも大きなメリットです。


リアルタイム技術の発展

近年、デジタルサイネージは更なる進化を遂げており、リアルタイム技術の発展が注目されています。天気や気温、イベント情報などをリアルタイムで表示することで、顧客にタイムリーな情報を提供することができます。

電車やバスの遅延情報や、周辺で開催中のイベント情報などをリアルタイムで表示することで、利用者の利便性を向上させることができます。顧客の行動データや属性情報に基づいて、最適な情報を提供することができます。

リアルタイム技術を活用したデジタルサイネージは、より顧客に寄り添った情報発信が可能になり、顧客満足度向上に貢献していくことが期待されています。

このように、デジタルサイネージはサイネージの進化、デジタル広告の黎明期、リアルタイム技術の発展という3つのキーワードによって、更なる発展が期待されています。
今後も、デジタルサイネージがどのように進化していくのか、目が離せませんね。


デジタルサイネージの活用事例

ロスゼロ|デジタルサイネージ活用

店舗でのリアルタイム広告

店舗でのリアルタイム広告は、顧客の購買意欲を高める効果的な手段として広く活用されています。
デジタルサイネージを使って、現在のプロモーション情報や限定セールなどをリアルタイムで表示することで、来店客に最新の情報を提供できます。
例えば、大手スーパーマーケットチェーンでは、特定の時間帯に合わせて特売品をリアルタイムで告知することで、売上を大幅に向上させることに成功しています。
また、センサー技術を導入することで、顧客の動きに応じてパーソナライズされた広告を表示することも可能です。

店舗でのリアルタイム広告は、静的な広告に比べて購買意欲を大幅に向上させる効果があるとされています。このように、リアルタイム広告は、店舗運営における強力なツールとして注目されています。

すでにスーパーマーケット・ドラッグストア・アパレル店・飲食店などの店舗で活用されています。


交通機関でのデジタル広告

交通機関でのデジタル広告は、スムーズな移動と快適な時間を提供する情報ナビゲーターとして注目されています。日々多くの人々が利用する公共スペースで効果的に情報を伝える手段として活用されています。

駅構内やバス停などの公共交通機関では、デジタルサイネージを活用して、路線図や乗り換え案内などをリアルタイムで表示することで、利用者に分かりやすく情報を提供することができます。また、電車やバスの遅延情報や、周辺で開催中のイベント情報などを表示することで、利用者の利便性を向上させることができます。

このように、交通機関におけるデジタルサイネージの活用は、利用者の利便性を向上させ、快適な移動空間を提供するだけでなく、観光客の誘致や、災害時の情報発信にも効果を発揮しています。


イベントでのサイネージ活用

イベントでのサイネージ活用は、来場者に対してダイナミックかつインタラクティブな情報提供を実現する手段として人気があります。

コンサートやスポーツイベントなどの大規模イベントでは、デジタルサイネージを活用して、会場案内や出演者情報などを表示することで、来場者の利便性を向上させることができます。また、ライブ映像やインタビューなどを配信することで、イベントの臨場感を高める効果も期待できます。

例えば、オリンピックでは、競技スケジュールや結果速報をリアルタイムで表示するデジタルサイネージが導入され、多くの観客に高く評価されました

さらに、インタラクティブな機能を持つサイネージを設置することで、来場者がタッチスクリーンを操作してイベント情報を検索したり、アンケートに参加したりすることができます。

このように、イベントにおけるデジタルサイネージの活用は、来場者の利便性を向上させ、イベントの臨場感を高めるだけでなく、イベントの運営を効率化し、コスト削減にも貢献しています。

デジタルサイネージは、このように様々な場所で活用されています。
今後も、デジタルサイネージの技術革新と、新たな活用事例の登場が期待されます。


デジタルサイネージの未来

デジタルサイネージ広告の未来

広告技術の進化

デジタルサイネージの広告技術は、ますます高度化し、効果的なマーケティング手法として進化を遂げています。また、AIやビッグデータの活用により、広告のターゲティング精度が飛躍的に向上しています。
これにより、特定のユーザーセグメントに対して最適なコンテンツをリアルタイムで配信することが可能となり、広告の効果を最大化します。

例えば、AIを用いた顔認識技術により、性別や年齢に応じた広告表示が実現されています。また、5Gの普及に伴い、高速かつ低遅延な通信環境が整備されることで、よりリッチなコンテンツやインタラクティブな広告が可能になります。

市場調査によると、2025年までにデジタルサイネージ市場は年間成長率10%以上で拡大し、その技術革新がさらなる市場拡大を後押しすると予測されています。

このように、広告技術の進化により、デジタルサイネージは、より精緻なターゲティングとインタラクティブな体験を提供できるようになり、広告効果の最大化に貢献していくことが期待されます。


リアルタイム対応の拡大

リアルタイム対応の拡大は、デジタルサイネージの未来において重要な役割を果たします。インターネット接続の向上とデータ分析技術の進歩により、サイネージはますます即時性のある情報を提供できるようになっています。

例えば、店舗では、天気や気温、イベント情報などをリアルタイムで表示することで、顧客にタイムリーな情報を提供することができます。また、交通機関では、電車やバスの遅延情報や、周辺で開催中のイベント情報などをリアルタイムで表示することで、利用者の利便性を向上させることができます。

リアルタイム対応のデジタルサイネージは、従来の広告に比べて視認性がよく、広告主にとっても高い投資対効果が期待できます

〇店舗:天気や気温、イベント情報などをリアルタイムで表示。顧客にタイムリーな情報を提供。
〇交通機関:電車やバスの遅延情報や、周辺で開催中のイベント情報などをリアルタイムで表示。利用者の利便性を向上。

このように、リアルタイム対応の拡大により、デジタルサイネージは、顧客に常に最新の情報とエンターテイメントを提供できるようになり、顧客満足度向上に貢献していくことが期待されます。


新たな広告の可能性

想像を超える革新的な広告体験、デジタルサイネージの未来には、新たな広告の可能性が広がっています

まず、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の技術がサイネージに組み込まれることで、視覚的に革新的な体験が提供されます。
例えば、AR技術を利用して、自宅に居ながらサイネージを通じてバーチャルな商品を試着したり、インタラクティブなコンテンツに参加したりすることが可能です。

また、スマートシティの発展に伴い、都市全体が一つの大規模なデジタルサイネージネットワークとして機能することも期待されています。これにより、公共スペースでの情報共有が一層効率化され、地域社会の活性化に寄与します。

さらに、持続可能な技術の導入により、エネルギー効率の高いデジタルサイネージが普及し、環境負荷の低減にも貢献します。

今後、こうした新技術の導入により、デジタルサイネージ市場の成長がさらに加速することが期待されます。



デジタルサイネージは、単に情報を表示するだけでなく、さまざまなコンテンツを配信することができます。動画や音楽、ゲームなどを配信することで、顧客にエンターテイメントを提供することができます。また、クーポンや割引券などを配信することで、顧客の購買意欲を高めることができます。

このように、デジタルサイネージは、広告の常識を覆す革新的な広告体験を提供していくことが期待されます。

デジタルサイネージ広告は、紙やインクなどの資源を削減し、環境負荷を低減することで、SDGsの達成に大きく貢献することができます。
さらに、省エネ設計やリサイクル素材の使用など、環境に配慮した取り組みを進めることで、より持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます



一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム







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この記事を書いた人

中川

環境開発学を専攻し、大学時代に訪れた北欧でエコライフに目覚めました。帰国後、国内外のエコプロジェクトに参加し、サステナブルな食文化や食品ロス削減のヒントを発信しています♪

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。