「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンが始まりました
年末年始は忘年会や外食・デリバリーの機会が増える季節。
つい「頼みすぎ」「少しだけ残す」ことが起きやすく、“まだ食べられるのに捨てられてしまう”食品ロスにつながってしまいます。
こうした現状を受け、消費者庁は農林水産省・環境省と連携し、食品ロス削減の意識を高める「おいしい食べきり 全国共同キャンペーン」を推進しています。
2025年は 12月1日〜2026年1月31日 が実施期間です。
今年は、大人気キャラクター 「すみっコぐらし」 とコラボしたポスター・動画が登場。
「食べきる」「必要な量を考えて注文する」「残りそうなら持ち帰る」といった行動を、楽しくわかりやすく呼びかけています。
ポスターや動画は特設サイトからダウンロードでき、駅や街の広告としても掲出予定。
見かけたら #食べきりキャンペーン をつけてぜひSNSでもシェアしてみてください。
“もったいない” を “当たり前” に
今日からできる、小さな「食べきり」
ほんの少し「食べきり」を意識するだけで、外食やテイクアウトでの食べ残しを減らし、食材がゴミになるのを防ぐことができます。
もし多めに頼んでしまったときは、無理をせずお店に相談して持ち帰るという選択肢も大切です。
こうした小さな一歩が、確実にフードロス削減につながります。
家族や周りの人にも広げよう
私たち一人ひとりの行動は、周りの人の意識にも自然と広がります。
家族や子どもと「食べきる大切さ」を話したり、SNSで取り組みをシェアしたりすることで、“もったいない” の気持ちが日常の中に根づいていきます。
政府のキャンペーンで「捨てる前に食べきる」意識を高めつつ、賞味期限が近いなどの理由で行き場を失いそうな食品は、ロスゼロがしっかり活かす。
公的な取り組みと民間の行動が組み合わされば、食品ロスは必ず減らせます。
この季節をきっかけに、“おいしく、残さず”——食べきりを一緒に実践してみませんか?
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