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ふるさと納税でエコな未来を築こう!

公開日: 更新日:2024.11.13
ふるさと納税寄付金証明書

「ふるさと納税」とは、ただの寄付にとどまらず、地域支援やSDGs(持続可能な開発目標)達成にも貢献できる仕組みです。
私たちが寄付することで、地域の復興や活性化につながり、さらに魅力的な返礼品を受け取ることができます。

ふるさと納税を通じて、私たちがどのように地球に優しく、そして豊かな社会づくりに貢献できるのか、ご紹介します。

寄付を通じて環境に優しい選択を行い、地域との絆を深めるチャンスを一緒に見つけてみませんか!


ふるさと納税の基本

寄付をするスマホの画面

ふるさと納税を始めよう

ふるさと納税は、自分の生まれ故郷や応援したい地域に寄付を行い、その地域の魅力的な特産品を受け取れる制度です

ふるさと納税の大きなメリットは、税金控除が受けられる点です。寄付金の一部が所得税や住民税から控除されるため、実質的な負担は少なくなります。また、自分が選んだ自治体の地域活性化に貢献できるという点も魅力です。

一口にふるさと納税といっても、その仕組みや手続きは少し複雑に感じるかもしれません。しかし、近年ではインターネットで簡単に手続きができるようになり、誰でも気軽に始めることができるようになりました。
まずは、ふるさと納税サイトで気になる自治体や返礼品を選び、寄付額を設定するだけで簡単に申し込むことができます。また、限度額は収入により異なるため、事前にシミュレーションで確認すると安心です。

ふるさと納税は寄付でありながら、地域活性化の支援にもつながるため、社会貢献と個人の利益を同時に実感できる制度です。


寄付金の使い道

ふるさと納税で集まった寄付金は、自治体によって使い道が異なります
多くは、地域のインフラ整備や教育、福祉など、住民の生活に直結する事業に充てられます。例えば、新しい公園の整備や、地域の伝統文化の継承、災害時の備えなど、多岐にわたります。

ふるさと納税の魅力の一つに、寄付金の使い道を自分で選べる点があります。
多くの自治体が寄付の使い道を公開しており、例えば、子どもの教育支援や防災対策、自然保護など、多様な選択肢から希望する用途に寄付を振り分けることが可能です。地域によっては特定のプロジェクトに特化した寄付先も設けているため、自分の価値観に合った支援ができます。

寄付を通じて、遠く離れた地域の課題解決に関わることで、日本全体の持続可能な発展に貢献することができます。


返礼品の選び方

ふるさと納税のもう一つの楽しみが、寄付の謝礼としてもらえる「返礼品」です。

地域の特産品や工芸品、体験型のサービスまで多種多様で、自分の趣味や興味に合わせて選ぶことができます。最近では、賞味期限が近い食品や地元の余剰農作物なども返礼品として提供されており、食品ロス削減の観点からもふるさと納税が注目されています

返礼品を選ぶ際には、以下の点に注意すると良いでしょう。
【食品の賞味期限】
食品の賞味期限を確認し、早めに消費できるものを選びましょう。
【アレルギー】
自分がアレルギーを持っている食品がないか、必ず確認しましょう。
【送料】
送料がかかる場合もあるので、商品価格と合わせて検討しましょう。

ふるさと納税サイトでは、返礼品をランキング形式で紹介している場合もあります。ランキング上位の商品は人気が高いですが、必ずしも自分に合った商品とは限りません
返礼品選びは、地域への応援の気持ちを具体的に表す一歩です。自分が選んだ品を通じて、地域の魅力や文化に触れ、応援の輪を広げていきましょう。


ふるさと納税でSDGs!環境に優しい選択

エコフレンドリーのイメージ

SDGs達成への貢献

ふるさと納税は、単に特産品をもらうだけでなく、私たちが住む地球の未来を守るための活動、つまりSDGs(持続可能な開発目標)達成の一歩を踏み出すことができる、新しい形の寄付活動です。

SDGsは、2030年までに達成すべき17の目標から構成されています。その中には「飢餓をゼロに」「持続可能な生産消費」「気候変動対策」といった内容が含まれます。
ふるさと納税を通じて、例えば、地域の伝統的な農業を支援することで「飢餓をゼロに」や「働きがいも経済成長も」といった目標に貢献できます。また、再生可能エネルギーの活用を支援する自治体への寄付は、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という目標に繋がります。

さらに、地域によっては環境保護プロジェクトに寄付が使われることもあり、自然を守り次世代に引き継ぐ一歩として貢献できます。


環境に優しい商品選び

ふるさと納税の返礼品には、環境負荷の低い製品や地産地消を意識した品が多く提供されています。ふるさと納税の返礼品を選ぶ際には、ただ美味しい、珍しいというだけでなく、環境への負荷が少ない商品を選ぶことも意識してみましょう。

地元で生産された野菜や加工食品は、輸送によるCO2排出が少なく、環境に優しい選択と言えます。また、賞味期限の近い食品や規格外の農産物を返礼品に活用する取り組みも増えており、食品ロスの削減にもつながります。

返礼品選びの際には、こうしたエコな視点を意識することで、日常生活の中で環境保護への小さなアクションを増やすことができます。


地域の活性化を支援

ふるさと納税は、地域経済の活性化にも大きな効果をもたらします。
寄付によって地元産業や観光業が支えられ、結果として雇用創出や地域振興が進みます。さらに、自治体が返礼品として地域資源を生かした商品を提供することで、他地域の人々がその魅力に触れる機会も増えます。

例えば、過疎化が進む地域では、ふるさと納税によって集まった資金を地域産業の振興や観光資源の開発に活用することで、地域の活性化を図ることができます。また、伝統工芸品や地域の特産品を購入することで、地域の雇用創出にも貢献できます。

こうして地域への注目が高まることで、地元への観光客が増加したり、移住を希望する人が現れることもあります。

私たちが選ぶ返礼品一つ一つが、地域の経済を支え、豊かな地域社会を築くことにつながります。ふるさと納税は、地域の未来を支える一つの手段として、誰でも参加できる地域支援なのです。


お得に食べよう!訳あり食品で応援

変形した野菜

訳あり商品の魅力と品質

訳あり」と聞くと、何か不具合があるのでは?と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、訳あり商品とは、見た目の傷や規格外といった理由で一般市場では正規品として扱われない商品を指し、味や品質には大きな違いがないことがほとんどです。

例えば、少し形が不揃いの野菜や賞味期限が近い食品がその代表です。通常価格より安く購入できるため、家計に優しいだけでなく、廃棄物削減にも役立ちます。こうした訳あり商品は品質に問題がないことが多く、食材を無駄なく使い切りたい方にとって理想的な選択肢です。

こうした訳あり品を選ぶことで、食品ロス削減に貢献できるという点で、大きなメリットがあると言えるでしょう。


地域支援につながる選択

訳あり食品を購入することは、食品ロスを減らすだけでなく、地域の生産者や事業者を支える手助けにもなります
農家の方々は、丹精込めて育てた作物を少しでも無駄にしたくないと考えています。しかし、市場に出回るには厳しい基準があり、規格外品は廃棄されてしまうことも少なくありません。

ふるさと納税を通じて、こうした規格外品を消費者が直接購入することで、生産者は余剰在庫を抱える負担が軽減され、生産者の収入の安定化に貢献できます。

また、地域によっては、災害や自然災害の影響で、農作物が大量に余ってしまうことがあります。こうした状況下で、訳あり品を購入することは、地域経済の活性化にもつながるのです。

特に、ふるさと納税を通じてこうした食品を選ぶことで、地元の農家やメーカーが抱える課題に対して具体的なサポートができます。
地域経済の活性化にも寄与し、持続可能な社会の構築に貢献できるのです。


廃棄を減らす購入法

訳あり品を購入する際には、いくつかの点に注意すると、より効果的に食品ロス削減に貢献できます。

【賞味期限を確認する】
訳あり品は、賞味期限が短いものが多くあります。購入する際は、必ず賞味期限を確認し、早めに消費できるものを選びましょう。
【冷凍保存を活用する】
肉や魚などの生鮮食品は、冷凍保存することで長持ちさせることができます。【無駄なく使い切る】
訳あり品は、形が不揃いだったり、大きさがまちまちだったりするため、調理方法を工夫する必要があります。レシピサイトなどを参考に、さまざまな料理に挑戦してみましょう。

ふるさと納税の返礼品として訳あり食品を選ぶ際も、事前に保存方法や消費ペースを確認することで、効率的な利用が可能です。こうした工夫が、日常生活での食品廃棄を減らす鍵となります。


どうなる?ふるさと納税

SDGs12のイメージ

ふるさと納税の現状と課題

ふるさと納税は、地方創生の一環として導入され、今や多くの国民に利用される制度となりました。寄付を通じて、自身が応援したい地域の活性化に貢献できる、自治体にとって財源確保や地元産業の振興に役立つという点で、大きな支持を集めています。

しかし、その一方で、いくつかの課題も浮かび上がっています。

【返礼品競争の過熱】
寄付額に見合わない豪華な返礼品を提供する自治体が増え、制度の趣旨である地域貢献というよりも、返礼品目当ての寄付が増える傾向が見られます。
【制度の複雑さ】
寄付の手続きや控除に関するルールが複雑で、納税者が利用しにくいという声も聞かれます。
【地方財政への依存】
一部の自治体では、ふるさと納税に過度に依存し、財政状況が悪化している場合もあります。
【公平性の問題】
納税額に応じて控除額が異なるため、富裕層ほど大きな節税効果を得られるという指摘もあります。

これらの課題に対して、政府は返礼品の規制を強化したり、制度を簡素化したりするなどの対策を進めています。しかし、制度のあり方については、今後も議論が続くと考えられます。


ふるさと納税とSDGs

近年、SDGs(持続可能な開発目標)が注目を集めています。ふるさと納税は、今後ますますSDGsの観点からも注目されるでしょう。特にSDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に関連し、持続可能な地域振興の手段として活用されることが期待されています。

【持続可能な返礼品】
自治体がエコや地産地消、食品ロス削減を意識した返礼品を提供することで、寄付者は環境に優しい選択をしながら地域支援が可能です。
【地域産業の振興】
地元の特産品を返礼品として提供することで、地域の産業を活性化し、雇用創出に繋がります。
【環境保全】
環境に配慮した製品や体験を提供することで、環境問題の解決に貢献できます。
【地域コミュニティの活性化】
地域住民との交流を促進するようなプログラムを提供することで、地域コミュニティの活性化に繋がります。

ふるさと納税を通じて、これらの目標を達成するための取り組みを支援することは、持続可能な社会の実現に貢献することになります。


これからのふるさと納税

これからのふるさと納税は、単なる返礼品をもらうための制度ではなく、地域と寄付者が共に未来を創っていくためのプラットフォームへと進化していくことが期待されます。

【多様な寄付の形】
物品だけでなく、体験型の寄付や、特定の事業への寄付など、多様な寄付の形が広がることが予想されます。
【地域と寄付者の共創】
地域住民との交流を深め、共に地域づくりに参加できるような仕組みが構築されることが期待されます。
【透明性の向上】
寄付金の使途が明確になり、寄付者が安心して寄付できるような仕組みが求められます。

ふるさと納税は、制度の課題を克服し、SDGsの達成に貢献することで、より持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。



ふるさと納税は、地域支援と環境保護を両立させる素晴らしい手段です。あなたの寄付が地域の活性化やSDGs達成につながり、さらには食品ロス削減にも寄与します。

ぜひ、この機会に自分自身の選択を見直し、エコな未来を共に築いていきましょう。小さな一歩が大きな変化を生むことを信じて、次の寄付先を考えてみてください。









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この記事を書いた人

菱本

京都府出身。食べることが趣味で、とにかくもったいないものをほっとけない性格。笑顔が大好き。世界中に一人でも多く笑顔になる人が増えてほしい!と願い、まずは自分自身が明るく元気に頑張っています!

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。