この度、復興庁が主催する令和5年度「新しい東北」復興・創生の星顕彰を受賞したことをうけ、ロスゼロ代表、文美月が2月11日に仙台で行われた授賞式に参加しました。
気仙沼市のいちご農家で発生した規格外いちごを、未利用のチョコレートと合わせて誕生させたアップサイクル商品。農家さん、NPO、大企業とともに商品開発をし販路を広げたことが、東北の産業再興に貢献している点で評価されました。
授賞式の様子
応募総数123件の中から外部有識者による選定委員会を経て10団体が受賞。当日は土屋品子復興大臣より受賞団体に顕彰状と顕彰盾が授与されました。
土屋品子復興大臣とロスゼロ代表、文
「新しい東北」復興・創生 概要
復興庁では、「新しい東北」の創造に向けた取組について、大きな貢献をされている個人及び団体に光を当てることにより、その活動を広く情報発信するとともに、被災地内外への普及・展開を図るために平成28年度から顕彰を行っています。対象分野は2つあり、ロスゼロは分野Bの産業・生業の再生において受賞しました。
HP: https://www.newtohoku.org/kenshou/news/R5_awards.html
受賞の対象となったアップサイクル食品「Re:You気仙沼みなといちご」
ロスゼロでは食品ロス削減と地域の魅力再発見を目指し、商品化されず廃棄につながっていた未利用原材料に新しい命を吹きこむアップサイクル食品開発事業を運営しています。「食べる理由がある」という意味を込めた独自のRe:You(りゆう)シリーズで展開し、開発過程では様々なセクターの強みを活かす形で協業しています。
「Re:You気仙沼みなといちご」は、いちご農家シーサイドファーム波路上の佐藤代表(写真左上)、ロスゼロといちご農家の橋渡し役になった気仙沼まち大学運営協議会の成宮さん(中央右)、みなといちごのラベルデザインを担当した気仙沼出身・在住デザイナーの志田さん(中央左)他、多くの人の想いが重なって誕生しました。
当いちご農家では、形や大きさが不揃いで出荷することができないいちごが年間数トン発生しています。
「Re:You気仙沼みなといちご」は規格外のいちごをフリーズドライ化し、未利用で上質素材のホワイトチョコレートと合わせブロック状にすることで、いちごの形をポジティブに活かしたメッセージ性のある商品となっています。
「Re:You気仙沼みなといちご」商品ペ‐ジ
https://losszero.jp/products/reyou03_1
気仙沼市のみなさんの想い(動画)
https://youtu.be/1ZbVMzXIrA0
ロスゼロの思い、商品開発ストーリー(動画)
https://youtu.be/Y_0YL9odxdw
受賞者の大半が東北地方の団体の中、関西の企業で唯一ロスゼロが受賞をしました。今後も地域を超えた社会貢献、産業促進におけるロスゼロの活躍をご期待ください。