2022年10月4日に大阪産業創造館にて開催された「起業スタートアップEXPO」。
ロスゼロ代表が起業を志す方へ向けて、専業主婦から2度目の起業に至るまでのストーリーをお話しさせて頂きました。
その講演録が、大阪の中小企業を応援するサイト「Bplatz」にて公開されています。
《講演録》専業主婦・二児の母が「みんなが笑顔になる」持続可能な起業を実現していくまで
実は「ロスゼロ」は当社の代表 文美月にとって、2回目の起業です。
1回目の起業
は、代表が第2児を出産してすぐの2001年でした。
自宅の一室の一台のパソコンでヘアアクセサリー専門のEC事業をはじめ、知識も経験もないまま熱意と勢いで起業しました。
有限な時間の中で、仕事と子育て以外の時間は極力省き、起業3年後には月商3,000万円を達成。
その後も順調に事業を拡大させますが、2008年にはトラブルが続き、自分自身の経営の在り方を振り返らざるを得なくなりました。
ふと社会を見回すと、その当時はSDGsという言葉はまだなかったものの、
企業の社会貢献やサステナビリティへの関心
が高まり始めた頃でした。
代表もヘアアクセサリー会社として、社会に貢献できることはないか考えるようになり、2010年より使われなくなったヘアアクセサリーの回収を始めます。
日本では使われなくなったヘアアクセサリーを東南アジアへ持っていくと、現地の女の子にとても喜ばれたことから、継続してアクセサリーを海外へお届けするように。
持続可能な形で支援ができるように
、ただの寄付ではなく、現地でアクセサリーを販売しその利益で就業支援や教育支援に使われるような仕組みづくりをしました。
誰かにとって不要なものが、他の誰かにとっての笑顔になる。
その原体験から、他に世の中で価値を活かしきれていない「もったいない」ものはないかと考えた結果、日本人にとって身近な
食品ロス問題
にたどり着きました。
その時は既にミドル・シニアと言われる年齢。
今の環境に落ち着いてもおかしくないのですが、「失敗したところを見てもらってもいい」という気持ちで
2度目の起業
を決意します。
1回目の起業で培ったECのノウハウを活かし、社会起業家として「社会貢献性」と「経済性」の2つの軸を維持し、真の社会問題解決に向けて今も奮闘しています。
いくつになってもエネルギッシュな当社の代表は社会の第一線で活躍したいと願う女性にとってロールモデルとなると思います!
ご興味のある方は、是非「Bplatz」の記事をお読みください。
《講演録》専業主婦・二児の母が「みんなが笑顔になる」持続可能な起業を実現していくまで
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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する
食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
日本に溢れる「もったいない」を
ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、
次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
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