2025年大阪・関西万博で「いのち輝く未来社会のデザイン」を体験しませんか?
鉄道やシャトルバスなどのエコな移動手段から、マイグッズの活用、そして万博会場で体験できるSDGsに繋がる取り組みまで、「ぜんぶのいのちと、ワクワクする未来へ。」エコフレンドリーな楽しみ方を徹底解説!
ちょっとした工夫で、万博がもっとサステナブルでワクワクする体験に変わります。
さあ、地球に優しい万博へ出かけましょう!
エコな交通手段で万博へ

メインは鉄道
万博会場へのアクセスは、予約不要の大阪メトロ(大阪市営地下鉄)中央線がメインとなります。
大阪メトロ中央線は、大阪の中心部を東西に走る路線で、近鉄けいはんな線との直通列車もあります。万博会場の最寄り駅である夢洲駅が折り返し駅となっており、東ゲートのすぐ近くに地上への出入り口があるため、スムーズに会場へ向かうことができます。
万博期間中は、電車の運行間隔が短縮され、混雑緩和も計画されています。さらに、特別なデザインの電車が走ることもあり、通常の観光とは一味違った楽しみ方ができます。
シャトルバスで楽々万博
関西の主要駅から会場へは、直通のシャトルバスが運行され、西ゲート前の夢洲第1交通ターミナルに乗り入れます。
会場に最も近いJRゆめ咲線の桜島駅から万博会場までは、直通シャトルバスで15分程度です。
新大阪駅や大阪駅など、八つの主要なターミナル駅からシャトルバスが予定されており、一部の車両を除き完全予約制なので、ゆったりと座って、大阪の風景を楽しみながら会場へ向かうことができます。
シャトルバスのご予約には、KANSAI MaaSアプリのダウンロードが必要です。
パークアンドライド活用法
万博へのアクセスで車や二輪車を利用される方は、パークアンドライドをご利用ください。夢洲への自家用車等の乗り入れはできません。
舞洲、尼崎、堺の万博P&R(パークアンドライド)駐車場に駐車し、P&Rシャトルバスに乗り換えとなります。
万博P&R駐車場は前日までの事前予約が必要で、P&Rシャトルバスは万博P&R駐車場ご予約の方のみご乗車いただけます。
この方法は、会場周辺の交通渋滞を避けることができるだけでなく、CO2排出量の削減にも貢献します。自家用車の利便性と公共交通機関の環境負荷の低さを両立できるパークアンドライドを、賢く利用してみてはいかがでしょうか。
特に、遠方から来る方には、ストレスフリーで環境にも優しい選択肢となります。
海からのアプローチ
万博会場である夢洲は海に囲まれており、船を利用した「海からのアプローチ」が可能です。
船での来場は全体のごく一部ですが、乗船できる人数が決まっているため、込み合う心配がありません。また、道路のように渋滞の心配もありません。
大阪府内、神戸、淡路島などからのルートが予定されており、海上からの景色を楽しみながら、ゆったりと会場へ向かうことができます。
各地からの船は、夢洲北岸浮桟橋に到着。下船後に「船シャトルバス(予約不要)」に乗り換えて、 西ゲートに向かいます。
大阪市内の中之島GATEサウスピアからは、航行する際に二酸化炭素(CO2)やその他の排気ガスをほぼ排出しない水素燃料電池船「まほろば」が、夢洲へ定期運航する予定です。
究極のエコ?自転車で万博へ
大阪万博会場へのアクセス方法として、自転車はCO2排出量をゼロに抑えることができる最もエコフレンドリーな手段です。
夢洲には有料・予約制の駐輪場が整備されており、淀川リバーサイドサイクルラインから夢洲へ直接乗り入れることができます。また大和川リバーサイドサイクルラインを利用した場合は、大阪メトロコスモスクエア駅に予約不要で無料の咲州自転車駐車スペースが用意されており、大阪メトロ中央線に乗り換えることで、万博会場へ行くことができます。
自転車で来場する来場者に向けて特別なマップやルート案内も提供されており、美しい景色を楽しみながら会場に向かうことができ、訪れる楽しみを一層増加させています。
マイグッズ持参のすすめ

マイボトルで水分補給
万博会場をエコに楽しむための第一歩として、ぜひ実践していただきたいのがマイボトルの持参です。
会場内には給水スポットが複数設置され、無料で飲料水を補給することができます。お気に入りのマイボトルを持参すれば、自動販売機や売店でペットボトル飲料を購入する必要が減り、プラスチックごみの削減に大きく貢献できます。
また、公式グッズにも数種類の水筒があり、万博会場内で繰り返し使えることはもちろん、そのデザインには万博の象徴的なモチーフやロゴが施されており、訪れた日の特別な思い出を日常に持ち帰ることができます。
日本国内で年間に出荷されるペットボトルの数は、約250億本と言われています。もし万博の来場者一人ひとりがマイボトルを持参し、数回給水するだけでも、その削減効果は非常に大きなものになるでしょう。
マイボトルを持参することでエコ活動に参加し、快適に過ごすことができます。
飲食物持ち込みOK
万博会場では、酒類、瓶・缶類を除き、基本的に飲食物の持ち込みが許可されています。
万博会場での食事は、自分で持参したお弁当を楽しむことも一つの選択肢です。
会場内の飲食店では、さまざまな工夫を凝らしたメニューが提供される予定ですが、食べきれないほどの量だったり、好みに合わなかったりする可能性もゼロではありません。食べ慣れたお弁当を持参すれば、そうした心配もなく、自分のペースで食事を楽しむことができます。
また、地元の食材を使ったお弁当や、使い捨て容器を極力減らしたお弁当を選べば、さらにエコな行動になります。
会場内にはお弁当を楽しめるエリアが設けられており、環境に配慮したゴミの分別も推奨されています。
自分の好きな食べ物を持参することで、待ち時間を減らし、より多くの展示を楽しむ時間を確保できるため、効率的な万博観光が可能になります。
マイバッグでスマート&エコ
万博会場でお土産を購入する際や、何かと荷物が増える場面で活躍するのがマイバッグです。
会場内のショップでは、万博オリジナルの素敵なグッズが多数販売されると思いますが、原則、レジ袋の配布は禁止とされており、会場内の多くの店舗では、商品購入時に持参したバッグを使用することを奨励しています。
お気に入りのマイバッグをいくつか用意しておけば、万博だけでなく、普段の買い物でもエコなライフスタイルを実践することができます。デザイン性の高いマイバッグを選べば、ファッションアイテムとしても楽しめます。
もちろん、公式グッズとしてエコバッグも販売されているので、そのままお土産を入れて持って帰ることもできます。
ぜひ、マイバッグを持参して、スマートでエコな万博体験を実現してください。
地球に優しい万博の楽しみ方

エコ参加の心得
地球に優しい万博を楽しむためには、ちょっとした心がけが大切です。
まず、会場までの移動手段を見直してみましょう。公共交通機関を積極的に利用することで、一人当たりの二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。自家用車から電車やバスに乗り換えるだけで、CO2排出量を減らすことができます。
会場内の飲食店では、メニューの量や内容をよく確認し、ご自身の食べられる量を考慮して注文しましょう。「もったいない」という気持ちを大切に、無理のない量を心がけてください。
もし食べきれないと感じたら、お店の方に相談してみるのも一つの方法です(持ち帰りが可能な場合もありますが、食品衛生上のルールに従いましょう)。
会場内でのリサイクルに積極的に参加しましょう。
会場内には分別可能なゴミ箱が設置される予定です。分別された資源は、新たな製品へと生まれ変わる可能性があります。適切に分別されたプラスチックは、リサイクル率を向上させる上で非常に重要です。
ただし、基本的に持ち込んだ飲食物によるごみは、持ち帰りましょう。
さらに、節水を意識することも大切です。手洗いや給水機の利用時など、水の出しすぎに注意するだけでも、貴重な水資源を守ることにつながります。
また可能な限りマップやパンフレットはデジタル版を利用し、不要な紙の消費を避けましょう。
万博会場では、SDGsの観点から会場内での紙の地図の無料配布は原則として行わない方針です。印刷物は公式ウェブサイトからのダウンロードし、自身で用意しましょう。
これらの小さな行動が、総合的に環境への影響を大きく減少させることができます。
グリーンチャレンジでエコ活チェック
「EXPOグリーンチャレンジ」は、大阪・関西万博を通じて、個人の行動変容を促し脱炭素社会の実現を目指すプロジェクトです。
専用アプリを使って、9つのチャレンジメニューが提供され、参加者は日々の脱炭素行動でポイントを貯めることができます。貯まったポイントは景品抽選に応募可能で、楽しみながら持続可能な社会への貢献が促されます。
ゲーム感覚で取り組める仕組みを通じて、万博全体のサステナビリティ向上に貢献し、また、日常生活においても持続可能な行動を促すきっかけとなることが期待されています。
このプログラムを通じて、ひとり一人の小さな取り組みが、地球規模での大きな変化を生むことを実感できます。そしてこの活動は、万博終了後も継続されることで、「万博のレガシー」として社会に定着することを目指しています。
持続可能な体験
大阪・関西万博では、「持続可能な体験」を重視した展示が多数展開されます。環境に優しい素材を用いたアート作品や、太陽光などの再生可能エネルギーを動力とするアトラクションなどがその一例です。これらの展示は、来場者にサステナブルな生活の重要性を視覚的に訴えかけ、エコテクノロジーの進化を実感させてくれるでしょう。
また、会場内には、再生可能エネルギーを活用した施設の見学ツアーや、地元の旬な食材を堪能できるレストラン、フェアトレード商品を扱うショップなども設けられ、地球に優しい選択肢を体験できます。
これらの体験を通じて、私たちは日々の暮らしの中で何ができるのか、そして未来の世代のために何をすべきかを深く考えるきっかけを与えられるのではないでしょうか。
環境教育のワークショップ
万博会場では、子どもから大人まで幅広い世代が参加できる環境教育ワークショップが多数予定されています。これらのワークショップは、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにしたクラフト作りや、環境問題解決のためのアイデア創出セッションなど、体験を通して環境について深く学べる機会を提供します。
参加者は、リサイクルや自然エネルギーの活用、食品ロス削減など、具体的な行動を学びながら楽しむことができます。これにより、実践的な学びを通じて、環境保護の重要性を肌で感じ、日々の生活に取り入れられる具体的な知識や行動のヒントを得られるでしょう。
持続可能な社会の構築には、一人ひとりの環境意識の向上が不可欠です。万博の環境教育ワークショップは、知識を深めるだけでなく、参加者自身の意識を高め、より良い未来を築くための第一歩となるはずです。ぜひ積極的に参加して、地球の未来について一緒に考え、行動するきっかけを掴んでみませんか。
楽しみながら学べるワークショップは、きっと忘れられない万博の思い出となるでしょう。
大阪万博エコフレンドリーガイド

エコフレンドリー施設紹介
大阪万博の会場では、環境への配慮が行き届いたエコフレンドリーな施設が多数設置されています。
これには、自然光を最大限に活用した設計、雨水を再利用するシステム、地元産材料を使用した建築などが含まれます。例えば、太陽光発電システムや雨水利用システムを備えたパビリオンが、エネルギー効率の良さとCO2排出量の削減に貢献しています。
さらに、リサイクル材料から作られた「みらいのゴミ箱」が会場内に設置されています。これは使用済みのプラスチック容器を原材料に再利用する取り組みで、廃棄されるプラスチックを資源として捉え直し、新たな価値を生み出す「循環型経済」を体現するものです。
これらの施設とシステムは、訪れる人々に持続可能な建築と環境配慮の重要性を示し、未来の都市デザインのモデルを提供しています。
万博会場を訪れた際は、これらの先進的なエコフレンドリー施設をぜひ体験し、持続可能な社会の実現に向けたアイデアを体感してください。
サステナブルな展示内容
万博では、持続可能な技術やアイデアが豊富に展示されており、再生可能エネルギーの利用、バイオプラスチックの活用、持続可能な食品生産技術などが紹介されています。
これらの展示は未来のエコフレンドリーな生活を提案し、具体的なデモンストレーションを通じてその技術が現在及び未来の社会に与える影響を浮き彫りにしています。
また、各パビリオンでは、資源の循環利用や再生可能エネルギーを活用した生活、新しい農業技術など、持続可能な社会の実現に向けた最先端の取り組みが展開され、これらの知識と体験が来場者に持続可能なライフスタイルへの転換を促しています。
これらの展示内容は、環境と経済成長の両立を目指すグローバルな動きと連動し、地球の未来を拓くイノベーションの可能性を示しています。
SDGsへの取り組み
大阪万博では、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みが積極的に行われています。
会場内では、エネルギー、資源、食料など多岐にわたる分野でSDGsの目標達成を目指すプロジェクトが展開され、食品ロス削減や多様性を尊重するデザインの導入など、具体的な取り組みが紹介されています。
特に、地域社会との連携を強化するプロジェクトや、SDGsの各目標をテーマにしたワークショップ、セミナー、シンポジウムなどが多数予定されており、来場者はSDGsの重要性を多角的に理解し、具体的な行動へのヒントを得ることができます。インクルーシブなデザインを採用した会場設計や、多様性を尊重する展示内容も、誰一人取り残さないというSDGsの理念を体現するものです。
これらのプロジェクトは来場者にSDGsの重要性を伝え、具体的な行動を促すとともに、私たち一人ひとりが持続可能な未来を創造する一員であることを実感させます。万博を通じて、SDGsについての理解を深め、より良い社会実現への一歩を踏み出す機会となるでしょう。
大阪・関西万博では、最新の技術やアイデアに触れるだけでなく、私たちの行動一つひとつが未来を創る力になることを実感できるはずです。エコフレンドリーな過ごし方を実践することで、地球と共生する喜びを感じ、持続可能な社会への希望がきっと芽生えるでしょう。
「ぜんぶのいのち」が輝く未来へ向けて、あなたも万博で新たな一歩を踏み出してみませんか?
きっと忘れられない体験が待っています。
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