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サク・とろ・じゅわ!割れマカロンで極上シリアル

公開日: 更新日:2026.03.01
箱に綺麗に並んだカラフルなマカロン

お店に並ぶマカロンは、いつもきれいで、完璧な形をしています。ころんと丸くて、カラフルで、見ているだけで気分が上がりますよね。

でもその裏側で、ほんの少しのひびや欠けが理由で、行き場をなくしてしまうマカロンがあることをご存じでしょうか。
味は同じ。おいしさも変わらない。それでも「形」が理由で、主役になれないことがあるのです。

今回はちょっと訳ありの「割れマカロン」を使って、もっとおいしく、もっと手軽に楽しむアイデアをご紹介します。
見た目は少し不揃いでも、味は間違いなく一流。 そんな「割れマカロン」だからこそできる、最高にワクワクするおやつタイムをのぞいてみませんか?


マカロンとマカロンシリアル

綺麗に並んだカラフルなマカロンシェル

マカロン」といえば、ころんと丸くて、カラフルで、見ているだけで少し気分が上がる、フランスを代表するおしゃれなスイーツです。自分へのごほうびや、贈り物として選ばれることも多いですよね。

でも最近、SNSを中心に「マカロンシリアル」という新しい食べ方が注目を集めているのをご存知ですか?


ミニマカロンはいつ頃誕生した?

マカロン自体の歴史はとても古いのですが、指先でつまめるほどの「ミニマカロン」が注目され始めたのは、2020年頃。韓国のカフェから火がついたと言われています。

大きなマカロンを1個食べるのもいいけれど、小さなマカロンをたくさん並べたほうが可愛い!」という発想から、ギフトやビュッフェ文化、写真映えするスイーツの流行とともに、ここ10〜20年ほどで一気に身近な存在になったと言われています。

小さいというだけで、かわいさも、手に取りやすさも、ぐっと増しますよね。


シリアル用ミニマカロンとミニマカロンの違い

シリアル用ミニマカロンは小さいからといって、ただサイズが縮んだだけ、というわけではありません。

一般的なミニマカロンは、中にしっとりしたクリーム(ガナッシュ)が挟まっていて、「外はサクッ、中はしっとり」というコントラストを楽しみます。 対して、シリアルに使われるミニマカロンは、実は「マカロンシェル(またはコック)」と呼ばれる生地そのもの。クリームを挟まずに生地だけで作られることが多く、より「サクサク感」に特化した、焼き菓子に近い存在なんです。

しかし、ミニマカロンもマカロンシェルもアーモンドや砂糖、卵白を使い、繊細な工程を経て作られる点は同じです。
むしろ、ミニマカロンもマカロンシェルも、小さい分だけ形をきれいに仕上げるのは難しいとも言われます。だからこそ、あのころんと整った見た目は、職人さんの技術の結晶でもあるのです。


マカロンシリアルとは

マカロンシリアルは、その名の通り、マカロンシェルをシリアルのように楽しむ食べ方。牛乳をかけたり、ヨーグルトに混ぜたり、スプーンでぱくぱく食べられる手軽さが魅力です。

「マカロンを牛乳に浸しちゃうの!?」と驚かれるかもしれませんが、これが意外なほど合うんです。牛乳の水分でマカロンが少し柔らかくなり、シュワッと溶けるような新しい食感が楽しめます。

SNSなどで話題になり、「かわいい!」「一度やってみたい!」と注目されました。
特別なお菓子だったマカロンが、ぐっと日常に近づいた瞬間です。


割れマカロンの現状

きれいで、丸くて、つるんとした見た目。マカロンの魅力のひとつは、この「完成された形」にあります。

見た目が可愛くて華やかなマカロンですが、実はスイーツ界でもトップクラスに作るのが難しい「デリケートな存在」であることをご存知でしょうか?

マカロンは、その日の気温や湿度、オーブンのわずかな温度変化にとても敏感です。プロのパティシエが細心の注意を払って焼いても、表面が少しひび割れてしまったり、形が少し歪んでしまったりするものが、どうしても数パーセントの確率で生まれてしまいます。
さらに、輸送の途中で割れてしまう場合もあります。どれだけ丁寧に扱っていても、ゼロにするのはなかなか難しいのが現実です。

これらは「割れマカロン」と呼ばれます。 味は完璧、使っている素材も高級で、お店に並んでいるものと何ら変わりません。しかし、「完璧な形」が求められるギフト用としては、残念ながら外されてしまうのが今のスイーツ業界の現実です。

味は変わらないのに、ほんの少しのひびや欠けがあるだけで、正規品として販売できない・・・
これまでは、スタッフが試食したり、格安でひっそり販売されたりすることもありましたが、多くは「規格外」として、日の目を見ることがありませんでした。


割れマカロンでマカロンシリアル

割れマカロン

「形が不揃いなら、いっそもっと砕いてみたら?」 そんなちょっとした発想の転換から生まれたのが、割れマカロンを使ったマカロンシリアルというアイデアです。

少し欠けている、きれいに並ばない。でもそれを“残念”と思うのではなく、手軽で、かわいくて、もちろんおいしい食べ方に変えてみる。
近年の新しい発想で、「もったいない」という気持ちが、おやつタイムの「ワクワク」に変わるのです。


割れマカロンを使ったマカロンシリアルの特徴

割れていることで、こんな良いことがあります。
○一口サイズになりやすい
○牛乳やヨーグルトとなじみやすい
○食べるときに崩しやすい
○見た目がカラフルで楽しい
つまり、シリアルにぴったり

きれいに並んだマカロンとは違う、ラフで親しみやすい魅力があり、家庭のおやつとしても、ぐっと身近になります。

中でも最大のメリットは、「牛乳との馴染みの良さ」にあります。
最初から少しヒビが入っていたり、形が不揃いだったりすることで、断面から牛乳がじんわりと染み込みやすくなります。一口ごとに「サクサク」と「しっとり」が混ざり合い、普通のマカロンを食べるのとは全く違う、贅沢なスイーツ体験ができます。


割れマカロンとマカロンシェル、混ぜるとおいしい?

マカロンシェル: 小さくてコロンとした見た目の可愛さと、しっかりした歯ごたえ。
割れマカロン: 大きさがバラバラだからこそ生まれる、ランダムな食感の変化。

この二つを混ぜると、最高に美味しいです。
二つを混ぜることで、見た目のボリューム感、味のバリエーションが増すだけでなく、スプーンですくうたびに食感が変わる「飽きない一杯」が完成します。
まさに、不揃いだからこそ楽しめるおいしさです。


美味しい作り方

お家で最高の一杯を楽しむための、ちょっとしたコツを伝授します。

大きさを揃えすぎない:割れマカロンが大きい場合は、あえて手で「粗め」に砕いてください。粉々にするよりも、少し塊が残っている方がマカロンの風味を感じられます。
牛乳は「食べる直前」に:サクサク感を楽しみたい方は、食べる直前に冷たい牛乳を注いでください。
器をあらかじめ冷やしておく:ボウルを冷やしておくと、牛乳がぬるくならず、最後までシャキッとした食感でいただけます。


割れマカロンで楽しむ!マカロンシリアルのアレンジレシピ

割れマカロンのマカロンシリアル

牛乳をかけるだけでも十分おいしいマカロンシリアルですが、ちょっとした工夫でさらに豪華なデザートに早変わりします。

難しいことをしなくても、割る → 入れる & かける だけ。
これだけで、新しい楽しみ方が生まれます。


朝のエネルギーチャージに!「ご褒美ヨーグルト・ボウル」

忙しい朝こそ、甘い香りで気分を上げましょう。無糖のヨーグルトにマカロンシリアルをパラパラとトッピングするだけ!

【ポイント】
ヨーグルトの酸味とマカロンの甘さが絶妙にマッチします。
お好みでバナナやブルーベリーなど、果物を添えると、栄養バランスも彩りもアップします。さっぱりとした味わいになるので、朝ご飯にピッタリです。


おもてなしにもぴったり!「欲張りパフェ風アイス」

バニラアイスの上に、マカロンシリアルをたっぷりと乗せます。
マカロンシリアルの上に、チョコソースやココアパウダーをかけると、甘さが重なってデザート感がアップします。

【ポイント】
アイスが少し溶けてきた頃が食べごろ。マカロンのサクサク感と、溶けたアイスが絡まって、まるで高級ホテルのラウンジで食べるスイーツのような贅沢な味わいになります。
ナッツをプラスすると、食感も楽しくなり、追いマカロンでさらに食感をプラスするのもおすすめです。


ホッと一息つく午後に。「ホットショコラ・ディップ」

寒い日やリラックスしたい時には、温かいココアやホットミルクに浮かべてみてください。

【ポイント】
マカロンが熱で少しトロッと柔らかくなり、マシュマロのような食感に変化します。少しずつ崩しながら、ドリンクと一緒に「食べるホットドリンク」として楽しんでみてください。


あたたかさにとろけるひと皿。「焼き芋バターのごほうびマカロン」

ほくほくの焼き芋に、バターをひとかけ。そこへ割れマカロンシリアルを散らしてみてください。

【ポイント】
あたたかい焼き芋の熱でマカロンがほんのりやわらかくなり、外はさくっ、中はほろっとした食感が生まれます。バターの塩気が甘さを引き立て、デザートのような満足感に。
スプーンで少しずつ混ぜながら、食感の変化を楽しむのがおすすめです。


自由に楽しむことがいちばん。「こうしなければいけない」という決まりはありません

家にあるもの、好きな味、その日の気分。
組み合わせ次第で、楽しみ方は何通りにも広がります。

割れてしまったからこそ、気軽に、自由に試せる。それが割れマカロンシリアルのいいところです。



完璧な形のマカロンも素敵ですが、割れてしまったマカロンには「シリアル」という新しい楽しみ方がありました。

「形が悪いからダメ」ではなく、「この形だからこそできることはないかな?」と視点を変えてみる。
おいしい選択が、自然と食品ロスを減らすことにもつながっていきます

あなたなら、不揃いのマカロンでどんな楽しみ方を見つけますか?
ぜひ、自分だけのアレンジを見つけてみてくださいね!





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この記事を書いた人

中山

地球を愛する料理研究家であり、SDGsと食品ロスに情熱を傾けるライターです。食品ロス削減を通じて、環境保護と健康的な食生活の両立を促進し、持続可能な社会の実現を目指しています。趣味は家庭菜園。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。