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アップサイクル品の開発責任者が、このブログを綴る「りゆう」

公開日: 更新日:2026.01.15
赤文字のRe:You りゆうの文字と黒文字Upcycleが縦に並んでいる

 

こんにちは。ロスゼロ代表の文美月(ブン)です。

ロスゼロのアップサイクルブランド「Re:You(りゆう)」では、“捨てるか、活かすか”という分かれ道に立った食材たちを、もう一度「選ばれる存在」にするものづくりに向き合っています。
今回は、その「Re:You(りゆう)」の開発責任者として、「Re:You」開発の裏側や、なぜこの商品が生まれたのか、どんな想いで届けているのかを、少し長めに綴ってみることにしました。

お時間のあるときに、コーヒー片手にでも気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

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アップサイクルとは、余ってしまったものに新たな命を吹き込み、価値を「アップ」させて生まれ変わらせること。
「リ」サイクルの意味を超えて、世界中で使われるようになってきた言葉です。

代表的なロスゼロのアップサイクル品は二種類あります!

 

気仙沼みなといちごチョコレート

ロゴ等と開発関係者たち

 

東日本大震災からの復興を目指すいちご農家さんに出会い、微力ながら応援させていただきたいという想いを込めてつくったのが「Re:You 気仙沼みなといちご」。

農家さんが手間暇かけて育てたいちごの中には、どうしても形が大きすぎたり、小さすぎたりする「規格外」が出てしまいます。
これらは正規品と同じ美味しさなのに、市場には出にくいという課題がありました

これを正規の価格で購入させていただき、いい商品に作り変えられないかということで立ち上がったのがこのチーム。
気仙沼のいちご農家さん
復興支援をされているNPOの方々
地元で生まれ育ったデザイナーさん
ご縁をつないでくださったのが、地域活性を行うJTBさん
そして、神戸のチョコレート工房さん
ロスゼロの前川と私です。

私たちは、いちごの不揃いなカタチをみて
「そのまま活かしたほうが可愛いんじゃない?」
ということで、フリーズドライに。

チョコとあわせ、断面が見えるキューブ型にカットすることで、見た目にも可愛らしいスイーツへと生まれ変わらせました

合わせるチョコも、まだ使われることのなかったもの。
「未利用のチョコ」と「規格外のいちご」が出会い、一つひとつ丁寧に手作業で作った商品です

キューブ型のみなといちご

 

瓶のラベルデザインは気仙沼の波をイメージ
手元に届いた方が、震災から歩み続ける気仙沼に想いを馳せていただけるようなデザインにしました。

 

再生あられ、三角りゆう

ロゴと開発者たち

 

もう一つ、ぜひ知っていただきたいのが職人の想いが形になった、「Re:You 再生あられ」です。

これは、あられを製造する際に出てしまう余剰生地を活かしたい、という想いから誕生しました。

究極にロスが出ない型は、三角形ではないか、と。

この「再生あられ」、大阪であられを作っておられる企業さまとのコラボで生まれました。

この特徴的な三角形のカタチ。
動画の再生ボタンにも似ているし、本当に再生させたものなので、再生あられと名付けました

大阪の企業同士だからか、シャレが好きです(笑)

サクッとした食感を楽しみながら、作り手の優しさを感じてみてください。

 

Re:You(りゆう)に込めた想い

環境の3Rといえば、
Reduce(減らす)
Reuse(繰り返し使う)
Recycle(再資源化する)の三つ。

私たちのアップサイクル品には
Rethink(再考する)
日本語の理由(Reason)もプラス。

「もう一度、わたしたちの価値観を見直していこう」
「おいしい」のその先に「食べる理由がある」一品になりますように

そんな願いを込めて、Re:You をあなた(You)へお届けします。

 

強調したいこと!

いろいろ書いていますが、ものすご~くシンプルに強調したいことがあります。

ロスゼロのアップサイクル品は、なにより「おいしい!」んです(笑)。
安心・安全・そしておいしい!

そうでなければ...作っても、誰にも食べてもらえず、余って、結局ロスになる。(その本末転倒は避けたい)
ということで、安心・安全・めちゃめちゃ美味しい!デス。

 

ブンのあとがき アップサイクルに隠された苦労

あとがきっぽくないのですが、もう少しお付き合いを。

ロスゼロのアップサイクル品、「安い!」とはまだ正直言いきれないけど、「高くない」価格で踏ん張っています
高すぎると..せっかく作ったのに誰にも食べてもらえず、余って、結局ロスになる!(そんな本末転倒は避けたい、その2)

「捨てるものを使って作るなら、売るのもただ同然では?」という誤解が世の中にはあるのですが、
~~~~~~~~~~
捨てるかもしれないものを
輸送コストをかけて運び
人件費をかけて
製品に加工して
パッケージを作って
販路を開いて
お客様にお得な価格でお届けする
~~~~~~~~~~
これが本当に大変です。
アップサイクルは赤字になる企業が多いです。

でもここで諦めたら
「アップサイクルは高くつくから、やらない」
「もったいないのはわかっているけど、捨てる」
そんな風潮がこれからも世界に蔓延します。

効率を追い求めることで、究極まで価格を下げて戦うことに慣れすぎた社会では、「余ったら捨てる」ことがどれだけ安くつき、どれほど楽か。
誰が悪いとかいう問題ではなく、どちらかというと経済システムの問題。

アップサイクルの「りゆう」イメージ

 

ロスゼロの場合、まだまだ小さなあゆみですが、
わたしたちのネットワークと
関わった方々の思いと
協力者からいただく数多くの工夫で(秘訣は全部かけないですが)
なんとか、持続可能な商品づくりにこぎつけています!

ロスゼロが必死ながらもビジネスとして成り立たせているということで、
首相官邸や自治体で取り上げて(食べて)くださったり
復興庁から賞をいただけたり
万博に出る機会を頂戴したり
企業の社内おやつにしていただけたり
メディアにも取り上げていただいています。

ありがとうございます!

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ぜひ、みなさまの一口が次の社会を作ることにつながれば、と願っています。
ロスゼロの暑苦しい想いが少しでも伝われば、すごく嬉しいです!

 

 

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この記事を書いた人

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は長風呂。