IP THRIVE とは
2025年10月5日(日)・6日(月)に大阪・関西万博会場 EXPOメッセ(WASSE)で、「IP THRIVE ~知財がひらく未来への扉~」が開催されます。これは、特許庁が主催する「明日を変える知財のチカラ ~思いを届ける、世界をよくする~」というイベントの中核をなすプログラムの一つで、INPIT(工業所有権情報・研修館)が実施します。
万博テーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」のもと、知財を活用して社会に挑む「ひとり一人」の可能性を応援する出会いと発見のプログラムです。
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開催日時
2025年 10月5日(日)13:30-17:30 IP THRIVE Academy
2025年 10月6日(月)13:30-18:30 IP THRIVE Voices
開催場所
大阪・関西万博会場 EXPOメッセ(WASSE)
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IP THRIVE Academy:未来を担う中高生・高専生による、探究×知財×創造の学びの場。
IP THRIVE Voices:社会で活躍する女性起業家・経営者たちによる、実践×知財×共感の広がる場。
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IP THRIVE Voices「キーセッション」に文美月登壇

10月6日は、「IP THRIVE Voices~実践×知財×共感の広がる場。~」が開催されます。
本イベントは、知的財産(Intellectual Property:IP)を軸に、各分野で活躍する女性経営者・起業家が集い、経営や社会課題への挑戦、そして知財を活かした実践事例を共有するプログラムです。
当社代表・文美月はオープニングの「キーセッション:知財とビジネスとデザインと。」にハヤカワ五味さんと共に登壇し、これまでの知財活用の経験や経営戦略についてお話しします。

起業初期から学んだ「知財と経営のバランス」
文が一社目として立ち上げたヘアアクセサリー事業「リトルムーン」は、現在でいうDtoC(Direct to Consumer)の先駆けともいえる存在でした。 しかし、立ち上げ当初から直面したのは、模倣や誤認、そして厳しい価格競争。EC業界では著作権を含め知財が大きな課題となることも多く、経営者として痛みを伴いながら知財の重要性を学んできました。
知財が経営戦略に及ぼす影響の大きさは、「知らなかった”では済まされない」
そう痛感した経験から、特許・実用新案・意匠・商標といった各種知財を積極的に学び、必要なものは取得してきました。時には大きな困難もありましたが、特許によって事業が守られ、現在も創業24年を迎えるまでに成長を続けています。
今回のセッションについて
本セッションでは、こうした文自身の経験をもとに、「戦略と知財のバランス」をテーマに語ります。
食品ロス削減やアップサイクル事業を展開する「ロスゼロ」の代表として、社会課題解決と知財戦略をどのように結びつけているかについてもご紹介いたします。
知財を経営戦略に活かす具体的なヒントと、女性起業家としての歩みを学べる貴重な機会です。
知財を経営戦略に取り入れたい方、サステナブルなビジネスに関心のある方、女性起業家としての挑戦を応援したい方にとっても、学びと共感に満ちた時間となるはずです。
この瞬間が、次の時代への扉となることを願っております。