野菜ペーストとライスコロッケ
野菜ペーストとは?
野菜ペーストとは、野菜を煮詰めたりすりつぶしたりして、なめらかにしたものです。野菜ペーストは、ポタージュやおやつまで変幻自在で、ヘルシーでお手軽に野菜生活が手に入ります。(vol1.2参照)
また、作り方が簡単で汎用性が高いため、少し枯れかけている葉野菜など見た目が少し良くなくても、おいしい野菜ペーストに生まれ変わり、食品ロス削減にも繋がります。
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野菜ペーストでライスコロッケを作ってみた理由
今回は、家にある早く使わなければならない野菜や野菜の切れ端などをすべて入れて使ってみたいと考えましたが、いろいろな色の野菜を入れると、野菜ペーストの色が黒ずんでしまうのではという心配がありました。
そこで、以前から作ってみたいと思っていたライスコロッケにすれば揚げ物の表面でコーティングされるため、見た目を気にせず野菜ペーストを使えるのではないかと思い、ライスコロッケに目をつけました。
キホンの野菜ペーストの作り方
1.野菜を切る (硬い野菜は薄切りにする)
2.鍋で煮込む 塩と水を加えて中火で加熱し、煮立ったら蓋をずらして弱火で20分程蒸し煮にする (イモ類を鍋に入れる際は、焦げ付きを防ぐ為、下に玉ねぎをひく)
3.粗熱が取れたら、ミキサーで滑らかになるまで攪拌して完成 (粗熱をすぐに取りたい場合は、バットに移す)
野菜ペーストでライスコロッケ
今回の野菜ペーストの材料
今回は、大学で水菜をもらったのですが、一口食べてみるととても辛く、生では食べられなかったため、水菜をベースとして使いました。
また、冷蔵庫に少し黄色っぽくなった大根の茎があったので、それも合わせて活用しました。
【今回の材料】
・水菜 50g
・大根の茎 80g
・玉ねぎ 350g
・じゃがいも 100g(※皮をむき、水にさらして水気をきる。)
・塩 小さじ1/4
・水 大さじ3
汎用性の高いレシピ
今回の4種類目の野菜ペーストづくりの経験から、野菜ペーストは分量の正確さはあまり気にせずに美味しく作れることが分かりました!
・野菜 約500~550g
・塩 約小さじ¼
・水 約大さじ3 (※水分量の少ない芋類は水を3倍ほど多く入れる)
野菜ペーストのライスコロッケレシピ
【材料】(ピンポン玉サイズ 約8個分)
[A]
・野菜ペースト 100g
・温かいごはん 200g
・ナチュラルチーズ 20g
・塩こしょう 少々
・薄力粉、溶き卵、パン粉 各適量
・揚げ油
【手順】
1.[A]をボウルに入れて混ぜ、ピンポン玉サイズに丸める。
2.1個ずつ、薄力粉、溶き卵、パン粉の順に付け、180℃の揚げ油できつね色になるまで揚げて完成。
※油の温度は、高すぎると焦げやすいため、お気を付けください。
余りものも美味しく活用
揚げ物の残り衣で味噌汁づくり
今回、揚げる時に使った薄力粉、溶き卵、パン粉が最後に少しずつ余ってしまった為、残り衣に水加えて混ぜ、味噌汁に入れました。
お味噌汁に残り衣のお団子が入ったことで少し豪華になり、いつものお味噌汁がさらに美味しかったです。
揚げ物で衣が余った際は、食品ロス削減にもつながる為おすすめです!
残った野菜ペーストをドレッシングに活用
ポタージュなどにしても残ってしまった野菜ペーストで、爽やかでヘルシーなドレッシングを作りました。
少し野菜ペーストが余ってしまったときにおすすめです。
【材料】
・野菜ペースト 大さじ3
・お酢 大さじ1
・すりごま 大さじ1
・豆乳 大さじ2
・みそ 小さじ1
ムダなくライスコロッケづくりをしよう!
今回はライスコロッケを作ってみました。色んな野菜を使っても想像より綺麗な色の野菜ペーストになりましたが、ライスコロッケにすることで、きつね色のさらに美味しそうな見た目に生まれ変わらせることができて嬉しかったです。
食べてみると、揚げ物ですが、野菜と混ざり合っていることで、爽やかに食べる事ができました。タルタルソースやケチャップ、野菜ペーストと一緒に食べると更に美味しかったです。
これを機にライスコロッケが食べたくなった方は、ぜひ野菜ペーストと混ぜて、暑い夏にぴったりな爽やかなライスコロッケを作ってみてください!
残り衣の使い方は母にアイデアを貰ったので、母や祖母など料理や保存の経験が多い身近な人から、食品ロス削減につながるアイデアを吸収していきたいと思いました。
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