老舗あられメーカー「高橋製菓」様との共同開発で、ロスゼロのアップサイクルブランド 【Re:You】シリーズに初の和菓子として「あられ」が登場しました!
あられの成型工程で、型を抜いたあとに頻繁に発生していた余剰生地のロス。
なんとかこのロスを減らすことができないか、という長年の課題を解決した究極の形「三角形」のあられです。
- あられの端を余すことなく活用した「再生あられ」
- 「老舗あられメーカー「高橋製菓」様との共同開発で、ロスゼロのアップサイクルブランド Re:Youシリーズに初の和菓子としてあられが登場!「再生あられ」というネーミングで5月17日よりオンラインにて販売しております。
あられとは
あられは、もち米を原料として作られます。
明治時代の後半までは、家内工業的に製造されていましたが、現在は機械化が進み、工業化が確立されるようになりました。
全国米菓工業組合:あられが出来るまで
高橋製菓様の工場見学レポート
高橋製菓様の工場は、住宅街の中にありました。
直売所を兼ねており、地元の方だけではなく、髙橋製菓様のファンの方も買いに来られるそうです。
工場の中は皆さんお忙しそう・・・お邪魔にならないように、かつ、しっかり理解を深めて見学させていただくことにしました。
あられができるまで
まずはあられができるまで、を見学せていただきました。
あられは、粘り気の多い糯米(もち米)を用いて製造します。
なので当たり前ですが、おもちをつくところから始まります。
でも私は、あられの工場がおもちをついているなんて、想像していなかったので、納得の半面、同時に驚きもありました。
つきあがったお餅はロール状に成型され、型抜きの機械にセットされます。
ロールの端っこをカット
型抜きされた生地の余剰部分が・・・
きれいに型抜きされたあられ
オレンジ色のケースに、型から外れた余剰の生地が集められていました。
再生あられの生地はさまざまな余剰からできます。
型抜きによる余剰生地は毎月コンスタントに出るらしく、これまでは行き場がなく、泣く思いで廃棄していたそうです。
そしてこの余剰生地を集めて、再度練り直し、「三角形」に抜いたものが【Re:You】再生あられです。
練り直して、ロール状にして、型抜きの機械にセット
三角形の「再生あられ」が型抜きされました。
型抜きによる余剰生地は出てきません!
工場見学を終えて
あられは、さまざまな工程を経て作られています。さらに出来上がりは一人ひとりの目で見て検品するそうです。
皆さんお忙しい中でも、商品に愛情を持って、楽しくお仕事されているところが印象的でした。
今回、偶然の出会いにより、余剰生地を再生できることになり、髙橋代表も何かの「ご縁」だとおっしゃっていました。
とても素敵なお話だな…と思いながらきいていました。
髙橋代表の熱い想いがあって実現した再生あられ。
私も初めてのアップサイクルの参加という事でとても思い入れがある商品になっています。
その思いを受け取って、今後より一層多くの方に届けられるように販売をしようと思いました。
担当:トミタ
- アップサイクル商品 Re:You(りゆう)
- 「商品に変身できないまま」 使い切れず余ってしまった高品質な材料。 そんな「もったいない」材料にロスゼロが新たな命を吹き込んだ、オリジナルブランドが、Re:You(りゆう)です。
ロスゼロとは?
- フードロス削減、楽しい挑戦にしよう!
- 通販サイト「ロスゼロ」では、様々な理由で行先を失くした「フードロス予備軍」を、その背景やつくり手の想いと共に、たのしく届けています。